食いしん坊夫婦の日記

日々楽しかった事や美味しかったものなどを紹介していく日記です!
簡単な家庭料理もやってます☆

昼は広島風スペシャルお好み焼き、夜は香草の効いたバクテー

2011年03月31日 | 日記

3月31日 (木)


年度末最後の日 

一日中職場は何となく慌しかったです

退職される方が何組か挨拶に回ってこられたり・・・
うちの課でも去って行かれる方が居て、胡蝶蘭の見事な鉢とともに、皆で車までお見送りをしました

春は別れの季節でもあり何となく寂しいですね


お昼は職場の皆でお好み焼きをまとめて注文して、持ち帰りしてそれぞれの机の上で頂いたんです
食べる事となると特にチームワークの良い仲良しアットホームな雰囲気が漂っています
男も女も関係なく 付き合いが長くなればなるほど、ファミリーのような感じで良い職場だと思っています

頼んだのは広島風スペシャル

上の広範囲に渡ってとろけているのはチーズです



野菜、豚肉、ソバ玉、イカ、海老、コーン、チーズ入りで850円

お好み焼きって結構な値段するよね 

昔はおやつ代わりに食べる感覚があったけど今では高級なランチです

かなり量はあったけれど、完食 

ソバ玉が初めて見たような・・・細麺だった

お好み焼きは1週間に一度くらいでも食べたくなる
飽きないな~ 

それにとっても腹持ちが良くて夕方になっても全然お腹がすかないのよね

だから帰りにコンビニにでもよって簡単なつまみを買って帰り、晩に食べようとファミマへ寄りました


ファミマの無印コーナーが大好きで ふと目に止まったのがコレ



マレーシアやシンガポールの炊き込みご飯です  肉骨茶(バクテー)

香草の匂いが効いてる感じだと味の想像はつくけど試しに買って作ってみました
う~ん 炊けてる間、かなり香草臭いぞ 

2合の洗ったお米とこの炊き込みご飯の素を入れ、普通通りの水加減で炊くだけです

これは絶対に目玉焼きと焼いた魚肉ソーセージと食べると美味しいはず

・・・と言う訳でこのような感じにお皿に盛っていただきました



お味がものすごく良い 
さすが無印食品、今だにハズレた経験がありません 


目玉焼きと魚肉ソーセージも恐ろしくマッチしました 
ちょっとした来客の時にも簡単に出来るこんなものを出すのも良いのではないかと思います 


無印コーナーのイチゴのマフィンも有り得んくらいに美味しそうだったので思わず買いたくなったけど
今日はこれ以上の無駄使いは出来ないので断念 

本当に美味しそうなマフィンが2個入りで180円くらいだったと思います
食欲だけはあります
困ったもんです



昨日はね、お友達からメールを貰いました

柴田トヨさんの被災された方々への詩が新聞で紹介されていたそうです


『被災地のあなたに』

最愛の人を失い 大切なものを流され あなたの悲しみは計り知れません

でも生きていればきっと いい事はあります

お願いです あなたの心だけは流されないで

不幸の津波には 負けないで


このような詩の内容でした

本当に人生の大先輩の90代のおばぁちゃんの詩はストレートに心に響きます


生きていれば きっといい事はあります

私はその一行にホッとしました


私の寂しさや悲しみもきっといつか 違ったものになる
良い想い出になる

そう信じて、遠い道のりを真っ直ぐに前を向いて歩いていきたいです


 辛いことも悲しいことも料理をしている時には その時間だけでも不思議と忘れている
そんな私の励みにこれからも応援をよろしくお願いします               

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牡蠣フライトッピングで中華あんかけラーメン

2011年03月30日 | 日記
3月30日 (水)


昨日は仕事が終わって予定通りに女性4人で近くのフランス料理のお店へディナーに行って来ました

それはそれは も~ どの料理も最高に美味しくて 

前菜、スープ、パイ包み、肉or魚料理、ケーキ、コーヒー、菓子、最後に酒かすも入ってる金太郎飴も出てきたり 
そのお店は酒造りで有名な町にあり 店自体も昔の酒倉をお洒落に改造したような造りです

久しぶりにまともに美味しいコースを食べちゃって大感激でした 
話も弾んで、食事が終わっても喋り続け、店を出たのは午後8時半をすでに回っていました

写真を撮りたかったけど、他の三人は年齢的にも目上で大ベテランなので遠慮して撮りませんでした 

いつか娘を誘ってもう一度行き、しっかり写真を撮ってこようと思っています

今回は是非、想像してやってくださいマセ 

魚料理は今まで見た事もないような一品で、かなり食べ応えある鯛の身をパンでロールして焼いてあるような感じでした


ここのコースはずっと前にランチで来たこともあるのですが、とにかく野菜を見た目にも見事にアレンジして美しく、まさに芸術的なお料理
今回、夜のコースもそれはそれは素晴らしく流石だなと思いました 

しかも驚くべきことに てっきりかなり上等なお値段だろうと思っていたのに
2000円のコースでした

ぴっくらたまげた 

予約してくれた人も、これはもしかしてもっと上のコースと間違ったのでは?と内心焦っていたそうです


その中のある方から聞いた話です

知り合いにやはりご主人をガンで亡くされた方がいると
そのご主人はある日、奥さんが病室にいる時に突然、「ワシは本当に幸せじゃ」と言ったそうです

その時は何でそんな事をいきなり言うのかと奥さんはまともに返事をしなかったそうです

しかし、その数日後、旦那さんはうちのナマステみたいに突然、息を引き取ってしまった

奥さんは、何であの時に「私も幸せよ」と返事をしてあげなかったのか??とずっと後悔したそうです

そうなんだよね! 誰も、まさかそんなにすぐに亡くなるなんて思いもしない・・・
どんなに重病な患者さんでも必ず、亡くなる前には元気な姿を見せる
気持ちがしゃんとして別れの言葉を口にする
実際にあるんだと思います

人は明日の命は分からない、それは今、病気していない人だって同じ
ナマステの死に直面して、つくづく今この一瞬は奇跡なんだとちょっと例えがオーバーかもしれないけど
何度も言いますが、幸せな事なんだと思います


今日はぽんた&ゆきちのご飯がなかったので仕事の帰りにお店に寄りました

買い物をしていて ふと 前はナマステから必ず電話が入ってきたよな
何時頃帰るん? とか
家に急いで帰らなくても誰も待つ人が居ない
回りの景色だけが動いて自分は永久に止まってしまったような・・・

やはりまだまだそんな時は寂しさを感じますね~ 寂しい、寂しいって言えばキリがないけど・・・
もっと寂しく孤独な人はたくさん居ると思うから。


晩御飯はこれを食べようと思っていました

「今夜は冷凍の中華丼です!」とコメントを打ってくれた方がいて・・・
冷凍中華丼かぁ~   あっ、あれが食べたくなった 

そして作ったのが中華丼の具を乗せたラーメンです



安いインスタントラーメンに味の素の中華丼の具を乗せて、上からさらに大好きなネギをたっぷりトッピング
さらにその上に残り物の牡蠣フライを2個

昔から中華丼の具を乗せて食べるインスタントラーメンが大好きです  


明日は3月最後の日

4月1日からは職場もメンバーが大幅に変わり、新体制です
私は9月までの契約、その後はどうなる事やら???
色んな部署が縮小されて残った職員さん達が回ってくる。
そうなると私達のような臨時はいつ切られるかもしれない

仕事がなければそこから更新はないと思う
なければ次の仕事も探さなくては・・・ 何せ一生働かないといけない
女一人で生きていこうと思えば、今までの甘い考え方は全部切り捨てなければならない 

まぁ ボチボチ頑張ります

では明日も寝過ごさないように、早起きして仕事へ行って来ます


 辛いことも悲しいことも料理をしている時には その時間だけでも不思議と忘れている
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日曜日のスーパーは・・・かなり辛いです

2011年03月28日 | 日記
3月28日 (月)


また新しい一週間が始まりましたね

最近は仕事へ向う車の中で ぼーっと考え事をしたい時と 音楽が聴きたい時があります
今日は音楽が聴きたかった

嵐のベストアルバムを聴いていると4曲目の「台風ジェネレーション」と言う曲に引っかかりました
歌詞が胸にグングンぶつかってくるのです

「じゃあ行って来るよ

    あっ お別れじゃないからね!

