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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

冬の美  ツチグリ

2013年12月28日 | きのこ

Photo

ツチグリ(クチベニタケ科)

裏山の栗林の林内に、ツチグリが顔を出していました。外皮を星状に広げ、冬枯れの景色に花が咲いたようでした。

Photo_2

近づいて見ると、内側の丸い袋の頂点には穴が空き、胞子を吹き出した後のものと思われます。

8つに裂けて外側に反り返った外皮の網目模様とその色合いの美しさに、しばし見とれました。

霜でうっすら化粧を施しているようですが、自然が作り出した造形美にほれぼれし、心がほっこりしました。

Photo_3

周りに目をうつすと、ところどころに顔を出していました。

ツチグリの星型の外皮は、湿っているときは開き、乾くと閉じる性質があり、キノコの晴雨計 とか晴天の旅行者などと言われているようです。自ら移動することができないキノコが、天気の変化を利用して効率よく胞子を飛ばす知恵に感心します。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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78才にして、初めて見ました。 (M.Terui)
2013-12-28 11:34:26
78才にして、初めて見ました。
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キノコは食する楽しみもさることながら、毒キノコ... (あやおり)
2013-12-28 15:47:49
キノコは食する楽しみもさることながら、毒キノコでもその美しさに惚れ惚れするものがたくさんありますね。

「もし自然界にキノコがなかったら・・・・・?」
有機物が分解されずに森の中はゴミの山。

キノコは、自然界における陰の主役と言ってもいいかもしれませんね。
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