山の畑の一角、柿の木の近くのさつま芋の成長が著しい。
ここは、長年アスパラ畑だった所で、昨年ジャガイモを久しぶりに作付した。
いや、長い畑の記憶の中でジャガイモもさつま芋も初めての作付の様な気がする。
そんな事情から、ここでのさつま芋は期待と不安相半ばと言う気持ちで苗を植えたのだった。
これは紫の「パープルスイートロード」と言う品種。
元来しっかりとした蔓なのだか、今年は特に太くなっている。
我が家では芋の手(葉柄と言うか葉茎と言うか、蔓と葉の間をこう呼ぶ)は先の柔らかな部分だけ採る。
「芋の手」と言うからには「芋の足」も有る。と、言うのは冗談で足はすなわちさつま芋そのものかな。
採り始めてすぐに片手に握りきれないほどの「芋の手」が採れます。
うーん、芋の手も太いけれども比例して葉も大きいですね。
葉を摘んで取り去って収穫完了。
後は持ち帰って水洗いして束ねるだけです。
我が家で商品にする場合は、標準家庭の一回で食べる分を標準量とする。
この場合、150グラムを一束にしています。
この「芋の手」をお客さんにお勧めする時は「繊維質で柔らかくヘルシーですよ」と言います。
先端から4~5本までだと柔らかくて皮を剥く必要も有りません。
今時の女性はどうも食事に手間暇掛ける、と言うのは嫌う傾向が強いように思います。
でもね、こんな美味しくて安い「芋の手」は多少の手間暇は惜しまないよう。機会を見て美味しい食べ方を紹介しますよ。