                また会えるよ」


最初にそのような歌詞でした・・・

何だかナマステが私に残してくれた言葉のような気がして・・・

曲を聴いているうちに、遠い昔、私が20歳の時の遠距離恋愛時代のワンシーンもよみがえってきました

お別れの時に私が電車に乗り込み、ナマステが窓の外にたって少し笑顔を浮かべて発車するまで見送ってくれた
電車が発車して笑顔が見えなくなると涙がこぼれて悲しくなった

あの時の優しい顔、もう28年前の事なのに覚えてる


「あの時電話で君に別れを告げた」


この歌詞も胸に突き刺さりました

いつか仕事からの帰り道、もう少しで家に着くっていう頃に突然携帯が鳴った

「ただ母さんの声が聞きたくなっただけだよ」

その後一週間もたたないうちに 死んでしまったんだよね


いつか病院の外まで見送りに来てくれて「ありがとう」って満面の笑みを浮かべてはっきりした声で言ってくれたよね
そして身を乗り出して私の車が見えなくなるまで手を振ってくれた

思い起こせば、色んな場面であなたは私に別れを告げていたんだね
自分はもうすぐこの世から居なくなる、そんな予感をきっと誰よりも強く感じとっていたんだね
あの頃・・・
一体、毎日どんな思いでいたんだろう
家族大好きだった父さん  家族と離れて、毎夜、どんな思いで一人ぼっちでベットに横たわっていたんだろう
悩みがたくさんあっただろうに・・・

そんな事を思ってるうちに涙が溢れ出しそうで
「いかん、これから仕事へ行くのに!」 とグッとこらえました



昨日は夕方から長女に牡蠣がたくさん詰まったお弁当を届けました

長女が勤めているパソコン教室は大きなスーパーの中に入っています
仕事が終わるまで、その中のスーパーで食器などを見ていたのです

すると・・・

ふと気付くと、回りはご夫婦だらけ

後ろで食器を眺めている女性がいる
棚に隠れて頭しか見えないからもしかして一人??

いや、横にご主人がいた

何だか一変に寂しくなっちゃった

どこを見ても日曜のスーパーは年を重ねた貫禄のあるご夫婦だらけ
今更ながら あなたの存在に気付かされたよ

私達もよく一緒に買い物したね
とっても楽しかった

一緒にお手洗いへ行って出てくると、ナマステが外で待っていた
探せばどこかに居た
姿を見つけるだけで心強かった

いつも頼りない私をしっかりガードしてくれていたものね

大きなものを失ってしまった
一人になったんだ・・・

ずっと夫婦で居れば時には喧嘩したり、良い事ばかりじゃなくて、腹も立ったりするけれど

色んな後始末を私や子供に押し付けて一人どこかへ行ってしまって歯がゆいけど・・・

やっぱり次の瞬間は   良い想い出だけを残して行ってしまったね
良い事ばかりが浮かんできて・・・ 辛いな~   寂しいな~


今日は胸の内をブログに吐き出してしまいたかった
朝から、今日は投稿しようと決めていた

こんな悲しみをこれからいくつも乗越えて生きていかなければならないんだな
あ~ 暫くは日曜のスーパーは辛くなるかもしれないからやめとこ


こんな事を聞いてくれて有難う  ごめんなさいね



長女の仕事が終わって、ふと食べたくなったカレーに誘うと
腹ペコの長女も うんうん!!と二つ返事でカレー屋に付き合ってくれました

職場の近くにあるインドの方が経営なさってる 美味しくて癖になりそうな カレー屋さん
もう5回くらいは通ったな

最近では、ナンピザ ナンサンドがお気に入りです

昨日もナンサンドとチキンカレーと巨大なナン
タンドリーチキン、サモサ、サラダが乗ったセットを注文して 二人でたらふく頂きました
カメラを持って行ってなかったので画像が載せられなくて残念です

とにかく腹いっぱいに食べたわ~


やはり娘はいいですね 


また食べに行こうね~と約束して分かれました

お弁当は旦那さんの晩御飯にするそうです


今日は職場でお姉さんに(時々登場するけど、職場の大好きなお姉さん的存在の大先輩)最近ハマッてる一品を教えて貰いました
 
小松菜のじゃこ炒めカリカリ油揚げ乗せ



材料は今、安くなっている小松菜、じゃこ、油揚げ

フライパンに油を熱して、本当はニンニクを炒めるんだけど次の日の仕事に差し障りがあるので
私は代わりに生姜を炒めました
そこへ、ざく切りにした小松菜とじゃこを入れて炒めます

少し、歯ざわりが残る程度に炒めたら、味付けは みりん 酒 醤油

お皿に盛って上からグリルで焼いてカリカリにしておいた油揚げをトッピングするだけ

小松菜のほろ苦さとカリカリの油揚げ
これを食べると気分はかなり春です


今日は仕事から帰って料理はせずに残り物を食べようと思ってたんだけど
これを作るついでに残った牡蠣フライなどで丼ぶりを作って食べる事にしました


贅沢な牡蠣三昧丼です

フライパンに水、だしの素、砂糖、醤油を入れて、青ネギを入れて煮ます
本当は玉ねぎでもいいけど、私はネギが大好きなので

ネギの煮えるこの匂いが何とも、食をそそるわ~

少し煮つまってきたら、牡蠣フライと牡蠣の天麩羅と山芋の天麩羅を並べて
小松菜の料理で残ったカリカリの油揚げも入れて
溶き卵を流します

フタをして卵とじ丼に



やっぱ~ 牡蠣丼は最高です

しかも下のご飯は白ご飯ではなく、残り物の牡蠣ご飯です

ダブル牡蠣丼



これは 申し訳ないけど、かなり美味しいです

是非、一度お試し下さい

極端な話だけど、肉や牡蠣の代わりにカリカリ油揚げだけを入れても美味しいと思います


今日は私のほんと、愚痴交じりのような胸の内を聞いてもらいましたね
ゴメンナサイね・・・

いつもは居るのが当たり前で気付かないと思うけど、やっぱり夫婦ってどちらが欠けてもいけません
寂しいです

どんなに喧嘩する夫婦だって・・やはり本当にこの世に居なくなるとポッカリと穴が開いたよう
中にはよほど、憎しみ合って例外だよ!って方もいるかも??しれないけど、基本、夫婦はフタ付きの丼のような関係だと思ってます
二人で無意識の内に協力して 中の具が冷めないようにしっかり包み込んで、見守ってる
中の具は二人の子供であったり、お互いの弱点であったり、それをしっかりカバーしている


どうぞ相棒の良いところをちょっと思い出して これからも仲良く人生を共に歩いてくださいね
私達の分までよろしくです


明日は、職場のお姉さんと、前に同じ課に居た女性4人で仕事が終わってから食事をする予定です
何でも私に元気になってもらいたいから・・・だそうです
でも職場に居る間はもうすっかり笑顔でいます

