畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

オーソレミーヨ!!??(その2終り)

2013-01-31 04:46:57 | 野菜

 「テツ&トモ」の『なんだろな なんだろなー』はまだまだ続きます。


 これもここのところ毎年作る『エンダイブ』です。
種子袋の表記は各国の言語が記されているように見えるが、日本語だけは仲間外れ。


 これなんて、播き時期の長さと、種子の数量に惚れて買っちゃいました。
柔らかなベビーリーフが山ほど採れて、サラダを優しく彩る予定(笑)。


 種蒔き後30日で収穫でき、しかも種の数は5,600粒!


 『コールラビ』はこの紫と緑をそれぞれ一袋ずつ。


 『ストリロード』だそうです。って何だかもうやけっぱち。


 「これぞグルメシード」なんて書かれると、もうダメ(笑)。


 これぞ極めつけの「変わり種」(笑)。『カルドン』なんて申します。


 「やや、苦みのある個性的な味」なんて、誰が食べるんでしょ(笑)。
ま、グルメ、いや食いしんぼのスベルべは絶対に食べてみますけれどもね。


 ネットで、山ほどの種子を入手したけれどもまだまだ我が家の定番野菜の種子は足りない。
28日に「越後の台所 すずきち」さんで今年の野菜作付の打ち合わせをしたけれど、
帰りにスベルべママと大規模ホームセンターの園芸コーナーに立ち寄り店員さんが目を丸くするほど購入。

 そして、それでも足りない種子は昨日の『春一番種物フェアー』に全権大使として派遣した、
スベルべママが、農天市場仲間と一緒に買い足しして来てくれました。

 それでも、まだズッキーニとかカボチャとか、牛蒡とか足りない種子が沢山あります。
こりゃ、再度ネット通販のお世話になるしかないですね。
さてさて、あらためて並べてみるとため息の出そうな種子袋の山。
はたして、スベルべ夫婦の前にはどんな苦労が待ち受けているのでしょうか(大笑)。 


                 (このお話終わり)
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オーソレミーヨ!!??(その1)

2013-01-30 12:15:39 | 野菜

 いやいやいやー、また種子が届いた。それも山ほどー(笑)。
今回はフランス産も有るかと思って注文したのだけれど、ほとんどがイタリア産。

 昨年は関西の有るネット通販の会社と、あまりにも高価なニンジンの種で喧嘩したけれど、
何せ、この種子屋さんなんて我が日本の種子屋さんよりも安価なほどですよ。
『オーソレミーヨ』を歌いたくなるような気分です(笑)。


 名前は遠慮するけれど、同じような蕪が日本の方が単価が高い。


 こんな変わった物も後先も考えずに沢山買っちゃいました。


 さて、イタリア語を勉強しなくてはならないと思ったけれども、それは考え過ぎ。
ちゃんと日本語のシールが裏面には貼って有ります。


 なんだろなー、なんだろなー、この種なんだろなー(笑)。


 これも、なんでしょね。


 これは分かりますよね。ここのところ二年続けて蒔いた『リーキ』で『ポロ葱』とも言います。
何処でも手に入る『リーキ』だけれども、宣伝に「ジャイアント」なんて有り、つい注文しちゃったって訳。
さて、丸のままでは頬張りきれないほどの『リーキ』が出来ますよ。

                        (続く)
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めでたさも中くらいなりおらが春

2013-01-29 19:58:18 | 暮らし

 先日、お昼ごはんを終え、米を研いでいると玄関のチャイムが鳴った。
出てみると、毎年この時期に訪れてくれる群馬の「達磨屋」さんが袋入りのダルマを持って立っていた。

 亡母が健在の頃からの付き合いですから40年前後の長い年月の取引。
ダルマの正面に名字入りの特製で、顔の左には『家内安全』の文字。


 そして、顔の右には『交通安全』の文字。
長く我が家を守ってくれている大事な願い事。


 話し変わって、こちらもめでたく嬉しい話し。
「お年玉」付き年賀葉書の抽選発表が二十日に有り、めでたく末等切手シートが当選。


 でも、不思議なことでも、珍しいことでも無いのかな。
末等は下二桁の数字だから出した数、貰った年賀状の数から見たら至極標準的平均的な数かな。

 この抽選結果をみると、さて、正月気分も完全に消え去り、冬の厳しさに戻った気分。
嬉しい事も、悲しい事も、めでたい事も、そうではない事もそれぞれ半々の気持でも有る。
一茶でも無いけれど『めでたさも中くらいなりおらが春』の我が春でしょうか。
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越後のバカ雪一晩三尺(その3終り)

