ヤマトシジミの交尾
ベッコウシリアゲムシ
不明
不明
シヤクガの幼虫
カノコガ
このところ雨続きの毎日ですが、犬のヤマトの散歩は欠かせません。
小降りになったタイミングを見てヤマトを山に放しました。早ければ30~40分で戻ってくるのでその間、草取りや生き物観察をしてヤマトの帰りを待ちます。
山から戻ると息を切らして私のもとに走って来て、今帰ってきたと得意顔を見せてくれます。
昨日は、1時間半経っても私のもとに姿を見せません。雨も本降りになり、外仕事はあきらめ犬小屋のそばで作業をしながらも待とうと、母屋に戻ると、なんとヤマトは山から戻ってきて、犬小屋のそばの木の切り株の上(お好みの居場所)に横たわっていました。
これまでも雨の日は早く戻って来ていましたが、顔を見せなかったのは初めてです。雨の嫌いなヤマトは、雨の中私を探すのも億劫だったのでしょう。
アオバセセリ
ベッコウハゴロモ
クモ
ヒメウラナミジャノメ
イナゴ
ウマオイ
ベニシジミ
セスジツユムシ
セスジツユムシの正面
ツマグロオオヨコバイ
ガガンボ
アワフキムシ?
ホソヘリカメムシ
アマガエル
今年は雨が少なく、川の水が不足して田んぼがひび割れしてしまいました。ここ数日、恵みの雨が降りましたが雨量は少なく渇水状態です。
雨降りの朝、エゴマの畑を覗いてみました。生き物たちが葉かげや茎で雨宿り、雨の好きなアマガエルまでエゴマの葉の上でじっとして、様子を伺っています。
香りの強いエゴマは、鹿が食べず、鹿柵ネットなしで栽培できる野菜です。背丈も1mを超え、大きな葉は昆虫たちの雨宿になっているようです。
エゴマの葉かげに、紡錘形の卵のうを見つけました。オオトリノフンダマシの卵のうです。
卵のうの近くには、親と思われるオオトリノフンダマシが餌を食べていました。
オオトリノフンダマシは、鳥の糞に擬態したクモです。
腹部の左右に大きな目の模様とその周りに、褐色の輪があり、この輪は体内の組織が透けて見えていて動くそうです。
クモに興味を持つようになったきっかけは、この擬態グモとの出会いからです。「クモは益虫」と理解していてもなぜか親しめませんでしたが、鳥の糞に擬態して敵を欺く巧みな知恵と技に驚き、興味がわいてきました。奥が深くてまだまだ勉強不足ですが、ワクワクしながら生き物との出会いを楽しんでいます。