ここ何年、職場の人間関係に本当に恵まれています
それだけでもどんなにか救われています

ブログでお話する方々も本当に暖かい方ばかりで・・・
頭の下がる思いです

これからも頑張って明るく生きていきますね

どうぞお導きよろしくお願いします


私も少しでも多くの方に元気を発信出来たら良いな!と思っています
一度しかない人生、「今日と言う日は残された日々の最初の一日」
コメント欄にそう打って下さった方がいます
本当にそうだな~と思います

生かされていると言う事に幸せを感じて、大切に過ごして行かなくちゃ
同じ生きるなら少しでも楽しく前向きになれるように・・・

生きていれば良い事ばかりじゃない・・ 困難な事はいっぱい
それでも皆 この世で与えられた使命を持って生まれてきたのだから

頑張りましょう


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朝一で牡蠣1kgをお料理

2011年03月27日 | 魚介類を使った料理

3月27日 (日)


今日はとてもよく晴れているけれど、家の中は寒いです

電気ストーブ、コタツ・・・ お世話になりっぱなし


昨夜は早めにお風呂に入り寝室で ぽんた&ゆきちと寛ぎながらテレビを見ようとするものの眠い
内容に入り込む間もなく眠ってる状態

やっぱ私の場合は横になってテレビを見るということが向いてないらしい

途中で何度か目が覚めたけれど、しっかり睡眠を取りました

あれほど、しょっちゅう夢に現れていたナマステもここの所、全然現れない
かなり向こうへ行ってしまったのかな?

でも今だにナマステはどこかへ旅行へ行っていていつかまた会える気がする
この感覚は相変わらず、抜けません

完全に居なくなってしまったという感覚は きっと何年か過ぎないと持てないと思う
同じようにご主人を亡くされた方も何年間かは、同じ気持ちで過ごされたようです

私の場合、26年間も一緒に生活していたんだもの・・
その相手が突然居なくなる
確かにあの時に火葬場で焼かれて骨になった姿を見た

けれども脳のどこかでそれを忘れてる。完全に認めていない自分がいるようです


昨日は長女夫婦が親戚から頂いた生牡蠣を1キロ私のところへ持ってきました

料理して持って行ってあげるよ!と約束したので今日は朝から牡蠣料理です


牡蠣と長芋の天麩羅

天麩羅粉に塩を少々、大葉の千切りを混ぜて、オイスターソースも少し混ぜておきます

小麦粉をまぶした牡蠣と長芋をその衣の中につけて、カラリと揚げます

右が牡蠣で左が長芋




牡蠣フライもいいけどやっぱ天麩羅もなかなか美味い



長芋とナスの照り焼きチーズ焼き



フライパンに油を引いて、長芋を両面焼き、続いてナスも投入してを焼いて酒をたらし、フタをしてしんなりさせます
フタを取ったら小さく切ったチーズを入れて照り焼きの調味料(砂糖大さじ1、みりん、醤油、各大さじ3)を入れて
強火で煮からませます

そうしている間にチーズもトロリ 



そして大御所の牡蠣フライ



この時期の牡蠣は本当にビックです

マヨネーズとケチャップとウスターソースを混ぜたタレをかけていただきます


牡蠣も今回はきっと食べ納めで 今年の冬までバイバイだな



ほうれん草と人参ともやしの中華和え

冷蔵庫に干からびかけたほうれん草と ヤバくなったモヤシが残っていたので中華和えにしました




千切り人参、ほうれん草、もやしを沸騰した湯に塩を入れてさっと茹でておきます
しっかり水分を絞って
砂糖、酢、ゴマ油を混ぜた中に入れてよ~く絡ませます



牡蠣ご飯です

基本、牡蠣ご飯はシンプルなのが好き
牡蠣とネギだけでいいんだけど、少し色が欲しかったので人参だけ参加させてあげました



牡蠣は炊飯器がフツフツと沸騰してから入れます

炊き上がったら5分くらい蒸らして、最後に刻みネギを加えてさっくり混ぜ混ぜで完成

牡蠣エキスの染みこんだご飯の匂いがたまりません



牡蠣のマヨネーズ焼きです

生牡蠣に 酒、みりん、醤油をかけて下味をつけておきます

銀カップに下味をつけた牡蠣を並べ、マヨをチョコンと乗せ、パン粉もパラパラ
一味も少しフリフリ
ネギもパラパラとかけてグリルで5分くらい焼くだけ



美味しいです



このようなおかずを作って、お弁当箱に詰めて長女夫婦へ持って行ってやります



そんなこんなしていたら休日もあっと言う間

さぁ、料理も作ったし、次に作るのはまた週末だな
平日は帰って簡単に食べて風呂に入って速攻で寝るだけです

今日一日を少しでも有意義に過ごして、また明日から一週間頑張ります



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義父の一周忌

2011年03月26日 | 日記

3月26日 (土)

ここ数日寒い日が続いております
昨日なんて雪が降って真冬に逆戻りしたのかと思った

今日は義父の一周忌でした
義父は昨年の4月の終わりに他界しました、最後は肺ガンでした
亡くなる間際は痛み緩和のためのシップを体中に貼り、殆ど病院のベットで寝たきりでした
日本中に探しても、5人しかいないような異常なまでの頑固で我がまま放題の義父でしたが、亡くなる暫く前からは、いい人に戻っていました

意識もなく寝たきりの姿を見て・・・

「ワシもいずれ、親父みたいになるんかの? ワシの未来の姿じゃの!」

ナマステは時々、そんな言葉を言っていました
去年の今頃は直腸ガンを切り取り、とりあえず落ち着いて普通の生活が出来るので退院していました
まだまだ元気でした

義父は胃ガンから肺がん、ナマステは直腸ガンから肺がん、そして最後は脳への転移による脳からの呼吸停止でした

2月の終わり頃だったかな? 「ワシは死ぬとかどうとかじゃなくて4月頃は、はぁダメかもしれんで!」と義兄に言ったらしいんです
そのせいか、4月に予定していた一周忌を少し早めて3月26日にしていたのです

そして今日がその当日、ナマステはおそらく前の晩から外泊許可を取り
今日の一周忌で皆と同じ時を過ごす事を楽しみにしていました

きっと、皆と会うのは最後になるだろうと本人も覚悟していたはずです

ところがその楽しみにしていた日を迎える事のないままナマステは旅立ってしまいました
せめて、今日まで命を繋げてやりたかったな

実家の近所の方から、ナマステの事を聞きました
薬局の奥さんです
去年の夏に2回、突然店にやって来てホッカイロを買って帰ったそうです
ある時は腹痛を止める薬だったそうです

ホッカイロはナマステの必需品でした!お尻の痛みを少しでも緩和させるため
ガンが再発したときに今度は腸の外側に神経を挟むようにガンが出来ていて、死ぬ直前まで痛みに苦しめられていたのです
夏ごろと言うと義父の初盆に帰った時の事かな。


亡くなる前の最後の日曜日に家で過ごしたナマステを病院へ送り届けるとき、最後のドライブで二人が向かった先は長女夫婦のアパートでした
私が作ったおかずを送って行くついでに届けようと思って
少し雨が降っており暗かったので、道に迷っては困るだろうと気遣ってくれてナマステも一緒について来てくれました

その時に、車の中でふと 「今度調子が良い週末にでも広島市内へ行ってみるか~」
そう私に言ったのです

病気になる前はよく二人で市内のデパ地下巡りや本道りを目的もなくブラブラ歩いたものでした


車ではもう無理だから新幹線で行こうね!と話して私も実現できると良いなと楽しみにしていました
突然、そう提案してくれたナマステの前向きな気持ちもその時は、とても嬉しかったのです

