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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

メロンを食べに集まった昆虫

2011年09月07日 | 生き物

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コクワガタ

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カナブン

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シロフアブ

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ジャノメチョウ

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ハエとスズメバチ

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コオロギ

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クモ、ニジュウヤホシテントウ、ハエ、カナブン

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シデムシとカブトムシ

ハウス栽培で余ったメロン苗を、路地に植えましたが、干ばつで生育が悪く、収穫をせずに放置しておきました。一週間近く家を空け、畑に行くといろんな生き物がメロンを食べにやってきていました。

畑は、台風12号による雨続きで腐りかけたメロンに頭を突っ込んで、夢中で食べている昆虫たちでにぎわい、いま生き物たちのレストランです。


土の中の生き物 №2

2011年09月01日 | 生き物

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モモブトシデムシ

光線の当たり具合で、神秘的な輝きを見せてくれます。

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ヤマトイシノミ

初めて出会った時、陸生のエビかと思いました。朽ち木と同化し、動かないとわかりにくく、羽はないので飛びませんが、ノミのように跳ねて移動します。

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ヒゲジロハサミムシ

翅はなく、触角の先と足に白い部分があり、茶褐色の艶があるハサミムシで、腐りかけたメロンにいました。

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アカバハネカクシ

翅はたたみ込み、腹が見えています。畑にいました。

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ノミバッタ

ノミのように小さな艶のあるバッタですが、ジャンプ力には驚きます。ハウスの中にたくさんいて、危険を感じると音を立てて一斉にジャンプして移動します。

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上の写真は、糸を張って獲物をとるコガネグモですが、不思議な行動を目にしました。頭を土に突っ込んでじっとしているのです。死んでいるのかと思い刺激をしたら動きだし、15㎝ほど移動して、再び同じように上部を突っ込んでじっとしていました。何をしているのでしょうか??

農作業をしながらいろんな生き物との出会いに、一喜一憂している日々です。

自然にに寄り添った暮らしを初めて、いかにこれまで人間中心の生き方をし、地球上に生息するたくさんの多様な生き物に目を向けてこなかったか思い知らされています。理論ではない現実と向き合いながら小さな生き物たちに心を寄せ、共に生きる仲間として、生き物たちから様々なことを教えられています。


土の中の生き物 №1

2011年08月31日 | 生き物

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交尾したオオヒラタシデムシ

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ゴモクムシ

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センチコガネ

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コガネムシ

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エゾカタビロオサムシ

土を耕作していると、土の中からいろんな生き物が出てきます。お日様に反射して輝く、昆虫の美しい色合いが宝石を思わせてくれる時もあります。

地面の下で生活している小さな生き者たちは、往々にして忘れられがちですが、実は生態系において大切な役割を果たしているのです。土壌動物は落ち葉や糞などの有機物を食べ、粉々にして土に返してくれる働きをし、自然界のごみを片付けてくれています。真っ暗な地面の下で、黙々と働いている小さな生き物たちの生活に、心を寄せ、農薬は避け、生息環境の保全に努めたいと思います。


「オケラ」の愛称で親しまれている地中生活者

2011年08月28日 | 生き物

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ケラ(ケラ科)

バッタ目の仲間で、土中に棲むという変わった生態をしていて、「オケラ」の愛称で親しまれている生き物です。

庭の草取りをしていて、草の根元から突然現れました。

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あわてて土中に潜もうとしました。土の中から出て来たのに汚れがついていません。(体表面に細かい毛が密生している)

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翅が伸びていませんので、幼虫かと思います。

穴を掘るのに適した前足とモグラに似た顔つきをしているようですがあいにく写真が撮れませんでした。

土中で「ジ~・・」と低い音を出して鳴き、以前はミミズの鳴き声と思われていたそうです。鳴いたり、地中を掘ったり、水の上を泳いだり、空を飛んだり、地上を歩くなど、様々な環境に対応した生き物で、餌は植物の根やミミズなどを食べています。

「手のひらを太陽に」の2番の歌詞に出てくるオケラです。

~僕らはみんな生きている~ 「かえるだ~って  オケラだ~って アメンボだ~って みんなみんな 生きているんだ 友達なんだ」    私の大好きな曲です。


沢筋で出会ったトンボ

2011年08月26日 | 生き物

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カワトンボ

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シオカラトンボ

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オニヤンマ

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ミヤマカワトンボ

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オツネントンボ

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オツネントンボ(越年トンボ)・・冬を越す。

冬は体色が茶褐色になり、同じような色の枯葉や枯れ枝につかまって冬を越す。越冬するトンボ。

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ミルンヤンマ

中型でやや細みの日本特産種。

”おもに小規模河川の上流域から源流域寄りに多く生息する黄昏活動性の強いヤンマで日中はほとんど活動することなく、薄暗い林の中で木の枝などにぶら下がり静止していることが多く、早朝や夕方に地上を低く飛びながら接触活動を行う。

未熟な個体は複眼が茶褐色であるが、成熟するにつれ鮮やかな淡緑色に変化する。幼虫から成虫になるまで3~4年を要する。” ウィキペディアより

ミルンヤンマは、初めて出会ったトンボです。お腹がくびれ、薄暗い中で黄色が目立ちオニヤンマとは違うことに気づいて急いでシャッターを切りましたが、すぐに逃げられてしまいました。複眼が茶褐色ですのでまだ未成熟のようですが嬉しい出会いでした。

小さな沢ですが、日本特産種のミルンヤンマが生息していたことからも、沢筋や山の環境整備によって、今後、多様な生き物が再生できるのではと夢を抱いています。