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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

雨の日、エゴマに集まった昆虫たち№3

2011年08月25日 | 生き物

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ナガコガネグモ

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ハナアブ

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マダラガガンボ?

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不明

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カタツムリ

梅雨のような雨続きの毎日、植物にとっては恵みの雨ですが、昆虫たちは雨除けの場所で晴れ間を待っています。3日間の観察の中で、多かった昆虫はチョウとガですが、鱗粉を保護するためでしょうか。湿気の好きなカタツムリも雨を避けているようです。

Uターンして1か月目の昨年4月には、雨がたくさん降り、川があふれんばかりの水量で、水の怖さを味わいましたが、この夏の雨量は少なく、気温も低く、稲作は冷害になるのではと案じています。自然の恵みを、均等に配分していただくには、どうすればよいのでしょうか?


雨の日、エゴマに集まった昆虫たち№2

2011年08月24日 | 生き物

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ヤマトシジミの交尾

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ベッコウシリアゲムシ

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不明

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不明

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シヤクガの幼虫

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カノコガ

このところ雨続きの毎日ですが、犬のヤマトの散歩は欠かせません。

小降りになったタイミングを見てヤマトを山に放しました。早ければ30~40分で戻ってくるのでその間、草取りや生き物観察をしてヤマトの帰りを待ちます。

山から戻ると息を切らして私のもとに走って来て、今帰ってきたと得意顔を見せてくれます。

昨日は、1時間半経っても私のもとに姿を見せません。雨も本降りになり、外仕事はあきらめ犬小屋のそばで作業をしながらも待とうと、母屋に戻ると、なんとヤマトは山から戻ってきて、犬小屋のそばの木の切り株の上(お好みの居場所)に横たわっていました。

これまでも雨の日は早く戻って来ていましたが、顔を見せなかったのは初めてです。雨の嫌いなヤマトは、雨の中私を探すのも億劫だったのでしょう。


ハウスの訪問者

2011年08月23日 | 生き物

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ハネナシコロギス(成虫)

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オニベニシタバ(やが科)

前羽は地味だが、扇形のうしろ羽は鮮やかなオレンジ色の模様です。ビニールハウスの出口を探して暴れまわり羽を痛めてしまったようです。

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枝豆の葉上に、アシグロツユムシの幼虫がいました。

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カメラのシャッターの音に気づいたのか、顔を上げて睨まれました。長い後ろ足ですね。

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近くには、脱皮したと思われる抜け殻がありました。白く透き通るう美しさに一瞬目を奪われました。

クモやハチやカエル、ヒシバッタやコオロギなどはビニールハウスの住人として、毎日何やら働いていますが、時々訪れてくれる訪問者もさまざまで、私の目を楽しませてくれています。


雨の日、エゴマに集まった昆虫たち№1

2011年08月21日 | 生き物

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アオバセセリ

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ベッコウハゴロモ

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クモ

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ヒメウラナミジャノメ

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イナゴ

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ウマオイ

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ベニシジミ

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セスジツユムシ

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セスジツユムシの正面

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ツマグロオオヨコバイ

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ガガンボ

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アワフキムシ?

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ホソヘリカメムシ

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アマガエル

今年は雨が少なく、川の水が不足して田んぼがひび割れしてしまいました。ここ数日、恵みの雨が降りましたが雨量は少なく渇水状態です。

雨降りの朝、エゴマの畑を覗いてみました。生き物たちが葉かげや茎で雨宿り、雨の好きなアマガエルまでエゴマの葉の上でじっとして、様子を伺っています。

香りの強いエゴマは、鹿が食べず、鹿柵ネットなしで栽培できる野菜です。背丈も1mを超え、大きな葉は昆虫たちの雨宿になっているようです。


オオトリノフンダマシ(クモ)

2011年08月19日 | 生き物

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エゴマの葉かげに、紡錘形の卵のうを見つけました。オオトリノフンダマシの卵のうです。

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卵のうの近くには、親と思われるオオトリノフンダマシが餌を食べていました。

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オオトリノフンダマシは、鳥の糞に擬態したクモです。

腹部の左右に大きな目の模様とその周りに、褐色の輪があり、この輪は体内の組織が透けて見えていて動くそうです。

クモに興味を持つようになったきっかけは、この擬態グモとの出会いからです。「クモは益虫」と理解していてもなぜか親しめませんでしたが、鳥の糞に擬態して敵を欺く巧みな知恵と技に驚き、興味がわいてきました。奥が深くてまだまだ勉強不足ですが、ワクワクしながら生き物との出会いを楽しんでいます。