今更ながらに色んな会話が思い出されてきて・・・  どの会話も一生忘れられないと思う



昨日、第三回目の七日法要が終わったけど今、ナマステはどのあたりで何をしてるのだろう?
こちらの事は心配しないでいいから・・・
父さんは向こうの世界でゆっくりと安心して体を楽にして過ごしてね


今日は近くの友達が美味しそうな生もみじ饅頭を持って来てくれました
日替わりでめくれる、何枚も写真が入る写真立ても・・・

家族や孫の写真を入れて毎日眺めて寂しくないようにって


友達が来るし、長女達にも少しおかずを持たせてやろうとまたせっせと台所に立ちました

私の励みになる時間です
誰かに食べてもらうために作る料理は 本当に作り甲斐があり楽しいです


まず最初に作ったのはマカロニ入りのポテトサラダ

この手のサラダ、最近本当に体が欲するわ~ (笑)



マカロニ、ジャガイモ、キュウリ、玉ねぎ、ハム

この余ったサラダを翌日、トーストに挟んで食べるのがこれまた大好き



もやし入りのチャーハンです



マーガリンたっぷり引いたプライパンで、刻んだもやし、ピーマン、卵、ハムを炒めて、ご飯を入れ、
酒をたらして、しっかりほぐしながら炒めます

味付けは塩コショウ、醤油

マーガリンとピーマンの相性がバッチシなんだわ! 何とも言えない良い匂い




かき揚げです




ゆでタケノコ、ピーマン、人参、鶏肉

材料は鶏肉以外は細切りで、もちろん、カリッと揚がる天麩羅粉を使用


このかき揚げをインスタントラーメンの上にトッピングして食べるのがこれまた美味、美味 




毎週金曜日は七日法要でお霊具膳が要るので必ず、煮物を作ります



肉なしの煮物五種と決まっています

今週は、さつま芋、人参、大根、厚揚げ、インゲン これできっちり五種

ちょっと油断していると焦げ付く寸前だったので汁気がない・・・
しかし、さつま芋は甘くて本当に美味しいですな~



このような物を作って、遅いお昼ご飯はランチ風にして一人で味見しながら頂きました



お友達や娘達にはお弁当にして持たせてやりましたよ



明日もう一日、貴重なお休みですが まだやらなくてはならない用事が待っています
長女が生牡蠣を持ってきたので、こちらも料理して届けてやる約束になっています

だから明日も料理を含め、忙しい一日となりそうですよ

寂しいなんて感じてる暇もなさそうです 

 
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私の励みは家族のために料理する事

2011年03月23日 | 日記
3月23日 (水)


今日も何だか寒い一日でした


昨日は仕事の合間もふと、ナマステの事を考えたり、仕事から帰る時は急に寂しくなって・・・
どの道を走っていても二人の想い出が蘇ってばかり

何で私を置いて死んでしまったのよ~
これからどうやって生きていけばいいのよ

そんな事を一人呟きながら車を走らせて帰りました
熱い涙が流れて止まりませんでした

そんな日もあるよね!と自分に言い聞かせながら・・・

病気が発覚してからナマステと一緒に歩いた1年間、お休みたんびに色んな所へドライブに出かけて
本当に中身の濃い最高に楽しい日々を過ごしました
車の中でも会話は今思い出してもすごく楽しかった

でも、今はその中身の濃い一年間がペシャンコに凝縮されたみたいで
中身の飛んだ薄い本のように思えるのです

今、思い出すのは楽しかったドライブの事より病院の外の自動販売機で缶コーヒーを買いながら一緒に話した事
たわいのない言葉だけど妙に懐かしく、かなり日が経過しているのに つい昨日の事のように声が思い出されて・・
余計でも悲しいのです


今日は昨日ほどは悲しくありません

こんな日がこれから繰り返し、繰り返し、訪れるんだろうな
悲しみが襲ってくるんだろうな・・・


ナマステが入院して一人の生活がもう何ヶ月も続いています
一人の生活にもだいぶ慣れました

平日、私だけの時は料理は全くしないけれど、娘達が帰ってくるとなると話は別です

どんなに落ち込んでいても誰かが帰ってくると聞けば嬉しいものです
そして、私がしてやれる事
やはり美味しい料理を作って食べさせてやる事くらいじゃないかなぁ?

娘達や婿達も喜んで食べてくれます
だからまた私も皆の喜ぶ顔が見たいから張り切って作る  


今日はこの最近に作ってカメラ残しておいた料理を紹介してみようと思います
どうか呆れないでお付き合い下さい 

高野豆腐と芽ひじきの煮物



うちの娘達って 高野豆腐が大好きなんです


先日、長女の旦那さんが沖縄の保存食?である豚味噌を挑戦して作ったようです

味噌の中に酒やみりんやその他の調味料を入れて、豚バラの小さいブロックをその味噌の中に混ぜてあるものでした
何でも半年くらい持つそうなんです

その味噌は白ご飯の上に乗せて食べても普通に美味しい

いつか長女の所へ遊びに行って一緒に焼肉を食べた時にその豚味噌をくれたので
持って帰って、色んな料理の隠し味としても使っています 


その豚味噌を使った豆苗の炒め物

豆苗、人参



ゴマ油で炒めて、味付けは砂糖、醤油、豚味噌

これって何故か?ピーナッツバターが入ってるんじゃないか?って思う感じのコクが出て美味しかった



家で眠っていた安いビビンバの素とナマステがネット懸賞でゲットした牛丼の素を使って
パスタを作りました



和風パスタの出来上がり






鶏手羽肉のドレッシング揚げです

今回はゴマドレッシングを使いました



鶏手羽肉を残ったドレッシングの中に丸一日漬け込んで置きます
そこへ青海苔を入れて混ぜドレッシングを鶏肉により密着させます

ザルに上げて、汁気を取り
片栗粉と小麦粉を混ぜたものをまぶして油でじっくりカラリと揚げます


何とも良い味と食感になるんだわ 



昔から家族の大好きな貝割れのハム巻きです



ハムの上にマヨをちょんと乗せて貝割れを置いてクルクル巻くだけ



アスパラの豚肉巻きフライ



これはいつだったか?三女の旦那さんが迎えに来た時に作ってやったもの



タケノコを長女の旦那さん作の豚味噌で炒めてみました



豚味噌がいい仕事してくれます



カレー風味のポテトサラダ



レンチンしたジャガイモを適当に切り、塩モミして水洗いして固く絞った玉ねぎと
塩もみして絞ったキュウリ、ハムを塩コショウ、砂糖小さじ1杯で和え
さらに、カレー粉を入れて混ぜたものです



金平ごぼう



具の中にさつま揚げの細切りも入れてます

味付けの最後に隠し味としてこれまた豚味噌も少々 



穴子のちらし寿司を作ってみました



中の具は人参、たけのこ、カマボコとシンプルだけど、穴子の刻んだものも加えています



金平牛蒡が残っていたので、ネギ入りの卵焼きの中心にして巻きました



甘くてジューシーで美味しかったですよ 



おろしトンカツです



いつもは出来上がりに貝割れ大根をたっぷりとトッピングするんだけど、今回は茹でたほうれん草を置いて
フタをして強火で1分、煮ました

タレは水、砂糖、醤油、だしの素

ナマステが亡くなる1週間前、最後の外泊の時に食べた料理はおろしトンカツでした

とにかく、私の手料理でおろしトンカツは何回食べても飽きんと言うほど好んで食べてくれていました

亡くなる前に話しは出来なかったけど
最後に、大好きだったおろしトンカツを食べさせてやれた事、本当に良かった
せめてもの救いです
今でもその時に食べてる姿を覚えてるから 思いだすと胸が詰まるけど・・・



