あまりにも早過ぎる谷・・・・・

１２月２９日　（水）


ガンマナイフ治療を終えてひとまず落ち着いたと思ったのも束の間
昨日から容態が急変してしまいました

まだ起き上がろうとする意識があるので時々身体を起こし、一人でトイレへ行こうとするのか
昼夜　廊下で意識朦朧としてコケたりしたそうです

正月休みに向けて、看護師さんの数が減少するので、家族に付き添いして下さいとの
事なので今日の晩は付き添いで泊まりに行きます

折角、広島市内まで瀕死の思いをして治療へ行った３日間は一体何だったの？？
痛みが和らいで食欲も出てこれから少しつづ正気を取り戻すであろうと思っていたのに

年明けて２週間くらいは安らぎの日が訪れて、家族で少しでも楽しい時が過ごせると信じていたのに。

先生の話では、ガンマナイフでかなり衝撃があったのかもしれませんね
でもその治療に行けと言ったのはあなたでしょ
・・・こちらは素人だから医者の言う通りにするしかありません
藁をもすがる思いなのですから・・

脳に転移したのでこれからは脳のほうが一番心配です
いつ呼吸困難になるかもしれません
大変厳しい状態だそうです

説明が短すぎます
素人でも分かるように納得の説明をして下さいと言いたいところですが
病状を尋ねると、いつも上から目線の主治医なのでそれ以上聞く気もしません

ただでさえショックで参っている時に上からものを言われると余計でも疲れる

前から思っていたけれど、頭カチンコチンで全く冗談の通じない先生
４０歳過ぎ、外見は太っちょでお笑いのような方なのに・・・



私はもう少し、頑張ってくれると思っていたのに
天命がもう少しあると信じていたのに・・・

残酷です

ナマステは殆ど会話をする事も出来ずに
部屋のベットの横に置かれたポータブルトイレのお世話になりベットへ戻るのでも
一人では力も出ません
殆ど苦悩の表情を浮かべながら横になってたまに身体をわずかに動かす程度です

生と死の境目をさ迷っています
全く食べられる状態ではないので今日から栄養剤の点滴です

痛みを和らげるために肩にシップのような痛み止めを貼られました
このシップのようなものを貼るようになるといよいよ最後だとこれまでの経験で聞いています

神様はこれでもかと言うくらいに試練を与えてくれます
神様のせいでも誰のせいでもない事はよく分かってるけれど
運命を恨まずにはいられません
何かに対して腹を立てずにはいられません

でもどうする事も出来ない


傍についててやる事しか出来ません
いつ始まるとも分からない三女のお産も気になります

幸いにも二女が昨日から帰って来ているので三女を残して出ても、夜中に何かあってもどんなに安心できることか

娘達三人も父親の事をとても心配しています

折角仕事の休みが取れて帰っているのに親らしいことを何もしてやれないのが可哀想で申し訳ないです

ナマステと居る間はこの一年間で一緒に作った想い出を思い出しながら
傍で見守ってやりたいと思います
今の現状をただ目のあたりにするだけではとても辛すぎるから、とても耐えられないから。
今が一番大事な時だからひと踏ん張りします

いつも励ましてくださる皆さんにはとっても感謝しています
これからもどうぞ見守っていて下さい

もう一度、奇跡迎えたいから、わずかな望みかもしれないけれど
最後まで頑張ります


　
主人はきっと最後の力を振り絞って病気と闘っています！　私達の背中をたたいてください
もう一度ナマステがぽんた＆ゆきちの頭をなでる事が出来ますように
これからも、応援のほど　よろしくお願い　いたします　　
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