畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

え?「新庄」へ行きたいって?(その1)

2013-11-30 05:02:11 | 旅行

 すこーし、前のお話です。
3、4日前になってスベルべママは「ねー、トーちゃん新庄市に連れて行って」なんて突然発言。

 驚きながらも、日頃畑仕事でお世話?にもなっているし、その上理解のあるスベルべは了承(笑)。
スベルべママはノルディックスキーの選手時代に共に国体を戦ってリレーで優勝した際の友人を訪ねたかった。
その友達とは、畑仕事と言う共通の趣味と言うか、仕事で話が弾みいつかは行くと、約束になったらしい。 


 みぞれの降る中、我が家から走る事6時間、距離にして325キロほど走って目的地に到着。
簡単にスベルべママの願いを受けたのは良いけれど、新庄市ってもう秋田県に近いんですね。
到着してお茶を頂くと次には彼女の畑を案内してもらいます。


 新庄市の彼女が我が家に送って下さった事もある、「ラズベリー」の木です。
「ブラックベリー」を作るスベルべに負けない好奇心、いや探究心の強いお方と見受けました。


 みぞれの降るような季節でも、赤い実がいくつか見えましたよ。
ちなみに、この「ラズベリー」の苗も何本か分けて頂き、先日我が家の畑に植えました。


 訪れた彼女の家は大農家で、かなりの旧家らしい。
家の周りにはかなりの耕地が有り、2~30アールの畑はほぼ彼女一人で耕作。
ご主人は市の農業委員を務められ、稲作面積もかなりの大農家。


 家の裏の池の周りは手入れの行き届いた木々が有り、池には大きな鯉が泳いでいます。
そんな広大な土地の耕作をしていても精神的にも余裕のある暮らしとお見受けし、我が身を省みて反省。


 今回スベルべママが急遽言い出した「新庄」行きは、彼女にユリの球根を進呈する約束をしていたからです。
彼女はユリを植える場所を確保し、すでに耕して球根を植えれば良いだけにして待っていたのだった。

 それならば、送るなり、届けるなりしなければならないわけですよね。
そして、会話の中から彼女の「体験農園」としてお客さんに解放もしている畑も実際に見たかったのです。

                      (続く)
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晩秋多忙な日々を過ごす

2013-11-29 05:56:41 | 風景

 降雪、根雪の師走を目前にした晩秋は芽の回るような忙しさ。
でも、マックスの散歩を欠かす訳には行かず、夜明けを待って朝の散歩。


 越後三山は何回もの降雪を経て、真っ白に見える。
中央の「中の岳」の八海山に続く尾根は特に白さが目立ち積雪はきっと1メートルを超えるだろう。


 散歩の後、朝食を摂り、営業の終わった「農天市場」の中を整理する。
整理が一応済んだところで小学校へ行き、子供たちが刈り取った稲藁を頂いてくる。
この藁は来年のさつま芋の「芋床」の大切な材料になります。


 藁を積み上げて整理して午前中の仕事を終え昼食ののちは山の畑へ。
大根は七割方収穫を終えたけれども、この左方にはまだ沢山残っています。


 キャベツやブロッコリーも残っているけれど、晴れ間の無い日々で成長が遅れています。
でも、降雪の天気予報が有ったら小さくても収穫しなくてはなりません。


 10月に死さえ覚悟させられたマックスは寒さの到来と共に元気復活。
散歩ではリードをグイグイと引っ張るし山の畑では走り回っています。


 歳のためか降雪を控えた変な時期に毛の抜け変わりが始まった。
それでも寒さは感じないようで、息を切らせて走り回っています。


 「キノコ」が見たくて、スベルべママとマックスには軽トラで帰宅してもらい、スベルべは歩いて下山。
村々は珍しく日を浴びて輝いていました。


 秋の高温が災いし、「キノコ」は不調で影も見えない。
何も収穫できないまま、家の近くまで下りてしまった。

 手前の屋根が「北堀之内」駅の屋根で、向こうの緑の屋根が我が家。
12月20日からはこの駅のホーム除雪の契約期間に入ります。

 果てることのない多忙な日々だけれども、雪が降ったらすべての活動が停止します。
雪国の晩秋、初冬なんて毎年こんなことの繰り返しで終わってしまいます。
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スベルべトーちゃん「FM長岡」に登場!

2013-11-28 08:02:14 | 暮らし

 先日「イチカラ畑」の勇童君から携帯で「スベルべさん、ラジオに出てくれませんか」と話が来た。
なんでも、彼が新潟県産品の魅力再発見という企画の中の『~新潟農業の明日~』と言う番組に出演し、
次に話をする人としてスベルべの名前を出したらしい。


 それで、ケツの軽いスベルべトーちゃん「ホイキタ」とばかりに引き受けたって訳。
昨日もアップしたように、24日で「農天市場」の25年度の営業を終えて25日はノブトーキョーの料理講習会。

 そしてその次の日の26日にラジオ放送の収録とめまぐるしい。
しかも、その日の午後は小学生へのバドミントン指導も入っていると言う売れっ子ぶり(笑)。


 全11局の中継局から電波を発信中と言うけれども、どうもスベルべの家では受信できそうにない。
こりゃまー、こうしてブログでお知らせするとともに、スベルべ自身はどこかに行って聞くしか有りませんね。