またまたある日は鶏手羽肉のドレッシング揚げ



この時は和風醤油ドレッシングの中に漬け込んでおきました

竜田揚げのような口あたりで美味しいです



長芋入り緑のお好み焼き



お友達からネギをたくさん頂いたのでお好焼きにたっぷり入れました
他にもほうれん草を・・・
緑の野菜たっぷりのお好み焼きです

ネギとほうれん草のほかには、小さく切ったコンニャク、紅しょうがを入れています

今回は小麦粉、だしの素、水、山芋で衣を作り材料を入れて混ぜて関西風に焼きました
食感は柔らかくてフワッフワッ 



お好み焼きソースもたっぷりと・・・



そして、まだまだ金平牛蒡が残っていたので
前の晩にまた卵焼きの中心にして巻いて今日のお弁当にも入れました




ちょっと牛蒡がツンツンはみ出てるところが気になりますが・・・ 



と言う訳で駆け足で ここ最近の料理を並べてみました




私の元気の素はきっと料理をする事にもあります

色んな食材を使って家族のために料理をして食べさせてあげること
作ってるときは不思議と悲しいことも忘れることが出来ます

ただ皆に喜んで欲しいから心を込めて作るのです



さぁ、今週は明日行けば、次の日は7日法要の第3回目があるのでまたお昼から帰らせてもらい
仏様のお膳の用意などをする予定です


ナマステにも心を込めて、おりょうぐ膳をお供えしてやります


今日は思い切って、ランキングのタグを貼り付けさせて頂こうと思います
少しづつ、いつもの私を、私なりに取り戻して行けたらと思っています

生きていれば色んな事があってそれは決して楽しい事ばかりではなく、むしろ悩んだり苦しんだりする時期のほうが多いかもしれない
それでも私もとにかく頑張るので、皆さんも一日、一日を大切に頑張りましょう

どうぞこれからも応援よろしくお願いします


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たくさんの声かけを本当にありがとう

2011年03月21日 | 読書
3月21日 (日)


PCを開くのは最後に投稿をして以来です

メッセージに何件か、私を気遣ってくれる嬉しいお便りがいていました
すぐに気付かなくてゴメンナサイ
まだ返信は今からですが気持ちがひしひしと伝わり、暖かく涙もでました
もう少し時間はかかるかもしれませんが必ずお返事します
私のために、本当に感謝です

そしてコメント欄にも色んな方が一生懸命に言葉を打ってくれて・・・
出来るものなら見えない本人の前で手を握って「ありがとうね」と言いたいくらいに感謝しています


丸々一週間お休みを貰っていた職場へ先週の火曜日から行って来ました
初日は挨拶しても 会う人それぞれが返事はしてくれるけれど、すごく気を遣って顔を見ないようにするとか、そそくさと立ち去るとか・・
そんな中でも数名の方は 今まで通りに心配しながら声をかけてくれたり
声をかけてくれた人は後から思えば何故か?皆さんB型でしたわ (笑)
こんな時は声をかけてくれるほうが絶対に嬉しいのです

私のお姉さん的存在の大先輩は相変わらず暖かくて
ランチ行こう!と誘ってくれて、私の大好きなカレーをご馳走してくれました
その時に 「あの時皆ビックリして、本当に心配していたんだよ~」と当時の皆の様子を教えてくれました・・・
それを聞いて、心から有難いと思った
通夜の晩、式が始まる直前に涙が溢れ出て顔をクシャクシャにしていた私の横に来て肩に手を置いて励ましてくれたこの先輩を見て余計に泣けてきました
上司達も代表で、遠路はるばる、一山越えて参列して下さいました
隣の県に住む私の幼な友達も駆けつけて傍で支えてくれました
この場を借りてたくさんの方々にお礼と感謝です

そんな訳で、今日はかなり長くなってしまいそうです


2日目、3日目と日を追うごとに色んな人が普通に接してくれるようになり
私も仕事があるから何とか頑張ってこられた
寂しさに溺れて苦しくならずにすんだのです

職場は暖かい春のお花畑に居るようでいつも暖かで穏やかな風が吹いています
そんな職場を与えてくれて有難う

またメールでもたくさんのお友達からいつも励まされています
今の私があるのは、私にとって、この世で唯一血の繋がる三人の娘達、そしてお婿さん!本当の息子が増えた気分だよ
昔からのお友達、ブロ友さん、そしてコメント欄に来てくれる嬉しい方々
更新していないにも関わらず、いつも覗きにくてくれているたくさんの方々の存在のおかげです

平日は仕事が終わると初日は少し遠回りをして帰りました
ナマステとの想い出を辿っていました
このお店、一緒に行ったよな
味覚障害で食べられなくなったけどこのお店のピザは食べられてたよな
運転しながら「~だったよな~」とため息交じりに、独り言をずっとつぶやいていました
それは一人で運転している時は今でもです

2日目からはまっすぐに帰っていました
帰るとまだ若干明るいのですぐに仏間へ行き
「父さん!ただいま~ 今日も一日有難う」そう言ったあとに
「じゃあ、お休み~」
そう言ってすぐにドアを閉めて朝まで開けません

朝はまたドアを開けて「父さん!おはよう」と挨拶してお線香を上げてお祈りします
お祈りした後は写真をずっと見て、次に写真の前のお骨に目が行き
こんな姿になってしまって・・・
そう思いながら暫く固まってしまいます

今はとにかく外が明るいとホッとする
暗くなると気分も滅入ってしまう
どんなに信頼していてかけがえのない旦那様でも骨になると怖い
一人で骨の待つ家に帰るのが怖い
なんて冷たい嫁なんでしょうね

父さん!ゴメンネ  あっ、でも昔から私のこんな大の怖がりの所はよく分かってるから怒ってないよね?


週末は三女が陸斗を連れて帰って来てくれました
あ~ 誰かが家に居る・・・
本当に安心します

そして二女も今日は日帰りで遊びに帰って来てくれます

だから、本当に一人ボッチの週末はまだ未経験なんです
そこには、落ち込んでしまう自分が居るのではないかと ふと心配になるけれど、そんなに弱い自分じゃいかんね
娘達にも心配をかけてしまうし


昨日は20年来の友達が遊びに来てくれました
長女の同級生のお母さんで、時々、一緒に買い物やランチをしていた間柄です

その友人は平成7年にご主人を亡くされています
二人の子供さんもまだ小さくて、寂しさを感じている暇もないほどに一人で子供達を育てあげてきました
大変だったろうな・・・

色んな話をするうちにこんな事も聞きました

「お父さんが亡くなってから色んな事があったんだよ」
「何か困ったことがあったら必ず良い方向へ向かった気がする」
「仏壇を拝んでいたら次の日に自分の心配ごとが解決してビックリした」

そのような事でした

「きっとお父さんはこれからもずっと見守って絶対に力を貸してくれるからね!」

そう私に話して、教えてくれました


その友人とは読み終わった本の交換などもしています
今回も何冊か交換したのですが、私が貸してもらった中にこの本もありました



これは本屋さんでよく私も見かけていました

いつも惹かれながらも買わずにいた本でした

そこには92歳のお婆さんの詩がいくつか紹介されています

どの詩も奥が深く・・・
このお年でこんなにも繊細で女性らしい素敵な可愛い心を持っておられる
そんな所にも本当にビックリしました

まだ一度しか読んでいません
さらにじっくりと奥に隠された気持ちを想像しながら読み返すつもりですが・・・
一度読んだ中で心にひっかかる詩がいくつかありました

これもその中の一つです


返事

風が 耳元で 「そろそろあの世に行きましょう」なんて 猫撫で声で誘うのよ

だから 私 すぐに返事をしたの

「あと少しこっちに居るわ やり残した事があるから」

風は困った顔をして 
すーっと帰って行った

風と言うのはきっと 亡くなった身内 そしてご主人の事でしょう


私が前の記事で「後追い」なんて言葉を打っていたばかりに多くの方に心配をかけてしまいましたが
大丈夫ですよ

まだまだやらなくてはならない事がたくさんあるので・・・
こらからは自分のため、娘のため、孫のために生きていこうと思います
少なくとも今は、そう自分に言い聞かせています

