畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

芍薬が満開!

2018-06-07 04:08:58 | 山菜

 広域農道を山の畑へと向かって走り、道路が斜面を 登り終え、平たんな畑に着くと芍薬の花が目に飛び込む。

出荷する芍薬の花は、蕾の状態で切り取られるのだが、ここの芍薬は球根の育成用で、そのために咲かせている。

 もう少し天候が良かったら、後方の越後三山もくっきり見えるのだが、残念ながら曇天の下。

昨日も午後からのさつま芋植えに、ミラーレス一眼を持参したけれど、条件は変わらずシャッターは切らなかった。

 球根育成のために、色々な種類の芍薬が植えられている。

開花時期も一様では無くて、まだこんな蕾状態から花弁が散る寸前のものまで多種多様。

 

 後方に「権現堂山」を入れて写してみました。

広域農道はこの芍薬畑の向こう側の右手から登ってこの畑に到着します。

 

 「こんなところに美女に立ってもらったら絵になるよね」とスベルべママ。

「美女ならばいるじゃない」と、軽口を叩きながらスベルべママの後ろ姿を入れてみた。

 

 「楊貴妃」なんて名前の黄色の芍薬さえありました。

そこで思い出したのが『小野小町か楊貴妃かクレオパトラがおらがかか』と言う川柳。

 二人でしばし誰も居なくなった芍薬畑を見させて頂き、夕食準備のために家路についた。

芍薬と言うと、昨年亡くなられた滝沢種苗のおじいちゃんを思い出す。

 おじいさん「滝沢久寛」氏が創り出した芍薬『滝の装い』を思い出します。

見たことも無かった花と全体の立ち姿とバランスが取れた名品で、地域の花卉農家をずいぶん助けたと言います。

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

霧の木沢に行ってみたかった(その4終わり)

2018-05-27 04:49:51 | 山菜

 朝霧が薄れ行く山々。

半年近く雪に覆われていた越後の冬の山もこうして緑に包まれる。

 

  晴れたらこの正面に越後三山が見られます。

左下隅に汚れた雪が見えますが、これは冬期間ここを雪捨て場にしていた名残です。

 

  でも、不思議なんですよね。

帰宅してきざわを見上げると、やはり霧に包まれているのですよ。

 

 家人が起き出し、朝食の支度を始めるころには朝霧も消え果ていました。

一瞬の夢のような瞬間でした。日常の中の非日常。密かに一人で出かけた朝の散歩でした。

          (終わり)

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

山菜採りと遭難と(その3終わり)

2018-05-19 04:09:29 | 山菜

 沢の上部から登って来た下方を眺める。雪崩落ちた雪の深さはかなりのもの。

急斜面の雪が沢を埋め尽くし、その上に土やら枯れ葉やらが積み重なり、断熱効果を生むのです。

 

  これなんて小規模ですが、雪と岩の間に隙間が出来ています。

恐ろしいほどの大規模で、深い隙間になることも有り、事実こんな場所で遭難死した例が近くに何例もある。

 

  同じような場面ばかりですみません。

自慢し、ひけらかすわけでも無いけれど、命懸けも大げさでは無い山菜採りなのです。

 

  こんな場所に巡り合うと、思わず笑みがこぼれます。

但し、足掛かり手掛かりがあるかどうかですよね。どうしても近付けない事もままあることなのです。

 

 「いつかあ~る日 山で死んだら~♪」なんて若い時はこのんで歌っていました。

「古い山の友よ~伝えてくれ~♪」切ない山の歌ですよね。父母を思い子を思う山の歌です。

 山は美しく、素晴らしい自然に満ち満ちています。

でも、絶対に甘く見ては行けません。登山であれ、山菜採りであれ一つ間違うと命を失う事になってしまう。

           (終わり)

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

山菜採りと遭難と(その2)

2018-05-17 05:08:01 | 山菜

 日当たりの良い急斜面の独活は伸び切ってしまったと言うのに、ここではご覧の通り。

まだ採り頃の独活が見えます。と、言うのはそれだけこの沢の雪が大量に残っていると言う事。 

 

  急斜面にぶら下がった枯れた独活で容易に見つけられる。

もっとも、独活以外の植物が生えるのは難しいほどの急斜面ではありますが。

 

  採り頃の独活どころか、まだ赤い小さな芽さえ見えます。

今月、5月いっぱいは良いサイズを採ることが十分可能でしょう。

 

  さて、昨日で消息を絶ってから10日間が経ってしまった五頭連峰での遭難事故です。

山頂付近は残雪が見えてもなだらかなのですが、一度沢に迷い込むとこんな状態の筈。

 険しい沢は冬の降雪が繰り返し雪崩となり、沢を埋め尽くす。

薄くなった残雪を踏み抜き、落下して崩れた雪の下になることもままあることなのです。

 

 沢の最上部はかなり緑も深くなって、初夏の雰囲気です。

沢で下が溶けてドーム状になった雪を渡ろうとして踏み抜いてしまった事故も仲間が起こしています。

 もう40数年前の事ですが、「巻機山」の沢登り中に何人かが、雪を踏み抜いた。

落下した仲間は無傷だったが、山際の雪が沢の中心に崩れて出来た隙間に落下した一人が腰椎を骨折してましった。

 実は、先一昨日従妹に山菜を送ろうと電話すると「今日は遭難記念日なのよ」と言われた。

従妹のご主人は5月14日に、今回の遭難と似たような条件の「米山」で遭難し、九死に一生を得たのでした。

            (続く)

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

山菜採りと遭難と(その1)

2018-05-16 04:15:48 | 山菜

 婿の叔父さん夫妻が、訪問してくるために朝から山菜調達。

いや、前日から山竹の子「根曲竹」の竹の子を採ったりして準備に入っていたのでした。

 

 この沢は思った通り雪が多く残っていて、まだまだ完全な雪消えまでは時間がかかりそう。

例年だと、スベルべの他にも物好きな人間が居て、採り跡が見えるのだが、今シーズンは独占のようだ。

 

 おー、有ったぞー、根元から垂れ下がっているのが昨年の枯れた独活です。

「独活の大木」とは良く言ったもので、枯れるまでにはかなりの大きさに成長しています。

 

 左の垂れ下がったものは「独活の大木」では無くて木の枝です。

45度を超える、絶壁であり谷の中心に近い木はこんな風に雪の力で折れ曲がります。

 

 うわっ、これは美味しそう。生で食べるには最適のサイズですよ。

でもねー、問題は足場、足掛かりです。表土、土の厚さは数センチで、しかも体重をかけると崩れてしまう。

         (続く)

コメント
この記事をはてなブックマークに追加