 事前に担当の「佐藤アナウンサー」からメールで企画概要、質問内容は頂いていた。
それに合わせて、自分の話す内容、答える内容も一応整理はしていました。

 「農天市場」の建物の中では国道通過車両の音が大きすぎて無理と思い、自宅での収録をお願い。
我が家の茶の間、炬燵を挟んでの臨時スタジオとなり、収録は無事に終了。
ま、途中でうっかりと携帯の電源を入れていたために着信が有り、中止したほかは順調な推移。

 さて、肝心の放送は『FM長岡』80.7MCで受信できます。
放送日、放送時刻は11月29日・12月6日のそれぞれ午後6時30分からです。
また、12月6日・12月13日の12時から再放送が有ります。


 スベルべトーちゃんの魚沼訛りによる訥々としたお話をお聞き下さい。
なお、内容・話しにお聞き苦しい所が有りましたらお許しのほど、宜しくお願い申し上げます。
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バドミントンクラブ後期指導終了

2013-11-28 05:25:03 | バドミントン

 後期の小学生バドミントンクラブの指導が終わった。
毎週と言うことでも無く、とびとびの日程での指導では技術的な向上は求めても無理。


 指導方法を考えて、先ずはバドミントンの面白さを伝え、親しんでもらうことを主眼とした。
もっとも大切なアップ、準備運動から入り、簡単なルールとゲーム進行を主として教えます。


 今回はなぜか、六年生の入部は無くて、4年生5年生のみのクラブとなった。
これはこれで良し。体力的には未熟でも素直で可愛い子供たちが多い。


 この小学校はスベルべの母校でも有る。
地域に二つあった小学校が統合され、新しい小学校が生まれたのはスベルべが五年生の時のこと。

 スベルべは六年生になって二代目の児童会長を務める事となった。
自嘲して自らを語るけれども早熟で「十で神童十五で天才、二十歳すぎたら只の人以下」を地で行くスベルべです。


 校舎は作りかえられて、素晴らしい新校舎が生まれたのは十数年前。
公民館活動に名を借りて、会社のバドミントンクラブを招き、体育館開きの真似ごとをしたものでした。

 さて、前回の指導日に予告していたけれども最終日はクラブ員12名を6ペアに分けてトーナメント戦。
独断で安い文具を商品として買い揃え、もちろん担当教諭、教頭先生にはお断りして持参。

 その事を子供たちに伝えると、いやー、張りきる事、張りきる事。
準備運動、アップなんて自主的に大きな掛け声とともに始めたから驚きましたねー。

 担当の先生とは、直前に実力を勘案し、力が拮抗するように仕組んだ。
いやー、思惑通りすぎるほどの実力拮抗のペアが誕生した結果、熱戦が相次ぐ事となった。

 やはり、賞品が気になるのか、普段は見せない粘りを見せ、「オ、決まったかな」なんて思うショットも、
なんとなんと、粘って食らい付き相手コートに返すから驚いてしまった。

 相次ぐ熱戦にクラブ活動終了時刻をオーバーしてしまい、簡単な表彰式になったしまいました。
でも、子供たちの嬉しそうな笑顔を見ていると、帰宅したくなくなっちゃいましたよ、ホント。
「スベルべさんありがとうございました」次々と子供たちにと嬉しい言葉を貰い、体育館を後にしたのでした。
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「ノブトーキョー」料理講習第二回(その3終り)

2013-11-27 04:28:15 | 食べ物

 いわゆる一つのー、そのー、なんて言うと訳が分からなくなっちゃいますが、
なななんと、「ノブトーキョー」の『横山料理長』と『すずきち』のマスターが初顔合わせ!


 スベルべは野次馬根性も無くは無いけれど、お二人の会話に耳を澄ませます。
うーん、その道に精通する、そしてその道を極めようとする人の会話はやはり、想像を絶するレベルですね。


 
 で、「スベルべさん、記念に一枚」なんて言われてシャッターを押す。
しばらくして、気付いたー、「シマッター、ここにスベルべが加わったら歴史的ショットだっだー」なんて(笑)。


 ま、お二人の笑顔を見たら、ここにスベルべが居たら、ぶち壊し。
「え、あの頭の薄い変な人はだーれ?」なんて言われるのが落ちだったかも(大笑)。

 

 さて、午後スベルべママを「遅れないように行けよ」なんて送り出したスベルべトーちゃん。
寸暇を惜しんで、「すずきち」さんのマスターが到着するまで料理の下拵え。
いえね、フレンチでもイタリアンでも有りません。日本の伝統料理「大根と鮭のアラ煮」ですよ。


 贅沢な試食を頂いた後の夕食は「清貧」そのもののシンプルな和食?
何を思ったのかスベルべママは「ポテトサラダが食べたいー」ですって。
うん、分からなくもないなー、トーちゃんの作ったジャガイモは何にも勝る素材だもの(笑)。


 でもね、スベルべトーちゃんはまさかこんな展開が待っていようかなんて思わなかった。
それで、「さて、今日は寒い風が吹くから、久しぶりにモツの煮込みでも」なんてやっちゃっていましたよ。


 仕上げのきわ目はこれこれ、この「大根のビール漬け」!
何時も我が家の仕事を手伝って下さるオジサンの作品は何時もの美味しさ。
あ~あ、それにしてもめまぐるしき一日、そして我が人生よ(大笑)。
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