今日も 遊びに来てくれて ありがとう
By ぽんた
12月31日 (金)
気が付けばいつの間にか大晦日です
容態の急変より3日たちました
皆さんからの励ましや心配の祈りがナマステの病室まで本当に届いたとしか思えないほどに意識がハッキリして来ました!
昨夜は私が付添に来た時に前日まで意識混濁して意味不明な事を言いい
焦点も合わなかった顔とは違い、力ない声だけれど聞き取れるくらい、普通に会話出来ました。
私の顔を見ると・・すぐ
「ごめんね~」とナマステが泣くので、私まで泣けて来ました。
その日の午後、私が電話して容態を知らせた義兄も病室に来てくれたみたいです
「今日お兄さんが来てくれたじゃろ」
「うん・・・ 泣いていた」
兄弟で泣いたようです 色々あって暫くは犬猿の仲でしたがやはり血を分けた兄弟です
昔の事を色々話しながら涙していたのではないかと思います
「お母さんが頑張らんといけん!」と言っていたって
ナマステの母親は数年前に亡くなっています
父親も今年の5月に他界しました
「おかぁ」と呼ばれていた、そのお母さんが兄の夢の中に現れてそう言っていたそうです
私は正気の蘇ったナマステと話が出来て本当に嬉しくて、嬉しくて
暫く二人で色んな事を話しながら泣いて・・・ 泣いて・・・ 涙が止まりませんでした
「何でこんなに早く死なんといけんのかの~」
その言葉が忘れられません
またドライブに行かんといけんね
ダメ・・・ 涙をいっぱいに溜めて 首を振ります
あと一年、頑張れそう?
ダメ…
半年なら大丈夫かな?
ナマステがじっと考えています
まだまださ~ やらなくちゃいけない事がたくさんあるやん!
孫ももうじき生まれるよ
今1番行きたいところはどこ?
母さんとゆっくり温泉に行きたい・・・
行きたいね~
子供達も心配しているから声を聞かせてやる?
その後、娘達三人の携帯に私が順番に繋げてやり、短いけれど涙ながらに嬉しそうに父親らしく話しかけていました
娘達も予期せぬ電話にビックリしていました
二女は父さんが泣くから私までつられて泣けて全然話せなかった
でも明日(今日)は頑張って話そ!とすぐに私にメールが届きました
「ブログへもたくさんのお友達からコメントが来てるよ!」
一つ、一つ読んでやりました。
「うん、うん」 と頷きながらずっと泣いていました
○○さんや他の人達も自分のブログにリンク貼って応援してくれてるよ!
ナマステはブログで出会った人達に本当に親しみを感じています
ブログのお友達はとても大切な存在に思っています
二人の会話の中でも普段から普通にいろんな方の名前が飛び交ってた程です
暫くして 「もし父さんが居なくなったら、私困るんやけど・・・
いつも頼って何でもしてもらってきたから一人になったら不安やん」
「ごめんね~」 また泣くので私もまた涙が止まらない・・・
父さんを昨日から いっぱい いっぱい泣かせてしまったね
ごめんね
今、とっても気が弱くなっているんだね
無理もないね
病室のナマステの所へ行く時に正面玄関前の階段に沿ってずらっと並んだ自販機に、ナマステの姿を思い浮かべます
この場所に何ヶ月も家族と離れて一人孤独に 毎日、毎日、一人がやって来て
ジュースを買って飲んでたんだよね
そして私が帰る時はいつも降りてきてこの場所でず~っと手を振ってくれてたよね
その姿がとても切なそうに見えて胸が詰まる思いだったよ
一階の通路をエレベーターへと進むながらこの通路をナマステはいつもどんな気持ちで歩いていたんだろ
そんな事ばかり考えていました
まだナマステはここに居てくれる・・
それだけが救いです
「頑張る」と言って今日から柔らかい食事を少しづつ口に運んで一生懸命に食べています
昨日の朝はスプーンを持つ手もおぼつかなく
ご飯もつかめない状態でしたが今朝は握力が戻りちゃんと自分で口に運んでいました
この状態が続いて、良い方向に向かって欲しい・・
正気が一日でも長く続いて欲しい
脳に問題があるのでそれがいつまた悪いほうへ向かってしまうのか心配でハラハラです
もちろん、他の場所のガンの進行も怖くて仕方ありません
私も今、やっと落ち着いた時間を持つことが出来ました
心配ばかりさせて本当にゴメンナサイ
3日前の状態ではナマステと普通に会話することはもう無いだろうと思っていました
それほど一見して深刻な状態でした
心配してくださっていた皆さん、本当に心配をつのらせてごめんなさいね
ナマステとまた話が出来たのは・・・ 信じられないけれど・・・
たくさんの方々から送られて来た祈りのおかげではないかと思えて仕方ありません
こんな事があるんだと不思議な気持ちです
私にとっては奇跡なんです
もちろん 今日も看護師長のほうからは 大変深刻な状態だとは言われました
私から見れば、意識がしっかりしてきたと思うのに
病院の方から見ればそれは家族に対してだからそうであって
あくまでも、いつどうなるか分からないとのニュアンスです
1月2日が予定日の三女も 昨日、おしるしのようなものがありました
まだ痛みはうったえてはいません
看護師長も「孫の顔を見ればまたきっと元気になるんじゃないかと思うんですよ」
そう言ってくださいました
この数日、病院側の看護体制と私側の状況との食い違いで複雑な思いで
負担を強いられて正直しんどい思いをしてきました
でも夕方、この看護師長と話をしてこちら側の立場にも理解を示してくださり、少し楽になりました
そしてそんな言葉をかけてくださった! それが嬉しかった
「今夜は雪の心配があります
もしも、陣痛が来れば病院へ来るときに本当に気をつけてきてください
車に30分揺られるだけで相当負担はかかりますから・・・」
そんなこちら側に歩みでて心配をしてくださった気持ちが嬉しく胸に響きました
医学の事は分からない、ナマステにしても三女にしても今頼れるのは病院です
その頼りたい病院の先生、看護師さん達の言葉で患者も家族も、傷つく事もあります
神経過敏になっているので言動で時には嫌な思い不安な思いをする事があるのです
人手が足りなくて忙しいのは分かります
でもあなた達が救いの神様なのです
どうかよろしくお願いします 頼らせてください
最後に今年も私とナマステのブログに遊びに来てくださって楽しく会話してくださって
本当にありがとうございました
とても楽しく生活の一部として張り合いになりました
あと約3時間で新しい年です
来年はきっと良い年でありますように・・・
ナマステも頑張って闘っています
今は回りの人々の温かさが何と言っても一番の薬なのかもしれません
家族でこれからも支えて行きます
どうぞ応援して見守っていて下さいね! ナマステ共々お願いします
皆さん 本当に有難う
一年間お世話になりました 良いお年をお迎え下さいね
どんな状況になっても落ち込みません!諦めません ナマステを励まして頑張ります
乗越えます!
これからも勇気を下さい! 私達の背中をたたいてください
孫を抱いて笑った顔が見たい・・・
もう一度ナマステがぽんた&ゆきちの頭をなでる事が出来ますように
たくさんのお願いだけれど
これからも、応援のほど よろしくお願い いたします
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