畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

スベルべ夫婦の行き当たりバッ旅(その7)

2016-10-31 04:08:58 | 旅行

  昭和村、南会津町を経由して桧枝岐村に向かいます。

この写真はスベルべママが助手席から撮影。ブナの葉はほとんど落ちていました。

 

  さて、いよいよ桧枝岐に到着です。

失礼ながら、山中の寒村とでも言うべきたたずまいを通過したので文化的な街並みに見えましたね。

 

  桧枝岐と言えば、「尾瀬」ですね。

モニュメント風の看板に戸惑ったのも束の間、水芭蕉だと気づきました。

 

  失礼ながら、ここには見るべきものは少なかったですね。

「桧枝岐歌舞伎」とか、その季節によっては昔ながらの風物詩が見られるのでしょうが。

 

  さて、もう一走り。地図には尾瀬沼はもちろんの事、奥只見ダム、小出ICも。

午後からは雨の予報通り、昭和村で強くなった風は雨を呼び道路はたちまち濡れることに。

            (続く)

 

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山芋を食べようか

2016-10-30 05:10:15 | 食べ物

 二回目の山芋掘りに行った日は、娘の婿殿が夕食に我が家を訪ねてきた。

そこで、掘ってきてばかりの山芋の折れた部分をすりおろす。

 

  おろし金もすりこ木も、子供の頃から我が家に有った古いもの。

結構大量にすり下ろしたけれど、それだけ山芋を折ってしまったと言う事か。

 

  粘り気の強い山芋は、すりこ木棒に絡めて持ち上げられるほどです。

そして、この白に近い色がおいしい山芋の証拠なのです。

 

  お玉でよいしょとばかりに持ち上げて、一部を切り離す。

取り分けた一部は「山芋の海苔巻き」に使います。

 

  さて、いよいよ「トロロ汁」造りに取り掛かる。

左の小鍋の中には、煮干しで出汁を取ったしょうゆ味の汁が入っています。

 

  出汁を慎重に少しずつ入れてすりこ木で根気よく延ばします。

短気に一気に入れると、山芋が汁に浮いてしまい、混じらなくなってしまう。

 

  ほら、こんな風に何回にも分けて出し汁を入れて伸ばした結果です。

お玉から、糸を引くように流れ出すようになると完成です。

 

  最初に取り分けた一部は、焼き海苔を広げた上にスプーンで伸ばします。

 

  ここが、山芋の真骨頂。

焼き海苔で蒔いた山芋は包丁で切れるのですよ。ワサビ醤油でも美味しいけれど今回は酢醤油で。

 

 そして、他にはこんな安い塩サバの焼き物で十分な夕食となります。

山芋のトロロ汁は初めての人には、野生的でやや土臭く食べ難いかも知れない。

 でも、生まれて初めて食べるという、そのトロロ汁の味は婿殿を驚かす味だった様子。

目を丸くして、フーンと感心しきり。そして、海苔巻きを口にしてまた感心。

 今度は山に連れ出して、山芋掘りの技術を伝承しましょうか。

土と太陽の贈り物とも言える山芋は本当に美味しく、栄養価に富むものですからね。

スベルベ一代限りの業で終えてしまうのはもったいないですよ(笑う)。

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スベルべ夫婦の行き当たりバッ旅(その6)

2016-10-29 19:50:43 | 旅行

  当初の予定では、只見町を経由して桧枝岐村、奥只見ダムを経て帰るつもりでした。

ところが気紛れに「三島町」を訪れたことで予定は大幅に変更。

 「三島町」に立ち寄り、工芸館を見た後は只見町を経由せずに金山町から国道400号線へと入ります。

そして、「鳥居峠」と言う、紅葉の絶景でもあった峠道を経由し、「昭和村」に到着。

群馬県の同じ名前の「昭和村」と比較されることが多く、貧しい農村と豊かな農村の代表とも。

 

