畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山ブドウが沢山!

2012-09-30 04:48:31 | 暮らし

 昨日の夕方、五時少し前、農天市場の閉店前に友人が「山ブドウ」を持ち込んだ。
昨年に引き続き二年目の事だけれども、猛暑のため実付きが悪かったとは言え、黒真珠のような輝き。


 やはり、少し房への実の付き方が少し寂しい気もしなくは有りません。
口に含むと、甘酸っぱい野生の香りが口中に広がる。


 この甘酸っぱさも、季節が進み寒さが増すと甘さが勝って来るとか。
でも、次第に収量は減って来るし、ま、最初は恥じらう乙女の姿のような味かも。 


 今回は、こんな風にコンテナに軽く二杯のお届けでした。
昨年は長岡でのイベント、防災記念日の「えんえんマーケット」に焼き芋屋で参加させて頂いた。

 その際に、この「山ブドウ」を持参すると、話題になり御買い上げ頂いたお客さんが、
再び来られて、追加で御買い上げ頂いたなんて事も有りましたよ。

 野趣に富んだジュース、ジャムの材料になるし、ご法度でしょうがワインにも変化します。
一キロ1,500円の価格設定は、けっして損なお買いものとは思いませんよ。


 先週も紹介させて頂いたけれども、焼き芋も涼しさを感じさせるような気候にぴったりになってきました。


 昨日は、薪割りをしながら、釜に薪を足していると、少し汗ばむようでした。
台風の接近も伝えられ、皆さんも気ぜわしい日曜日になるかも知れません。
でも、お時間が取れましたら、是非「農天市場」に足をお運びください。と、宣伝でした(笑)。
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マックス曹長の大脱走

2012-09-29 04:28:26 | マックス

 昨日の朝はスベルべママは家仕事。マックスと軽トラで山の畑に向かう。
雲間から昇る朝日の美しさに、カメラを取り出しパチリと一枚。


 そして、前日作った平畝にラッキョに引き続き「アサヅキ」を植え始めた。
少しすると太陽は完全に登り明るさも増し、昼間の状況になる。


 この時はマックスは「キク芋」の花をバックにしたりして遊んでいたのだが・・・。
(なぜかマックスは、このキク芋の葉が大好きで、山に行くと必ずムシャムシャと食べる)

 そして、注意は怠らないのだけれども、少し目を離したらマックスの姿が見えない。
そして、間もなくスベルべママから携帯にメールの着信。
「マックスは自主的に、草だらけになって帰って来て隣のハナちゃんの所に居ます」だって。


 安心して、仕事が一段落するまで続けて帰宅。
家に着くと、軽トラを認めたマックスは、自分がやったことを承知しているものだから、
バツが悪そうな表情で、尻尾も「スミマセンゴメンナサイ」と言わんばかりに静かに振り続けていた。


 「マックスが草だらけ」はスベルべママの間違いで「草の実だらけ」です。
マックスは「スティーブ マックイーン」の「大脱走」じゃないけれど、草の繁った山道を駆け下って帰ったのです。


 「マックス!ちゃんとポッポが来るか、右ヨシッ左ヨシッて見て線路を渡ったのか?」
なんて馬鹿な言葉を掛けながら、子細にマックスを見ると本当にビッシリと草の実が付いている。


 ご飯粒のように付いた、アゴの下側ばかりでは無くて、耳の裏まで見事に付いている。
ブラシを使って取ろうとしたけれども無理で、結局手でむしり取るしか無かったですね。

 マックスは御年13歳で、山下清さんじゃないけれど、兵隊の位で言ったらば、
「軍曹」かなー、いや、歴戦のつわもの古参兵の「曹長」位かも知れないぞ。って私も古いねー。

 昨日はマックスを暖かいうちに風呂場でシャンプーしようと思ったけれど、
結局午前中に山の畑まで三往復もしてしまい、時間が足りなくなって延期。
今日と明日は天気予報も悪いし、農天市場の営業日で忙しいから、週明けと言うことにしましょう。 
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木漏れ日の山道を行く

2012-09-28 04:17:49 | 風景

 昨日の午後は、山の畑にラッキョを植える場所を作るために、トラクターでのんびりと登った。
信じられないような暑さの夏も去り、杉の木立越しの木漏れ日もなんだか、暖かく優しい。