もちろん、寂しさや孤独も いつ大波のように襲ってくるかもしません
困難な事も、私一人の力ではどうにも解決できないこともたくさん出てくるでしょう

けれどもくじけずに 必ず脱出する方法はあるから
そう思って乗越えます

だって 家族を突然亡くして・・家も流されて避難所生活をされている多くの方々もいるんですもの
私はまだ住み家があるので幸せ者です

ナマステが亡くなりショックが大きい中、追い討ちをかけるように大地震
テレビ報道を見る度に心が壊れて奈落のどん底に落ちてしまいそうでした

そんなある日亡くなってから初めてナマステが夢枕に立ちました

その時の様子は何故か、投げやりな口調でした・・・
きっと地震の事を心配して現れたのでしょうが

それから数日後、また夢を見ました

白い着物を着て、しんどそうな黒い顔で横たわっていました
口のあたりに四角の白いシップのようなものを貼っていました

それから間をおかずにもう一度夢を見ました

いつか一緒に行った山だと思います
私の前を歩いていたナマステが突然、フェンスをよじ登り飛び降りようとしました

そこへ何故か?コーヒー屋のおじさんが現れて飛び降りを止めて
「まぁ私のお店でコーヒーでも飲んで行きなさい」と声をかけてくれたので、ナマステは素直にお店に行ったような気がします

夢だから何だか訳の分からない内容です
何故、コーヒー屋さん?????

しかし、どの夢も暗い顔でした

いつか笑顔のナマステが見られるようになるかな~

まだまだ心配ごとが耐えないって事なのでしょうね

不思議と私が夢を見るのは一人の晩です
三女が帰ってくれているここ数日は夢は見ませんでした


これからまだ毎週の7日法要があと3回残っています
それが終われば49日で喪が明けます

まだまだしなくてはならない事などが残っています
一つ、一つ、終わらせてナマステを送り出してやりたいと思っています


コメント欄に来て下さった多くの方へ


ロロさん!     いつも有難うね。 26日は行けそうにないけれどCDがあれば聴いてみたいです

ののこさん!    あたたの優しい言葉 いつも感謝していました

ちゅんちゃん!   毎日ブログを見てるよ~  皆頑張ってるね

七星さん!     七星さんの所へは春の陽だまりを感じに行っています・・ 優しくて暖かい

トンママさん!   強い励ましが嬉しかった・・ 私にとって、とっても心強い存在です

クウ母さん!    本当に有難う  いつかまたブログを再開して欲しいです  そしてこれからもメル友で!

とんとんさん!   とんとんさん、ポラリスさん、そしてみきちん、三人でいつも応援してくれていた様子が有難かったです

釉さん!      いつも有難う ブログを毎日みています 早く日本中に穏やかな日々が戻りますように・・・

銀べぇさん!    親しみある励ましの言葉が嬉しかったですよ こらからも負けずに頑張ります!

マーヤさん!    マーやさんいつも心配してくれて有難う! そちらもまだまだ震災の爪あとで大変でしょう

檸檬さん!     毎回、嬉しかったです 檸檬さんの存在も私の力になりました 今回はれもんの文字が変換できた!

zerocoさん!    調子が悪くなれば病院へ行く事も考えて見ますね! いつも自分の事のような心配に感謝の涙です。

しゃあさん!    同年代のご夫婦だったのですね! ずっと読んでくれていた事、とっても嬉しかったです

安野うんさん!   あなたの優しい気持ち、ずっと伝わって来ていますよ  またブログにも遊びに行きます!

ハナちゃんの母さんへ! いつも暖かく見守ってくれて嬉しいです! ハナちゃんの母さんのブログでも元気をもらいますよ!

のんさんへ!    とっても仲良しのご夫婦にいつも心がジンとします。これからも私達の分まで一緒に素敵な人生を☆

うるうるママさんへ! うるママさんの存在も私にとってはかなり大きいです! これからもずっとお友達で居てね!

ちぃさんへ!    ずっと心配してくれて有難う!大丈夫ですよ。これからも支えになってください 出来ればメールしたいね

さおりさんへ!   初コメ有難うです!「こういう夫婦になりたかった」その言葉が嬉しかったです。夫婦冥利につきます

かれんさんへ!   かれんさんにもずっと応援してもらいました。私達夫婦は幸せです これからは想い出を大事にします

みこちゃんへ!   地震怖かったね!ブログを読みました。旦那ちゃんが一緒に居てくれて私まで嬉しかったよ

ロボタンさんへ!  ロボタンさんのブログはナマステに教えてもらいました!山が大好きなナマステだったから・・・

通りすがりの名無しさんへ! あなたのコメントも本当に嬉しかったですよ! 皆さんからこんなにも暖かさを頂いて涙です。

みっちゃんへ!   長女の結婚式の頃からコメントで励ましてくれていましたね!確か介護施設にお勤めだったと?頑張ってね

masarinさんへ!   ナマステと一緒に拝見させてもらっていましたよ! よく夫婦の話題にも昇っていました 懐かしいです

チェリーさんへ!  チェリーさん!妊娠中に地震は特に怖かったでしょう。 無事で良かったです。新しい命、楽しみだね

みきちんへ!    みきちん、いつも私の娘のような妹のような存在で居てくれて有難う。いつかお弁当をご馳走するよ

yasuminへ!     長男さんの結婚式は無事に終わったかな?いつもブログを見てるよ また気が向けばメールしてね

らいん屋親父さんへ! 親父さんから頂いたTシャツを最後まで着て頑張りましたよ!やっと痛みから解放されました

チカちゃんへ!   チカちゃんからもいつも変わらぬ応援をしていただきました 心強い存在でした。こらからも・・・

あけみさんへ!   お久しぶりです!いつかは避けては通れないだろうと思っていた現実がやって来ました。でも強く生きます

道楽さんへ!    最後まで応援を有難うございました。 あの痛みや苦しみからやっと解放してやる事が出来ました

オリーブさんへ!  近くに住んでおられるのでいつも親しみを持ちながらブログを拝見させて貰っています。 頑張ります!

ももちゃんへ!   ももちゃんも体に気をつけてね!これからもずっとここに居るので遊びに来てね!