  でもね、こちらの「昭和村」は、紬などの原料となる「からむし」の生産地として知られているのです。

人生はお金ではない。なんてうそぶくスベルベには理想的な村に見えますねー。

  博物館の前を歩くのは・・・・。

右手には「織姫交流館」があります。

 

  そして、入るとまた貴重な展示物。

「行き当たりばっ旅」は中々収穫、実りの多い旅でもあります。

 

  少し残念だったのは、重機の音が少しうるさい工事中だったことでした。

 

  先の行程に心配があり、残念ながら中には入らないで出発。

 

  こんな看板を見つけて出発前にシャッターを。

 

 残念ながら60種類を超える「苧麻」は枯れ始めています。

さて、次の目的地でもある「桧枝岐村」を目指して再びスタートしましょうか。

 今日は珍しく朝のアップが出来ませんでした。

昨夜、「ベトナム旅行」の決起集会?に出席し痛飲し二日酔いで目が覚めなかったのでした。

スベルベは旅行のメンバーに加わらなかったけれど、仕掛け人の責任として激励に。


 先ほど同級生が電話をくれました。

「草村礼子」さんが、来て下さっているので、一緒に夕食はなんてお誘い。

まだ、農天市場の片付けの真っ最中でもあり、断ってしまいました。

うーん、失敗したかなー。彼女と一緒に盃を傾けるのも面白かったかなー。残念。

         (続く)

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スベルべ夫婦の行き当たりバッ旅(その5)

2016-10-28 05:58:27 | 旅行

 工芸館に別れを告げ、今度こそ目的地でもある「桧枝岐」を目指します。

かーナビに従うと、当初予定のルートではなく、金山町から入るコースを示します。

 

  ままよとばかりに、カーナビの指示通りに走ると、昭和村・南会津町経由になっていました。

途中で見つけた看板の豆腐屋さんを見つけました。駐車場の脇に懐かしいミゼットがあります。


  こんな看板が出迎えてくれます。


  家の作りを見ただけで美味しそうですよ。

そぐわないようなコーヒーの看板も見えますが喫茶ルームもあるのでした。

 

  店内喫茶室を失礼して一枚。

豆腐を3丁買って保冷バッグに詰め、同時に求めた「おからドーナツ」を食べながら再び出発。

            (続く)

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山芋掘りに勢いづく

2016-10-28 05:49:09 | 山菜

 26日は午後から会議があり、雨模様の午前がポッカリとスケジュールが空いた。

山芋掘りも一度行くと、また行きたくなる。勢いづくって事でしょうか。

 

  立派な蔓を見つけて掘り始めます。

見え始めた病もの左に黒いものが見えますが、これが親芋。昨年の山芋ですね。

山芋は、親芋、そして山の土、太陽の力を得て成長するのです。

 

  しかし、今回は中々手ごわい現場です。

山芋は、最後は泥岩を割り、潜り込むように伸びている。

 

  あー、立派な山芋も結局先端まで掘るに至らず折れちゃいました。

岩を起こすバールのような道具が必要なようです。

 

  でも、掘り進めているうちにはこんな僥倖も。

ほら、2本並んでいるのが分かりますか。右端は木の根ですけれどもね。

 

  出てきました、山芋兄弟の全容が。

これも最後は泥岩の中に先端が食い込んでいました。

 

  一本は何とか先端まで無傷で掘り出すことが出来ました。

ま、中くらいの大きさかなー。

 

  そして、もう一本は先端を少し欠いてしまいました。

 

  帰りには、行く際に見つけていた「ナラ茸」を採りながら帰ります。

この辺りでは「アマンダレ」などと呼ぶけれど、美味しいポピュラーなキノコです。

 例年だと、9月末頃から出るのだけれど、高温続きのため時期が遅れたようです。

夕食には娘の婿さんも我が家で、「山芋のトロロ」と「ナラ茸」のけんちん汁を出しました。

「山芋とろろ」は初めて食べると言う事でしたが、美味しさに目を見開いていました。

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