今日も 遊びに来てくれて ありがとう
By ぽんた
3月5日
今日はナマステの命日です。
一年前の葬儀の日も雨 先日の一周忌の時も朝のうち雨
そして今日 命日も一日中雨でした
去年のこの日 午後5時55分にナマステは家族の見守る中 天に昇っていきました
急変との病院からの知らせを受けてから慌てて病院へ向かいましたが、誰一人、家族は間に合わずに 一人脳死状態に陥り
機器によって意志とは関係なく 心臓が動かされている状態でした
それから暫くして揃った家族の前で主治医から「装置を外していいですか?」との決断を迫られた後の返事により、命の装置は外されて 数分も経たないうちに、ナマステは静かに この世での全ての呼吸を終えて息を引き取ったのです
市内からは 私の電話で慌てて娘達が駆けつけていました
私の後ろでは、長女が「父さん、がんばれー、がんばれー」と小さな声で 呼びかけていました
せめてまだかすかに意識がある間に病院に到着して 最後の言葉を交わしたかったです
ありがとうね~ よく頑張ったね!と言いたかった・・・
暫く病室でお別れする時間を過ごした後 担当医が私の横に来て
「最初 余命1年と言いましたよね 1年2か月生きる事が出来ました」
余命よりも長く生かしてやったからもういいでしょ!と言うニュアンスにも取れました
ナマステは亡くなる1週間前に 今思えば異常なくらいに普通に大きな声で私と会話するくらいに正気に戻りました
しかし すぐに次の抗がん剤投与により大きなダメージを受けて それが引き金としか思えないのですが
どん底にまで容態が悪化して 急に亡くなってしまったように感じます
異常であっても何でも あの一見元気になった姿を見た時に もう抗がん剤治療は暫く間を開けてもらえば良かった
そうすればもう一度 家で過ごす事も出来たのではないかと思います
病気とは思えないくらいにしゃんとして会話をした時にナマステはこんな事を言っていました
「ついに病院が厳戒態勢を引いたで!! 家に帰っても絶対に一人で居るな
階段も昇ったらダメと言われた」
その時の体調はそこまで悪いとはとても思えなかったので 私は信じられない思いでした
「父さんとしたら どう思う? 本当にそこまで悪いと思う?」
そんな質問に 「・・・分からん・・・」と首を傾げながら私を見て 大きな声で返事をしました
本人もまさか数日後に死が訪れるなんて思ってもみなかったと思います
抗がん剤を暫くでも止めれば 家族ともう少し過ごせたのにと思ったのは私の勝手な希望で
本人は痛みや苦痛から解放されてそろそろ楽になりたいと思っていたかもしれません
ナマステの1年2か月間の闘病生活は とにかく絶え間なく襲ってくる 痛みとの闘いでした
どんなに強い薬を使っても効果はあまりなく 夜もまともに眠れた日はなく 医療用麻薬を処方されても痛みが抑えられないほどでした
キツイ抗がん剤でダメージを受けるだけでなく 麻薬で骨も何もかも身体中が ボロボロになっていたと思います
だから もっともっと家族の元に一日でも長く居て欲しかったけれど
本人にとったら やっと楽になれて良かったのだと思っています
その日の夜 念願だった住み慣れた大好きな我が家にナマステは 無言で帰って来ました
その夜 私は一体どう過ごしていたんだろう?と思い出そうとするけれど何故か思い出せまん
気付いたら朝を向かえ 通夜 葬儀を迎えていました
病気が発覚したのは2010年の1月の終わりでした。
それより以前から体調が悪く、本人は疲労によるストレスからくる症状だと思っていたらしい
しかしあまりにも改善されないので、ある夜、私が台所で夕食のおかずを運ぶ準備をしている時に
「わし、ガンかの~」と初めてその言葉をもらしたのです。
私も嫌な予感いっぱいでした
それから意を決して 知り合いの病院へ重い足を向けると、検査の結果、 腸が腫れている
そして、臓器に腫瘍があるようだと言う事でCT検査を受けるために近くのもう少し大きな病院へ紹介状を書かれてすぐに行ったのです
その時、担当の内科の先生は「血液検査の事で何か聞いてませんか? 腫瘍マーカーが異常な数値まで上がっています。
これは部分的なものではなくて身体全体の検査が必要です」と言われて、数日後、何日かに分けて細かい検査が行われました。
その検査を受けている途中に 私も職場から呼びだされて内科の先生から説明を受けました
直腸にガンがあります。
かなり大きくなっているので他の臓器に転移している可能性があります
残念です…
深刻な内科医の言葉、声のトーンや表情からも、もう長くはありませんよ!と言う宣告に受け取りました
