畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

水防工事の全容が見えてきた

2014-03-31 05:30:13 | 自然

 冬の降雪の朝は、毎朝堤防の上を除雪のために走るブルドーザーが見えた。
いつの間にか静かになったと思ったら、堤防を魚野川の水流から守る「低水護岸工」は完成していた。


 下流方を見ると、新たに作られた堤防のカーブに合わせて低水護岸工も曲がって出来ている。


 最終的には出島のようになった削り取られた河原の残った部分も削られるのだろうか。
いずれにせよ、かって胡桃の木の林が有り、山菜の一種「コゴメ(草ソテツ)」が生えていた部分は残らないだろう。


 久しぶりに歩く堤防の斜面から堤防上に向かって、工事の新しい看板が立てられていた。
「下島樋門新設工事」という件名のようですね。構造も上手く描かれています。


 かなり大規模な「樋門」が出来るようです。
魚野川の支流である「大沢川」部分に作るのだけれど堤防本体は最終的に樋門部分を通って国道に繋がる。


 しかし、この樋門に大きな排水ポンプを設置するまでの計画は無さそう。
とすると、考え方ですがもろ刃の刃になりかねない内容も含んでいるように感じてしまう。

 魚野川の上流地域で豪雨があり、大沢川流域で降らなかった場合は締め切ってもさほど影響は無い。
でも、両方の地域に豪雨が降った場合は、樋門をしめ切ると大沢川の水が行き場を失ってしまうのではないか。
そんな状況の場合は、大型ポンプ車で魚野川に排水すると言うのが当初の説明会での計画だったが如何に。


 工期が7月31日と言うのも、微妙な設定ですね。
なにせ、平成23年の水害は7月30日の早朝でしたから。 


 【事業の概要】を読むと、再び怒りと悲しさがこみあげて来ます。
表面上は水害の痕跡を残さない我が家だけれども、高床式の地下と一階の間の天井、防寒設備は仮復旧状態。

 【整備効果】が字面どおりに出て、水害を防いでくれる事を祈るのみです。
なお、この樋門の少し上流方に昔は大きな村が有ったのだけれど、度重なる水害で対岸の山極に移転している。
近いようで、遠い約250年ほど前の事だそうです。

 さて、我が家は新築後今年で24年目となります。
風雪どころでは無く、『中越地震』『新潟・福島豪雨』と大きな災害に見舞われました。
これだけ経験したら、いくらなんでも私の生存中に大きな災害は無い。と、信じたいものです。
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「農天市場」に春が来る

2014-03-30 12:43:41 | 

 夜が明けるのが早くなり、日差しも強くなってきた。
さー、春だぞ。今年も農天市場のトレードマークのように、明るく、強く、汗を流して働こう。


 同級生でも有る友達が、通ってきて除雪をしてくれた。
雪の下から顔を出したのは、汚れているけれど焼き芋用の薪の山。


 農天市場の入り口も除雪のお陰で出てきた。今日は扉をあけましょうか。
前に短い単管パイプが見えるけれど、雪の下から掘り出した「芋床」用の部品です。


 数日前に雪囲いの縄を切ったプルーンやジューンベリーの木々。
伸び伸びと枝を伸ばしてきました。切って集めた荒縄の山の下は日を遮られて雪が解けない。
そして、消雪促進剤を撒いたところはもうくぼんできましたよ。


 トラクターに着いた除雪機で雪を飛ばした場所です。
ここには芋床と育苗用のビニールハウスを立てます。

 これは朝方の光景だけれども、何回も足を運んでスコップで雪を散らすと、
夕方には見違えるほど地面が出て来ています。
いよいよ春も本番。一気に忙しくなってきそうです。
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マックスよ又春が来たよ

2014-03-30 05:24:47 | マックス

 さて、上機嫌だったかどうか窺がうすべもないけれどマックスは順調に歩を進める。


 友達の除雪作業を見て、言葉を交わし家に帰るとツバメの姿。


 「おー、よく帰って来たな、お帰りー」なんて思わず口を突く言葉。
昨年も同じような状態だったけれど、なー、ツバメよ、まだ土は出ていないぞ。


 でもな、少し待ってよな。ほら、山はすっかり春の気配だよ。
もうすぐ田圃も顔を出すし、君たちの季節は確実に迫って来ているんだからな。
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マックスと凍み渡り

2014-03-29 13:36:20 | 自然

 今年は、なぜか放射冷却現象で冷え込む日が少なく、凍み渡りの出来る日も少ない。
今朝は望外の日和で、マックスとの朝の散歩は凍み渡りになった。



 昨年から引き続いて、土砂浚渫の行われた大沢川はなんだか流れの変化が無くなった。
毎年、晩春に産卵のために魚野川から上って来る鯉は今年もこんな状態でも来るのかなー。



 もうすぐこの水田も土が出始める事でしょう。
今はただただ平らな雪原です。



 冬を通して行われていた工事も終わったと見え静かな日が続いていた。
堤防に上がって見ると、「低水護岸工」と言う、堤防を水流から防ぐ工事は終わりを迎えていた。



 それにしても、広くて立派な堤防。
向こうの終端はこれから、水防工事の大集成「樋門工事」が始まるはず。



 さて、大きな軍艦のような姿の、我が家の畑のある山も春めいて来た。
急斜面には、もうすぐそう二週間もこんな日が続いたら山菜も顔を出すかもしれない。



 さー、マックス帰ってご飯にしようか。


 何時も違うコースが気に入ったのかマックスも今朝は最後までしっかりとした足取り。
友達が朝早くから来て農天市場の除雪をしている。早く帰ってスコップを持って来る事にしよう。
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トラクターで除雪

2014-03-29 06:01:52 | 

 従兄から除雪機を借りて「農天市場」周りの畑を除雪使用と思っていた。
でも、除雪機を運搬するトラックが修理が終わらず、トラックの持ち主から暖かな応援の申し出。
大切なトラクターの除雪機を貸してくれると言うのです。


 トラクターはタイヤでは無くて、クローラー(キャタピラ)式。
これだったら、雪の上でも走れると言うものです。


 この新しいトラクターにアタッチメントとして除雪用部分が取り付けられている。


 多少難点があるとしたら、後ろ向きの姿勢で操作することですね。
一日やっているとかなり首が疲れる言うけれど、一昨日の午後と昨日の午前の作業で疲れは無し。


 昨日は朝早くから仕事を始めると、友達も手伝いに来てくれた。
機械と人力の併用で、こんな風になりました。

 土が少しでも顔を覗かせると、太陽の輻射熱で雪解けが進む。
しかも、残った部分には真っ黒の消雪促進剤を散布したから土が完全に出るのも間近。

 そろそろさつま芋の「芋床」の準備も進めましょう。
さて、今年も昨年に増して畑仕事は忙しくなりそうです。
だって、種子類を山ほど、そう種類も量も沢山買って有りますから。
コメント (2)
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