畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

新潟東火力発電所にて

2023-12-31 04:40:13 | お出かけ
 先日は、クリスマス兼忘年会という事で、県北へ一泊の旅。
私たち夫婦と、従弟そして家内の友人の4人での小旅行でした。
 雨が時折降るあいにくの天候で、観光もままならない。
そこで少々遠回りをして、従弟が若い頃勤めていた新潟東火力発電所を見学。

 東港のとなりは網代浜になるのかな、漁船やプレジャーボートが見える。
釣りの情報でよく聞く地域で、なんだか釣果が良いというニュースが多いような。

 そして、その近くが新潟東火力発電所で、立ち入り禁止地域。
厳重な柵と、監視カメラの設置を告げる立て看板が目立ちます。

 新潟LNGという液化天然ガスの備蓄タンクや、石油タンクが並ぶ。
初めて目にしましたが、新潟のエネルギー源ともいえるような壮大さです。

 そして、火力発電所の巨大な煙突です。
遠目でそれほどには見えないが、高さは100mはあるような話でした。
 その後もゆっくりと新潟市内を走り、ナチュレ片山に立ち寄ったりの気ままな旅。
初めて入る飲食設備とファッションなどの店舗が入る施設で昼食を食べて旅を終えました。
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二人でメリークリスマス

2023-12-30 04:44:25 | 食べ物
 毎年クリスマスに合わせて送られてくるクリスマスケーキ。
一時期我が家に同居し、子供時代を過ごした従姉からのプレゼントです。

 今年は、二人だけでのクリスマスイブです。
スベルベママが買い物に行く際に、相談した結果の出来合いのチキンレッグ。

 孫たちにもプレゼントは用意してあるけれど、来る予定はない。
それぞれの家庭で、それぞれのクリスマスイブって、みんなが成長したなー。

 静かにワインで乾杯し、クリスマスイブの夜は更け行く。
プレゼントは、京都の老舗製のケーキ。冷凍を解き二つ分をカットする。

 紅茶には無農薬のレモンが入ります。
二人だけのクリスマスイブも悪くは無いなぁー。静かです。
 娘たちが幼いころは、スポンジから焼いてケーキは手作りだった。
その後は、今年9月に亡くなったスベルベママママのプレゼントになったっけ。
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連載305「『財欲』『名誉欲』」(その3終わり)

2023-12-29 13:05:34 | 暮らし
     「財欲」「名誉欲」(その3終わり)

 もう一つ厄介なのが「名誉欲」だろう。組織のトップはその欲望にたけた人には手段を選ぶことも無く手中にした場合さえ少なくない。議員と名の付く政治家も同じようなものだ。
 今、世の中を騒がせている、政治資金パーティーのキックバックも地位、名誉とお金に目がくらんだと言われても仕方ない所業。「寄らば大樹の陰」とばかりに、大派閥に加わり、地位を狙う。地位を狙ったついでに裏金も得たという事でしょう。
 恥ずかしいと思うような人間だったら、そんなことはしないでしょう。良心が麻痺するなんてレベルの話ではない。
 選挙時は頭を下げ捲っても、当選した途端に尊大になる政治家も多い。地位など、たまたま着いただけであり、その人物の性格や人格が評価されての物だけでは無いことは確か。しかし、ともするとその地位があたかも自分の人格が評価反映されたと勘違いする人が多くみられることも少なくない。
 「先生と呼ばれるほどの馬鹿じゃなし」なんてことわざもあります。地位を誇らず、おごらずに生きたいなんて思ってしまうこの頃です。
          (終わり)
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連載305「『財欲』『名誉欲』」(その2)

2023-12-29 05:13:27 | 暮らし
  「財欲」「名誉欲」(その2)

 負け惜しみでは無いけれど不思議なのは「財欲」と「名誉欲」の二つ。どちらとも縁のない人生を送ってきたが、まず不思議なことで理解に苦しむのが「財欲」。論語の一節ではないが「心の欲するところに従えど矩を越えず」と言う言葉もある。人間齢を重ねたら「足るを知る」で、際限もない欲望に惑わされることなど、恥ずかしいと思わなければならない。
 ニュースで詐欺や、マルチ商法で大金を手に入れ、挙句に捕まった犯人の年齢が驚くような高齢で開いた口が塞がらない様な事件も枚挙にいとまない。そんな高齢で犯罪行為までして大金を手中にしたいとは、まさに衰えることのない「財欲」そのものであろう。
            (続く)
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連載305「『財欲』『名誉欲』」(その1)

2023-12-28 04:33:50 | 暮らし
    「財欲」「名誉欲」(その1)

 「雪と欲は積もるほど道を忘れる」と言うことわざが新潟にはあるという。知らずにいた我が身の見識の狭さに恥じるばかりだが、雪国育ちだったらおのずとその意味も分かろうかと言うもの。

 「雪が降れば道が見えなくなり、欲が積もれば人の道を見失う」との意味だと言う。雪国暮らしの辛さは今では昔とは暮らし向きもずいぶんと変わり、道路はよほどの田舎道でなかった無雪道路と言う便利で楽な暮らしが普通になって、その有難ささえ忘れられる、いや知らないような世代が大半になってきた。

 雪はともかくとしても、時代が変わっても変わらない、いやむしろ強くなっているかに見えるのが人の欲だ。欲にも種類がある。人間の三大欲は食欲、睡眠欲、性欲とされている。他にも六大欲、八大欲などと分類する事さえあるが、それらを大きく分けたら、生理的欲求と社会的欲求とに分けられるともいう。

 これが仏教においては「飲食欲」「睡眠欲」「色欲」「財欲」「名誉欲」の五欲とされ、仏教とは言え生々しく現実味を帯びた分類。

         (続く)
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