その後は外科医に担当が代わり、2回の手術を受けました
しかしナマステは前向きで頑張ってくれました
自分がやり残した事のために…
そして大好きな家族と少しでも長くいるために
そんな前向きで居てくれる姿にどんなに私達は救われた事でしょう
本当にすごい人でした
一度は元気になり私や娘達とドライブに行けるようにもなりました
楽しかったな~
この人は病気だと言う事を忘れてしまうくらいに生き生きしていました
時には少年のように自然に溶け込んで はしゃいでいたようにも見えます
退院できたのは わずかに4か月間だけでしたが 私達は神様から与えられた貴重な時間を噛み締めながら自然に 楽しく過ごしました
10年分くらいまとめて取ったんじゃないだろうか?と思うくらいに二人で ときには娘達も交えて色んなところへ出かけました
もちろん近場でしたが・・・
ナマステは時間がない 時間がないと焦っているようにも思えました
そんな日々の中で たくさん たくさん 想い出作りが出来ました
日本中の仲の良いどんな夫婦にも負けないくらい う~んと濃厚で充実した時間が持てたと思っています
一年前のナマステが自宅に帰ってきた夜に 二人で苗を買って来て庭に植えた立派に育った梅の木の蕾が膨らみ
そして通夜の晩に一斉に花開き満開になった その木
昨日 一厘の花が開き 今日 仕事から帰ると ところどころ可愛らしく開いていました
明日はもっと花咲いているかもしれません
今日の午後5時55分を迎えるのが何だか怖いような気がしていました
職場を出てまっすぐに帰る途中 きっとどこかでその時間を迎えるだろう
運転中にずっとハンドルの左側にあるデジタル時計を見ていました
5時55分
その時刻を確認したのは やはり そうじゃないかなぁ?と思っていた まさにその場所でした
亡くなる数日前 ナマステからの最後の電話を受けた場所です
その場所を通ると今でもその時の事を鮮明に思い出してしまう 私にとっては悲しい想い出の場所なんです
何か用事があるのかと思えば
「ただ 母さんの声が聞きたくなっただけよ~ 気をつけて帰れよ!」
そんな言葉を私にかけてくれた場所です
闘病中 最後の辺りでは 本当に苦しんでナマステも自分の事で精一杯で とても私に対する思いの言葉は出ませんでした
思い出されるのは苦痛にゆがんだ顔ばかりです
しかし この時ばかりは違っていたので ビックリしたものです
最後の最後に 私への思いやりの声をかけてくれたのです
今考えると この言葉で本当に救われたような気がします
その場所で今日のその時間を迎えたのは何とも不思議です
最初は迎えるのが怖かったけれど 割りと穏やかに静かな気持ちで時を過ごす事が出来ました
お友達がくれたメールの中で 「命日」と言うのは 命の日だと・・・
新しい命をもらう日かもしれないね って・・・
ナマステももしかしたら 次の新しい命を貰う日かもしれませんね
私も また一つこの日を乗越えて 明日からゆっくりと 前に進んで行ければいいなと思っています
この日を迎える事が出来たのも いつも思いやってくれる 娘達や 可愛い孫の存在
そして お友達 私のブログに遊びに来てくれる多くの方々
みんなのおかげです
本当に有難うございました 感謝します
命日には この歌詞を打とうと決めていました
こんな歌にちょっと心がセンチになりながらも 日々乗越えて過ごしていければいいなと思っています
私の今日のこの胸の内の思いをここに記録できて・・・ 吐き出すことが出来てよかったと思っています
ひと区切りついたような気も ちょっとだけしています
これからも私達家族を暖かく見守っていただけると 勇気を持って希望の光と共に生きていけそうです
花☆花 / さよなら 大好きな人
さよなら 大好きな人
さよなら 大好きな人
まだ 大好きな人
くやしいよ とても
恋しいよ とても
もうかえってこない
それでも私の 大好きな人
何もかも忘れられない
何もかも捨てきれない
こんな自分がみじめで
弱くてかわいそうで大きらい
さよなら 大好きな人
さよなら 大好きな人
ずっと 大好きな人
ずっとずっと大好きな人
泣かないよ 今は
泣かないよ 今は
心 はなれていく
それでも私の 大好きな人
最後だと言いきかせて
最後まで言いきかせて
涙よ 止まれ
さいごに笑顔を
覚えておくため
さよなら 大好きな人
さよなら 大好きな人
ずっと 大好きな人
ずっとずっと 大好きな人
最後まで 有難うございました
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