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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

エンジンポンプが壊れた

2025-07-31 04:03:51 | 
 とにかく暑くて、雨が少ない夏です。畑には朝夕の潅水が欠かせません。
でも、頼りにしていたエンジンポンプが、なんだか頼りなくなってきてしまった。

 そして、とうとうエンジン始動用の引き綱部分が壊れた。
一度修理したことのある部品だけれど、そろそろ年貢の納め時らしい。

 幸いなことに、壊れた日の夕刻には雷雨があり一息ついたタイミング。
朝の潅水作業をせずに、大きなホームセンターの開店時刻に駆け付けて購入です。

 エンジンポンプには、この吸水ホースは付属していたが、散水用のホースは無い。
同じホームセンターの別棟でホースを買う。吸水ホースの先端は玉ネギの袋を付けてゴミを防ぐ。

 なお、ホースの先端に着ける散水用ノズルも別売りで、こちらはネットで購入。
エンジンポンプは、前と同じ排気量のエンジンながら、凄い圧力で使ったらノズルが吹っ飛んだ。
 古いエンジンポンプは、エンジンばかりではなくて、内部の羽根車も摩耗していたのですね。
今まで使っていたエンジンポンプも、購入当初はこんな能力だったとあらためて思い出した次第です。
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不作のジャガイモに思う(新聞投稿)

2025-07-30 04:13:46 | 暮らし
一昨日はジャガイモを掘りました。朝食前の潅水と合わせて2時間の作業です。

 1株の収穫量で例年より少なめ。

 少ないうえに、小ぶりのジャガイモが多い。

     不作のジャガイモに思う

 雨が降らず悲鳴を上げている農業者たちの声が聞こえる。畑作だけの私の農業も、毎朝夕の潅水作業が欠かせない。潅水しても野菜たちはナスやトマト枯れないだけで、はかばかしい成長は見せない。早々にキュウリが終わってしまったという声も聞く。
 近年には珍しく多く降った雪も、思ったよりも早く四月中には消えたのだったが、その後も不安定で晴れても気温がなかなか上がらない。
 そのために野菜の成長も遅くなり気味です。そして、例を見ない六月の雨不足と猛暑です。これでは野菜も元気に育つわけも無い。
どういう理由なのか、ジャガイモがいつもよりも背丈が低いうちに開花が始まり、全体が大きくならない。七月も半ばを過ぎるとジャガイモの葉も黄色味を帯びてくる。芋が充実し掘り頃を迎えたサインです。
早生系統のキタアカリから掘ってみたが、掘る手先に充実の重量感は伝わってこない。小さなイモが多く、そして例年の半分近い収穫量に落胆です。野菜も天候異変を敏感に感じ取っているようです。
     (先日新聞の投稿欄に載りました)
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思いもしなかった雷雨の襲来

2025-07-29 04:37:07 | 自然
 山の畑で夕方の散水仕事を始めると遠い空で雷鳴。
徐々に近づく雷鳴と雷雲に期待したけれども、なんだか空は明るくなってきた。

 北西の空も明るくなってきて、雷雲は遠ざかったようにも見える。
落胆し、帰り道で軽トラに積んだタンクを満タンにして、里芋に潅水しようか。

 そんなことを考えながら、いつもの沈砂池で水を汲み入れ始めたら雨が始まる。
大粒の雨が道路を濡らし始めたけれども、まだ疑心暗鬼でタンクを口元まで満杯に。
 そして、里芋畑に到着し散水しようとエンジンポンプを始動しようとしたら壊れてしまった。
何回か修理を重ねて使ってきたエンジンポンプもこんなタイミングで壊れてしまったようでした。

 家に到着し、軽トラを地下の車庫に入れたころには大雨に。
この雨も本当に狭い地域だけに降ったようです。フェイスブックにアップすると羨望の声も。

 こんな雨も3~40分で終わり、北西の空は夕焼けが始まりました。
この日の朝は、サツマイモが一部葉が赤くなり始め、慌てて散水作業でした。
 しかも広いサツマイモ畑だから、朝食前に沈砂池と畑を3往復。
朝食後ももう一度行って、サツマイモ畑全体に散水を終えたのでした。これで少し安心です。
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連載333「ゴキブリ亭主」(その3終わり)

2025-07-28 04:03:15 | 食べ物
 料理なんて呼ぶのもおこがましい「下ろし雑炊」です。
たっぷりの大根おろしと、少量の豚肉か鶏肉が主材料です。

 昔、テレビで見たレシピでは、大根おろしを水で晒していた。
でも、せっかくの栄養満点の大根の汁を捨てるには忍びず、そっくり使用。

 少量の塩と、香りづけに醤油を垂らす。
そして、生卵を割り入れて掻き回したら完成です。

 丼ぶりに盛り付けたら小口切りのネギを散らしてテーブルに。
亡父も喜んで食べてくれた「下ろし雑炊」は今でも我が家の定番メニューです。

    ゴキブリ亭主(その3終わり)

 その後も厨房入り、ゴキブリ亭主ぶりは磨きがかかるばかり。共稼ぎ時代に晩酌に酔っては後片付けもせずにテレビでナイトゲーム観戦などしている私に「私だって働いているのに」と言われ、その後片づけ、洗い物にも精出すことに。「酔った勢い」と言うやつもあるのかもしれない。気分の良いうちにさっさと片付けてしまうのでした。

 友人、同級生にこの話をすると必ず「家の女房の前では言わないでくれ」だ。ゴキブリ亭主も存在するが、亭主関白もまだまだ残っているのかもしれないと思うこの頃でもある。

             (終わり)
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連載333「ゴキブリ亭主」(その2)

2025-07-27 07:05:15 | 食べ物
 生臭物も大好きで「イカの塩辛」も作ります。
最近は滅多にスルメイカを店頭で見ない。有っても小ぶりですね。

 一度、美味しそうなヤリイカを見つけて仕掛けてみました。
ところがこれは失敗。スルメイカに比べたら肝が格段に小さかったのです。

 味付けは、塩が基本で、気まぐれに「鷹の爪」「レモンの輪切り」を入れる。
他の添加物など一切入れない、潔い美味しい塩辛が出来上がります。

 最後は煮沸消毒した、保存瓶に入れます。
そして、アニサキス対策に一昼夜、冷凍庫で凍らすことも肝要です。

    ゴキブリ亭主(その2)

 毎日同じメニューでもみんなが飽きるだろう。毎日、夜布団に入る際に、レシピ本を持っていきメニューを考えた。そのころの私はと言えば、電車通勤で長岡に通っていた頃。有難いことに今は無くなってしまったが、長岡駅直近にデパートがあり、帰りの電車までの時間を見繕い、地下の食品売り場に足を運ぶ。

 まだそれなりに若い時代で、レジ袋をそのまま持ち帰るのは恥ずかしく、布製のバッグに忍ばせたりしていたのだった。今でも秘かに自慢に思うのは、結構長期にわたり私の食事担当は続いたのだが、同じメニューが一つもなかったことだ。私の厨房入り、ゴキブリ亭主ぶりには、そんな泣きも入っているのだ。
            
              (続く)
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