今回は皆さんへのお礼と感謝の気持ちを伝えたくて更新しました

まだまだ他にもたくさんの方々にいつも見守られています

まだね!時々 ナマステがこの世から居なくなったのが信じられないのよ
ふとした瞬間、そろそろ電話があるだろうとか・・
帰ってくるだろうとか・・ ほんの一瞬だけど思う事があります

その度に あ~本当に居なくなったのか!と寂しくなりますが・・・


まだまだ関東以北では、震災の悲しみや 生活の不便さが続いています

早く全ての人に穏やかな日々が戻ってきますように

これからも仏壇に手を合わせていきます




 

 


前を向いて・・・

2011年03月14日 | 日記



3月14日


ご無沙汰しております

心配をしてここへ訪れてくれている方々に心からお礼を申し上げます

先日 テレビをつけていたら地震速報が流れて大きな地震だとは思っていましたが、その後流れるテレビ映像を目にするうちに
大変な事になったと思いました
阪神大震災の事が頭をよぎりました
日ごと、明らかになる被害映像
テレビを見ながら怖くて、怖くて震えが来ました

被害に遭われた方々のお気持ちを考えると・・ 言葉につまります

明けない夜はない
必ずいつか穏やかな日が来ると信じて、今はまだ始まったばかりでそれどころではないだろうけれど頑張ってください
心の中で祈っています
ナマステにもしっかり手を合わせて頼んでおきます

今、こうして生活しているけれど、それは当たり前の事ではない
明日は何が起きるか分からない
ナマステの死、そして今回の大震災を目にして改めて思いました
こんな事がないと普段は全然考えないことでした

生かされている事、普通にご飯が食べられ、お風呂に入り、睡眠できること
これは本当なら毎日でも感謝しなくてはいけない事なんですよね


先週の今日はナマステの葬儀でした

あれ以来、日々過ぎ去るのが早かった

悲しんでばかりもいられない程、色々な手続きにも追われていました
先週の金曜日は第1回目の七日法要も無事に終わりました

ナマステは今、どうしているのかなぁ~
仏様になるための修行の準備にまだ追われているのかな?

あの世と言うものが本当にあるのなら、不謹慎な言い方かもしれませんが
今回の震災で亡くなられた大勢の方々と向こうで知り合って
話などをしているかもしれません
とても人懐っこい人で 知らない場所、人、すぐに溶け込んで仲良くなっていましたから・・・


ナマステの急変を知らされてから今日まで 娘達、その旦那さん達もしっかり支えてくれました
よくやってくれました

三女はそのまま残ってくれて今日の午後から旦那さんが迎えに来るので帰ります

でもまたちょくちょく戻ってくれるみたいなので今はしっかりその思いやりに甘えておこうと思っています


葬儀が終わって数日はふとした瞬間、こんな事を言ってはいけないけれど
「後追い」と言う事も考えました

今ならまだナマステが近くにいる 追いつけるかもしれない・・・
「来たんか! バカじゃの~ 何しよるんね!」と叱りながらも迎えて喜んでくれるかもしれない

もちろん 実行する勇気はありません  後に残すものがたくさんあるからそんな事は出来ません
ただ、「後追い」をする人の気持ちが、こう言うものだったのだと分かると思った瞬間でした

今はそんな事は全然思っていませんよ
だってもうかなり向こうに行ってしまったから追いつけないし
精神的にも落ち着いてきました
とにかく49日まで忙しいけれど、一生懸命にお世話をしてあげること頑張りたいと思っています


ナマステが亡くなる3日前、私が帰る時に病院の入口までついてきてくれました
もう寒いから見送らなくてもいいから早く中に入っていいよ~
そう言うと「あと何回手を振れるか分からんから」と笑いながら答えて、私の車に向かって手を振ってくれました

いつもはしんどそうに振っている姿が印象的でしたが
この時は私の姿が隠れて見えなくなるまで身を乗り出して一生懸命に手を振ってくれました
後から考えると不思議です

それから亡くなる前日、私が昼休憩に行くと起き上がって昼食のお蕎麦を食べようとしていました

「食べられそう?」と声をかけると 「無理じゃわ~」と答えて横になっていました

食べないと点滴をすると言われたからと 一回は無理にでも食べようとした様子です

ナマステは点滴が大嫌いです
それは点滴をしている間は自由に行動が出来ないからです
点滴を転がしながら歩く事にストレスを感じていたみたい
とにかく縛られることが大嫌いでした


その日の夕方、病室へ訪れて毎月の手続きに必要な書類の事でナマステに一つ確認の質問をしました
その時はう~んと思い出せずに考えこんだので
「また調子が戻ってから聞くね!」と言いながら私も疲れていたので「じゃあ頑張ってね」とすぐに帰りました

あの時にもっと病室に居てやれば良かった
次の日に会ったときにはもう 物言わぬ人となっていましたから
本当にもっともっと話しておけば良かった

今回も抗がん剤の副作用がキツイけどきっとまたいつものように復活して元気になってくれる
そう思っていました

本当に明日はどうなるか分からない


今回こうして振り返ってみれば偶然と一言では言い切れないほど不思議な事がたくさんありました


ナマステが亡くなった日、この日は私は普段からとても親しみを感じている友達のところへ行っていました
この友達の旦那さんもナマステの同級生で小さい頃は同じアパートに住んでいたので子供をつれてお互いの家を行き来していました

そこへ偶然ですが、ナマステが事業をしていた頃にずっと片腕になってくれた事務員さんがやってきました
この方とは私も仲良くさせて頂いていました
会うのはもう何年かぶりです

年頃も同じ三人で楽しくお喋りをしていました
するとその時に病院からナマステの急変を告げる電話が入りました

私が慌てて事故をしないようにと色んな事を気遣ってくれて後先も考えずに何もかも放り出して
二人が一緒に病院へ着いて来てずっと一緒に居てくれました
あの時、私一人、家で知らせを聞いていたら
どんな思いでハンドルを握っていただろう?


それから葬儀が終わって翌日、長女夫婦を交えて話していたら
「やっぱり最後にお父さんを見たのは僕の知り合いじゃ」と旦那さんが言います

どういうことなのかよく聞いてみると

私が看護師さんから聞いた話では亡くなる当日の昼前にナマステはおそらくトイレへ行こうとして
廊下でこけたそうです
その時にちょうど前日に盲腸で入院していた長女の旦那さんの小さい頃からの友人が
ナマステを発見してすぐに看護師さんに知らせてくれたのだそうです

旦那さんが、亡くなったナマステの荷物を病室に取りに行った時にバッタリとその友人に会って
「なんでこんな所に居るのか?」と驚いたと言っていました
しかもナマステの隣の部屋です

旦那さんも何年もその友人には会ってなかったのにね
偶然過ぎる出来事でした



それから通夜の日

庭の梅の木が急に花開いている事に気付きました

今年は前年とは比べ物にならないくらいに立派です



この梅の木はもう十数年前にナマステと苗木から植えたものです


長女の旦那さんも気付いていました

亡くなった日の晩、急に蕾が膨らんできたと・・・

そして通夜の晩、いきなり開いたと・・・



きっと昔からサプライズの大好きなナマステの仕業です

何年か前の結婚記念日にはそっと寝室のテレビの上に胡蝶蘭が置いてあったり

誕生日には風呂から上がって鏡台に行くとイスの上にプレゼントが置いてありました


クリスマスには家のどこかにプレゼントが隠してありました

もちろん 子供達も子供部屋などを探して見つけ出しては喜んでいました

その様子をちょっと笑みを浮かべながら、自分は何も知らないみたいに
それでも笑いをこらえているようなナマステの姿を今でも覚えています
とにかく家族を喜ばせることが大好きな人でした


会社の資金繰りが上手くいかなくて、追い詰められたある年のクリスマスには
自分で手料理を作って、娘達も全員集めて家で食事をした後
最後にPCで打った手紙を一人一人に手渡してくれました

「苦労をかけてゴメンネ 何もしてやれなくてすまない でも父さんも頑張るからね!
 皆もそれぞれに一生懸命に頑張って これからも幸せに成長していって欲しい」
そんな内容が書いてあったと思います