 先日は、ついこの先でカモシカに出くわしたっけ。
カモシカは私が冬季にスノーシューで登る、送電線の見回りコースへと駆け上がって逃げたのでした。


 このルートの中に有る平坦な場所の一か所目に近付きます。


 ほら、もう完全に秋ですよ。秋の山の幸「山栗」が道路に敷き詰められたように落ちている。
野生のこの栗は、小粒だけれども、甘さに富んだ美味しい栗なんですよ。


 頭上の栗の木を見上げると、まだびっしりと栗のイガが見えます。
軽トラでの往復だったら見逃してしまうけれども、のんびりとしたトラクターだと色々な物が目に入ります。


 最後の斜面の直線を登ります。
行く手の空は、筋雲がたなびく秋の空。そしてそれをススキが彩る。


 さー、河岸段丘の上の、平らな部分に到着です。
まだ青々とした木々に囲まれ、夏の名残りにも見える風景。
もうすぐ、紅葉、そして落葉が始まることでしょう。

 山の畑に着いて、トラクターで耕しながら、妻の軽トラを待ちます。
やがて、マックス同伴で堆肥の袋を積んだ軽トラが到着。
早速、耕した畑に堆肥を入れて再度耕し、今度は平鍬を使って平畝作り。

 夕方日が沈み始めるまでに、ラッキョを植え終わることが出来ました。
今朝も明るくなってきたらマックスと畑に行き、今度は「アサズキ」を植えて来ましょう。
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流した汗と結果は・・・・

2012-09-27 05:51:12 | 

 昨日はスベルべママは一日パートで出勤。
先ずは、前日の夕方に掘り軽トラに載せたままだったさつま芋を下ろして洗う。

 洗って、計量し袋詰めにして「百菜花ん」「Aコープ」に出荷しようと思ったのだが、なかなかはかどらない。
これは、赤い皮の「鳴門金時」で、収穫量は上がらないけれども、しっかりとした仕上がりです。


 前日掘ったのは二種類で、これは芋焼酎の原料としても有名な「黄金千貫」です。
真っ白な皮の色に驚いて、食べることをためらう人も多いようだけれども、ホクホクとして甘さは最高。
「芋天」なんかには、ぴったりの味ですよ。 


 「黄金千貫」はコロンとした丸みを帯びた形が最高だと思うのだけれど、今年はスマート。
やはり、暑さと雨不足に、下へ下へと潜り込んで、水分を求めた結果なのでしょう。


 大きさは比較するものが無いと分かり難いので、スベルべの可愛いモミジのような手で比べる(笑)。
「鳴門金時」もやはり、細身、ダイエット気味ですね。


 「モミジのような手」も具体性に欠けるので、軍手が登場。
でも、この軍手は実はLサイズでスベルべの手には余る品物ですからね。


 「玉乙女」「安納芋」「紅あずま」「パープルスイートロード」「ムラサキマサリ」「鳴門金時」「黄金千貫」、
「寿」
そして、すばる姉ごから貰ったもう一種類の合計9種類のさつま芋を今年は作った。

 何度も口にするけれど、気温35度を越える猛暑日が13日も続き、雨も極端少なかった今年。
枯れかけ、茶色に見えてきた葉を見て、朝晩、何日も何日も水くれに通ったものだった。

 でも、タンクからの放水が天水にかなう訳も無く、蔓の長さなんて可哀そうなほどに短い。
救いは、この「黄金千貫」のように、比較的に暑さの影響が少なく、豊作のものも有ったこと。

 一昨日のケーブルテレビの収録でもね、生意気にも口にさせてもらったけれども、
「努力、流した汗の量と結果、収穫量は決して比例はしない」ものだと。

カメラに向かって言ったか言わなかったか、放映を見ないと忘れてしまったけれど、
「こりゃ人生と同じだなー」なんてね、良い結果のみを考えて汗を流してもだめなのでしょう。
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朝霧に誘われマックスと歩く

2012-09-26 05:49:53 | 風景

 昨日の朝は、家の前から山を見上げると、山は朝霧に包まれていた。
山の畑に着き、朝霧の中で最後の大根の種蒔きをし、マックスに誘われるように散歩。


 「マックス!そっちじゃないよ!真っ直ぐ!」と振りむいたマックスに手で指示。


 マックスは道草を食いながら進む。


 マックスを誘い、何時ものビューポイントへ。
朝霧の中にうっすらと村が見えました。


 喜んでカメラのシャッターを押していると、マックスはトウモロコシ畑に消えた。
大声で呼び、手を打ち鳴らしても出てこない。


 手を打ち鳴らし、そして呼びながら歩いていると急ぎ足のマックスが走って来る。


 荒い息をしながら「トーちゃんが迷子になったかと思ったー」だって(笑)。
「トーちゃんはマックスが迷子になったかと思ったぞ」なんて話しかける。


 荒い息も治まってきたから帰って朝ご飯にしましょうか。
マックスの背中は朝露で濡れていました。 
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