2013-01-29 05:52:19 | 暮らし

 雪原で遊ぶマックス。では無くて我が家の前のマックスです。


 小屋から出るとご覧の通りの雪で、ワンワンと怒っていました。


 猛烈な吹雪続きで、普段は雪のつかない屋根のトップにもご覧の通りの雪。
しばらくして、表に出ていたマックスの近くに大きな音と共に落下し、危なかった。
マックスは急いで小屋に逃げ込んだけれども、危うくつぶされるところでした。


 二階から農天市場の建物を見るとこんな風景。一昨年の水害時の洪水を思い起こさせる雪の深さ。
押し寄せた洪水の水の深さと、積った雪の高さが丁度同じ位。


 さて、こんな時の国道は?と言うとこんな塩梅。
国道の除雪は間断なく行われているため、少し気温が上がるとすぐに路面が現れる。


 国道から駅を眺めます。


 先日、ダンプカーで雪を運び出し小さくなった雪の山が元の黙阿弥。
たちまち巨大なピラミッドになってしまいました。


 空はしばらく落ち着いていたけれども、たちまち吹雪に見舞われる。


 この日は電車は終日運休のようでした。
昨年も度重なる雪のための運休を出して随分批判されたけれども一朝一夕で改良される除雪体制では無さそう。

 天気予報では今日29日まで雪が続くとされていました。
今日はパートもお休みの日で、相棒と相談して九時から二人で、屋根の雪下ろしに向かいます。

 気象庁の今冬の長期天気予報は今のところ的中!立派な大雪になっている魚沼です。
魚沼市穴沢(旧入広瀬村)では積雪299センチとか微妙な数値が発表されていたけれども今は3メートル以上でしょう。
我が家の周りも二メートルは完全にオーバー。
村の中を配り物のために歩いたら、どこも凄い状況になったいます。

                        (この話し終り)
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越後のバカ雪一晩三尺(その2)

2013-01-28 04:19:22 | 暮らし

 駅前広場の駐車場に行ってみると何台かの車が雪に埋もれている。
ワイパーの先だけが見えますが、ここには三台並んで埋まっています。 


 駅舎を挟んで反対側にも二台。そして駅の正面に一台と合計六台の自動車が雪の虜に。
前夜の電車が動かず、自動車にたどり着けなかったのか、それとも歩いて帰ったのか。


 一昨日の朝の時点で積雪は250センチ有ったらしい。
でも、一晩で三尺、1メートル近い降雪って久しぶりの雪らしい雪でした。


 自家用の除雪機を持ってきたのは近所の人でした。
本道から細い道を50メートルほど入ったところの家で、自宅までたどり着けなかったようです。


 一人の男性が徒歩で引き上げに来たけれど、家族の誰かが乗り捨てたと見え、自動車を探している。
ナンバープレートを探って確認しなければ自分の自動車がどれかも分からないような雪の量なのです。


 ここで、ようやく頼りになるロータリー除雪車が登場。
でも、駅前は放置された自動車で綺麗な除雪畑無理。


 それでも、自動車の間を縫ってロータリーで除雪したため、なんとか脱出できました。
脱出はしたけれども、右の軽のワンボックスカーの屋根の雪は凄いですね。

 屋根雪を落としてから帰るかと思いきや、なんと、運転手はそのまま走り去った。
ありゃ、危ないですよー、室内が暖まると屋根の雪が一気に滑り落ちます。
ブレーキなんて踏んだら、目の前が大雪崩状態になってしまいますからね。

 前夜、山の会の新年会から徒歩で帰宅したお話はしたけれども、本当に命がけ。
雪国の国道は、人間様が歩く歩道なんて付録のような存在ですから。

 国道が地下水の散水消雪になっている所なんて悲惨ですよ。
遠慮会釈なしに飛ばすトラックが撥ね上げるシャーベット状の雪がバシャーっと降りかかるのですから。

 昔から、国道なんて自動車専用道路のようなもの。最近まで歩道の無い長い橋さえ有りました。
そして、我が村から、下手の長岡市川口町和南津地区までへは歩道除雪されない場所も有る。

 こんな吹雪の日に歩く人も無いと言えば無いけれど、歩くという行為を奪っているのが国道。
無理して歩いたら、吹雪で視界の悪い自動車に撥ねられて命を失うのは必定。

 事実、昨シーズンだったか、県央に近い4車線のバイパスでひき逃げされ、しばらく身元も分からなかった人も。
ひき逃げしたトラックも、ひき逃げの感覚さえ分からなかったらしく、判明したのは何カ月も後の事でした。
自動車社会になり、昔とは、雪国の厳しさ、危険の内容もこんな風に変化してきていますね。

                      (続く)
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