わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

子育て支援は母親支援ーNPO「はぐはぐ」発足記念講演

2012-03-10 22:23:18 | 子育て支援
 3月3日(土)、教育プラザ富樫で、NPO法人「子育て支援はぐはぐ そのままでいいよ」が設立記念行事を開催しました。このNPOの代表は、元県議の広岡立美さん(写真左端)で、子育て支援や親の子育て能力「親力」向上を目指すとしています。

 第1部は、社会福祉法人新生会(横浜市)の子育て支援スーパーバイザー・菅井正彦さん(写真左から二人目)による「子育て支援は母親支援」と題する記念講演でした。
・孤独、閉そく感の中での子育て
 「マザーズ」(金原ひとみ著 新潮社):「母であることの幸福と凄まじい孤独」
  密室(周囲からの孤立)+密着(母子一体)から逃れられない状態
・人は、自分が心身ともに”いい状態”にあってはじめてほかの人(子ども)にゆとりある気持ちで向き合える。
・お母さんたちの心の安定は、子育てによって自分らしい生活が失われたり、損なわれたりしなければよい。人の毎日の生活には、一色(ひといろ)より二色(ふたいろ)三色(みいろ)あった方が人生として充実感があり、楽しい。
・今は、仕事と子育てを両立させている人より、結婚・出産によって仕事をやめて家にいる専業主婦(母親)の人のほうが追い込まれているのかもしれない。
 「私は仕事をしていなければ、ノイローゼになっていたかもしれない」
 仕事で子どもを預けていると気が引ける、それで、子どもといるときはいい母親であろうとする。
・今必要なのは、
①気軽に確実に預けられるレスパイト保育の実施。
 専業主婦のリフレッシュ、美容院や通院のために サービスは「あること」が重要
 息抜きのためのサポート:地域に、いつでも訪れられるフリースペースを創り、そこで自由な語らい、情報交流、相談が気軽にできるよう運営する。
②育休を気兼ねなく取得できる企業・職場環境づくり。

第2部はパネルディスカッション(写真)

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