娘達はそれを読んで蔭でひっそりと泣いていたようです


あれから風が吹くと この風はナマステだと思っています

顔にあたる風は時には暖かく優しい風
そして時には冷たい風
すべてナマステの言葉のような気がするんです

あ~ 今日はこんな調子なんだな!とか・・・
今の気持ちなんだな!とか・・・

特に暖かい風が顔にあたると私に 「頑張れよ!」と声をかけてくれているような気がして力が出ます


私も明日から仕事に復帰しようと思います
いつまでも落ち込んでばかりはいられません

生きて行くためには働かなくてはなりません

前に少しづつ進んでいかなければ
きっと大丈夫 前に進んでいれば何とかなる

これからは家に居るときに何が起きても今まで助けてくれていたナマステはもういません
寂しくて不安で仕方ない
本当に居なくなってしまったのね・・・

これが現実だから  まだ半信半疑になるところもあるけれど

とりあえず 今を生きていってみます


こんな震災で日本中が大変な時にこのような記事を更新しても良いものかと気が引ける思いですが
今の私の心の内を記録しておこうと思いました
どうかお許し下さい



孫の陸斗です

おとつい生後2か月になりました




甘えん坊ですぐにグズるけど、車に乗ると嬉しそうに機嫌よく眠ってしまいます

ナマステの通夜、葬儀では全く、グズらずにいい子して眠ったりしていたので
皆から「この子はいい子じゃ~」と誉めてもらいました
もしかしたら、空気を悟っているのかもしれません??



あ~ う~ とかお喋りもするし顔を見てニコ~って笑ったり可愛いやつです
でもそんな機嫌の良い時は決まって後が大変 
突然ギャン泣きが始まったり

今日はパパが迎えに来ることが分かって嬉しいのでしょうか?
一段とよく喋るし笑っています


震災で亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、現地の方が少しでも早く普通の生活に戻れますように
これからも祈り続けていきたいと思います

皆さん、頑張っていきましょう






中島みゆき 『世情』 の流れる中で・・

2011年03月09日 | 日記
早いもので葬儀から2日目の朝です


連日 たくさんの方から暖かい心を頂き本当に感謝しています

ずっと携帯から読ませて頂いていました
色んな人から頂く言葉 どんなに私に力を与えてくれたことでしょう
そしてご自分のブログでも私達の事を気遣ってくださった事

もう少し落ち着いたら一人一人に必ず気持ちを伝えに行かせていただきます

ナマステの所にも有難う
ナマステはきっと読んでいます
ブログ大好きな人でしたから・・・

こんなに多くの人に支えてもらい私もナマステも幸せです

心配して下さっている多くの方々のためにご報告を兼ねてPCを開きました


3月6日

通夜の日は冷たく寒い雨でした


ナマステがまだ生きている時に私に言っていた言葉
「ワシの葬式の時には中島みゆきの『世情』を流してくれ~の」

この願いを最後にきいてやりたくて、通夜の始まる前に急きょ、長女夫婦にCDに焼いてもらいました
ナマステがまだ結婚前に・・・ ずっと若かった頃からこの曲が大好きでした

この曲が好きだったって事 人懐っこいけど、ちょっと意地っぱりで ちょっと寂しがり屋で
いつも自分の信念を貫こうとするあの人に、ほんと合ってる



その大好きな曲の流れる中で通夜、葬儀、出棺

ナマステはきっと泣きながら聞いていたと思います

「 みんな来てくれてありがとうの~ 本当に今まで有難う 」って言ってる そんな姿が浮かびます


闘病中は本当に孤独で過酷な闘いだったと思います

よく頑張ったね! 本当に・・・   私は頭が下がるよ 父さん ほんとすごい  誉めてあげるよ
体が限界に来ている中でも家族を励まして、一家の主としてみんなが頼れる存在でいてくれたよね
本当にすごい
私は忘れないよ 娘達も・・・ 大好きな父さんの事を・・・



3月7日


打ち付けるような冷たい雨だったにも関わらず 葬儀の時は傘もささなくてよいほどの小雨
大勢の方々に見送られてナマステは会場を後にしました

何度も家族と通った道、職場への懐かしい道をナマステと一緒に眺めながら火葬場へと向かいました

火葬場へ到着した時には不思議な事に太陽の光が射してきました

きっとナマステは傍に居たのです

これから僕は旅に出るよ 皆 笑って見送ってね って



無事に葬儀も終わりました

ナマステは胸に抱えられるほど小さくなりました

私の車で連れて帰りました

長女の旦那さんが、助手席にナマステを座らせて、ちゃんとシートベルトをかけて
寒くないように 転んでしまわないように ブランケットでしっかり巻いて固定してくれていました


遺影は長女の結婚式の時のものです

優しく微笑んでいます

ナマステの顔を見るといつも「調子はどう?」と話しかけてしまいます

毎日、病室のドアを開けてからの第一声は 私のこの言葉でした

一言返事をしてくれていたけれど今は返事をしてくれません
ただじっと私の顔を見て優しく微笑んでいるだけです

こうしてブログを打ってると 涙が流れて流れて悲しいけど これからもナマステと色んな会話をしたいと思います
声は聞こえてこないけどきっと心で会話できる日が来るはずです


私は大丈夫です

ナマステが私にちゃんと残してくれたものがあるから

最愛なる娘三人 新しく加わった優しく頼もしい息子達 孫の陸斗 そして娘夫婦のご両親達
ぽんた&ゆきち

そして多くのお友達  私とナマステの生活の一部だったブログ

頑張って生きていきます
強くなります


きっと乗越えていきたい いや乗越えていかなくちゃいけない

これからも支えになってください
よろしくおねがいします

そして 本当に有難う







その日はあまりにも突然に…

2011年03月06日 | 日記
3月5日(土) 午後5時55分

ナマステは天国へ旅立ちました。
まだもう1か月は生きていてくれる。
それから先の事はその時に考えればよい。
なのに、あまりにも突然でした。
病院から電話がある30分くらいまでは、まだ看護師さんとの会話は成り立っていたそうです。

3時過ぎに病院から電話があり急変を知らされ、今から急いで向かいます!
そう答えると、間に合わないかもしれませんと言われました。

私が病院へ着いた時にはすでに呼吸が止まり脳死状態でした。
娘が全員揃い、ナマステの兄が到着するまで薬でかろうじて動いている心臓をどうにか動かしてもらいました。
手を握るとまだ暖かかった。

2時半頃に、そろそろ女房が来るだろう…
そうナマステが言ってた事を看護師さんから後で聞きました。
待ってくれてたんだね。
ゴメンネ…
本当に間に合わなくてゴメンネ…
こんな事なら昨日、もっとたくさん話をしておけばよかった。
もっと話したかった。
それだけが残念でたまりません。
病室を出る時に、頑張ってね!と手をふると2回ほど手をふりかえしてくれました。
あれが最後の姿になってしまいました。

振り返れば、虫の報せのような事がたくさんありました。

帰宅途中に電話がありしっかりした声で、母さんの声がただ聞きたくなった。
そして最後に、じゃあ気をつけて帰れよ!
あの言葉が別れの言葉だったのかもしれません。

ナマステは壮絶な闘病生活をよく耐え抜きました。
途中、弱気になりすぐ泣き出す日々もありましたが、その後は泣き言一つ言わずに、強く前を向いて歩いていました。

立派だったよ。
もう痛みや、辛い闘病の苦しみから解放されたからゆっくり休んでね。
とっても穏やかな顔をしています。
微笑んでさえもいます。

本当に今まで私と歩んでくれて有り難う

私達家族にはナマステを送り出すという大役が待っています。
頑張ります。

まだ信じられないけど…
これから日ごと悲しみがどっと押し寄せて来ると思うけど…

これが現実だから


最後に応援してくださった皆さん、本当に有り難う。ナマステは最後まで諦めずに人生を生き抜きました。
誉めてやってください。

本当にありがとうございました。