畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ドラゴンドラに行ってみた(その2)

2024-11-05 05:13:42 | お出かけ
 ドラゴンドラには4人で前後の席に乗ったのですがスベルベ夫婦は後ろ向き。
前向きでも後ろ向きでも良いのだけれど、写真撮影には朝日が逆光になり適しませんでした。

 驚いたのは、その行程です。上方はるかに山頂駅が見えます。
そこまで、スムーズに上るだけかと思ったら、まさに山越え谷越えです。

 一つの尾根を越えては、グンと高度を下げ谷を渡るのでした。
山麓駅と山頂駅との標高差は425m。その間を上下しながら進みます。

 残念ながら逆光になりましたが、川の水面から近いのが分かります。
「これは大雨で水量が増えたら運行停止だろうね」なんて話し合いました。

 二居ダムが見えてきました。月並みな言葉ですがエメラルドグリーンです。
このダムは、信濃川水系の清津川をせき止められて作られた正式には調整池だという。
              (続く)

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夢の空中散歩「ドラゴンドラ」(その1)

2024-11-04 05:23:28 | お出かけ
 10月31日のことです。昨年から気になっていた苗場スキー場に行ってきました。
ゴンドラの全長が5481mで片道が25分という、日本でも最長ではないかと思われる設備です。

 ゴンドラの出発駅の天井には、やや太り気味のムササビのオブジェ。
ゴンドラは8人乗りですが、4人で乗り込み前後に二人ずつで並ぶというぜいたくさ。

 苗場プリンスホテル近くの乗車券売り場から、ドラゴンドラの駅まではシャトルバスが運行。
家を7時ちょうどに出発し、8時10分に到着。8時45分から切符は販売開始ですが既に30人も並ぶ。

 全長も長いけれども、標高差もあります。
ドラゴンドラの下の駅付近から見た風景は、まだ少し紅葉には早いかなという雰囲気も。

 一週間前の週間天気予報を見て、この日しかないと決めた10月の最終日。
この日の前後は雨模様で、しかもドラゴンドラの夏季の営業は11月4日までとあり、ワンチャンスでした。
               (続く)
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「野の花館」でお茶を

2024-11-03 04:47:11 | お出かけ
 作者は何年か前にお亡くなりになられています。
でも、これだけの作品をそろえた「野の花館」が残ったのは本望だとは思いますが。

 葉物、実物ばかりではなくて、こんな「土栗」というキノコの一種も。
山で見かけますが、真ん中付近を押すと、真ん中から煙のように胞子が飛び出します。

 ナツハゼが見事に描かれていました。
丁度、今頃がこんな風に実が黒く熟しているはず。美味しいジャムが出来ますよ。

 「野の花館」の一角には、この絵をモチーフにした焼き物もあります。
他にも、色紙風にプリントした小物や、葉書などが販売されていました。

 これではありませんが、もう少し洋風に作られた湯飲みをスベルベママが気に入りました。
結局、その二つを購入しましたが、日本茶でもコーヒーでも頂ける小品でした。

 お買い上げの礼という事でもなさそうですが、囲炉裏風の周りに招かれてお茶を頂きます。
スベルベは昆布茶を所望。小さなお皿には梅煮。そして茶托には和菓子が添えられていました。
 梅煮の小皿が気に入り、欲しくなったスベルベママが尋ねましたが販売はしていませんでした。
実は、この日は苗場のドラゴンドラで紅葉見物に行ってきた帰りです。一日に二つの素晴らしいものを見た日になりました。
            (野の花館の話し終わり)
コメント (2)
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「野の花館」の花と実物と

2024-11-02 06:37:40 | 暮らし

 細密な絵は実物を丁寧に模写して描いてあります。
その一点一点の作品に、実物のモデルである植物が並べて飾られています。

 フユワラビ(フユノハナワラビ)の実物と、絵を比べてみてください。
一切の誇張も無く、丁寧に実物を表現。牧野博士がご存命だったらどう評したでしょう。

 あまり、良いとは言えない名前の「継子の尻拭い」です。
我が家の地方では、「コンペイトウハナ」なんて呼んだような。花の形がそっくりです。

 「猿獲茨」サルトリイバラですね。実物の蔓先が絵にくっつきそう。
そして、実物と絵が連結し、一体になっているかのような錯覚さえ生まれるほど。

 「マユミ」と「大吊花」が似ていて驚きました。
じっくりと眺めていると、本当に勉強になります。スベルベも実は植物は大好きなのです。
             (続く)
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「野の花館」に行く

2024-11-01 04:37:42 | お出かけ
 昨日は一日遊びに忙しい日でした。苗場のドラゴンドラ初体験の次はここへ。
以前から新聞記事などで知り、行ってみたかった「野の花館」も帰りに立ち寄ってみました。

 古民家を改築して美術館風にしつらえてあります。
南魚沼市の六日町地域だとばかり思っていたら、旧塩沢町の一角にありました。

 ここに立ち寄る前にネットで検索して調べたら、木曜日が最も客が多いなんて。
それでも、駐車場には数台の車のみで、入場者も少なくてゆっくりと干渉させて頂けました。

 玄関、入り口からしてしゃれていますね。秋の野花がきれいです。
古い梯子は、きっと古い家屋で実際に使われていたものでしょう。期待に胸が高鳴る瞬間。

 入館してすぐに、多数の絵の展示に驚かされます。
細密な手仕事のリアルな絵に添えて、そのモデルとなった草花も飾られています。

 元は古民家と思われる、小規模な美術館ながら中はぎっしりと並ぶ作品群。
絵のみならず、その絵をモチーフにした様々な工芸品も多くて、惹かれます。
            (続く)
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