畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

農村体験最終は中学生の7人娘(その1)

2016-09-16 04:34:55 | 暮らし

 昨日は小学生を送り出し、その直後に今年の農村体験受け入れの4回目の最終回でした。
曇り空と言う天気予報に反し、朝から雨は止みません。

 それでも、スベルべは朝食前に一人で山の畑に行き草刈り。
少しでも良い条件で、自然を満喫してもらいたいという気持ちからでした。



 大型バスは予定時刻通り、9時ちょうどに到着。
でも、その時は雨が降り続いていたので、バスは山までの予定を我が家の前で終わりにしました。

 雨が小やみになったきたことを確かめて、ピストン輸送。
7人ですから、5人乗りの我が家の乗用車と軽トラで、一回では済まない。

 先ずは先発隊4人を道路上に栗の落ちている場所まで送ります。
歓声を上げて栗を拾う子供たちを後ろに、次の3人を迎えに山を下ります。



 ピストン輸送を繰り返し、最後は自動車を畑に停めて途中まで出迎えます。
前には、マックスが駆け下りてきた坂道の農道を歩いてくる女生徒たち。


 最後の3人が畑にやってきました。
美味しい空気、フィトンチッドと言うんだよ。なんて教えます。



 さて、さっそくお手伝い。
農業体験の開始です。



 手が汚れないうちにと、作業手順を考えトマトのもぎ取りから始めます。
次いで、ニンジンの間引き。「赤いのがニンジンで黄色いのはキャロット」なんてオヤジギャグ。


 「えー、キャロットってなんだっけ?」なんて声も。
「ニンジンだよ」なんて声に「私、英語苦手なの」なんて可愛いですね。

 さて、次はいよいよ待望のサツマイモ掘りですよ。
皆がニンジンを間引いている間に、サツマイモの蔓を切るスベルべでした。

               (続く)

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小学生四人組がやってきた(その5終わり)

2016-09-16 04:21:35 | 暮らし

 サツマイモの計量袋詰めの次は、唐辛子「鷹の爪」の葉をむしり取る。
思ったよりも根気よく、黙々と手伝いに励む4人でした。



 さー、手伝いは終わりました。
次はレジ袋を渡し「お土産はその袋一杯に何でもよいから詰めて」と言います。



 正直で邪気の無い小学生も結構たくさん詰め込みます。
「いくら持って行っても良いけれど、リュックに入るか?」「はい大丈夫です」。



 さて、いよいよお別れです。校長先生が、児童たちにお話です。
ちなみに、校長先生は昨年と代わっておられず、スベルべを覚えていてくださいました。



 「目にゴミが入った子供もいるようです」なんて、なぜか泣いている男子が二人。
別れがつらかったのかなー、それともホームシックでも起きたのかなー。



 児童代表のお礼の言葉もしっかりとしたあいさつで、拍手喝さい。
次に先生から最後の注意を聞き、お別れです。

 「最後にもう一度、受け入れ家庭の皆さんとお別れをしてください」と、先生。
スベルべに駆け寄った4人組と固い握手を交わします。

 「わー、痛いー」なんてスベルべの握力に驚く子供たち。
「触ってよいですか?」なんてスベルべの腕に触り「ワー、太いー!」なんて驚く子供達でした。

 わずか一泊二日ではあったけれども、その倍、二泊三日もの体験はさせたかな、なんて自負。
子供達に見送られ、少し寂しくそしてほっとした気持ちも持って帰路に就くスベルべでした。

                  (終わり)

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