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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雨にならない積乱雲

2025-08-26 08:32:54 | 自然
 昨日も夕方近くなって山の畑に行きます。潅水のためです。
越後三山は雲に覆われ、山の上には積乱雲が広がり雨を期待させます。

 でも、子供の頃に見られた、むくむくもくもくと発達する入道雲ではない。
今風に言うと、しょぼくてまるきし元気のない、たそがれ気味の雲に見えちゃいます。

 あの、元気が良くて雲の間に稲妻の光が見えるような積乱雲は見ない。
地面が乾ききって、元気のよい入道雲を生み出す水分の蒸発は無いのでしょうか。

 帰宅すると、それでも雲は頭上に広がったけれど、勢いはここまで。
申し訳程度に、一粒二粒雨粒は落ちたけれども、道路を濡らすほどにはならなかった。

 それでも、懲りずに散水し続けたら玉ネギの芽が出て育ち始めた。
でも、これだけの高温と水分不足では満足の行く苗に成長するかは分かりません。
 こんな暑さは8月どころか9月10月まで引っ張るという予報さえあります。
最悪の秋を迎えそうです。秋野菜が満足にできないと冬の食べ物にも苦労しそうです。
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暑さと野の花

2025-08-25 13:33:34 | 自然
 暑さでススキの穂が中々でない。今朝は山の畑へ行く際に初めて見つけた。
15日の夏祭りには、ススキと萩を飾る風習があるのだが、今年は間に合わなかった。

 いつもならば、終わり掛けても不思議ない「葛」の花が咲いている。
葛は暑さには強いはずですが、暑さと同時に雨も極端に少ない夏でした。

 独活(うど)の花です。山の畑の隅に植えた独活からです。
この独活の花は、天ぷらにすると、かすかに独活の香りが楽しめます。

 ミョウガを探して、杉林に入ると蔓に付いた小さな花。
杉林の中だから、山芋は掘る訳にもいかないけれど、ムカゴは採れるかな。

 驚いたのはこれです。これが探していたミョウガなのです。
例年だったら、花が咲いても良い時期なのに地表には全く見えなかった。
 そこで、戯れにミョウガの株を1本引き抜いて驚いた。
なんと、小さなミョウガが土の中から根について出てきたのです。
これから雨が降ったら、大きくなるのでしょうか。暑い夏は植物も苦労しています。
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夕暮れと花と

2025-08-20 05:27:13 | 自然
 夕暮れ間近の夕食時間に表を見ます。数本のヒマワリは咲き終えて1本のみ。
異例の(異例でも無いか)暑さが続いた夏だったけれども、稲穂は順調に見えます。

 我が家の裏の水田は、耕作放棄地になってしまっている。
気が付いたらいつの間にか、きれいなミソハギがたくさん咲いていました。
 驚き、そして不思議に思ってスベルベママに話してみると・・・。
我が家のミソハギの種がこぼれ落ちて増えたみたいだという。なるほどそうなのか。

 この年齢まで迂闊にも「ミゾハギ」として覚えていたのでした。
ミソハギは漢字では禊萩とも書くようです。スベルベママは「盆花」と呼んでいましたが。

 夏から秋へと季節は変わりつつあり、日没の時刻も早くなってきました。
10月まで気温の高い状態は続くなんて長期予報だけれど、そうならないことを祈ります。
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我が家の裏の巡る季節

2025-08-11 04:16:23 | 自然
 今年1月の我が家の裏です。陽が昇り始めて家の影が長く尾を引く。
一見穏やかな風景ですが、この後2月には何年振りかの大寒波に襲われます。

 大寒波が去って後の夕景色です。
例年だと、道路除雪の雪が側壁になり見えなくなる自動車も見えていました。

 気象庁の長期予報では、エルニーニョ現象が収束に向かうと言っていた。
そのために、ここ何年かのような猛暑は来ないでしょう、なんて予報は大外れ。

 なんと、梅雨らしい雨も無く、雨が降らずに6月から高温になった。
梅雨入りも梅雨明けも、宣言は一応あったけれども実感として境目はなかったなー。

 冬期間の家の裏は、高床式住宅の一階の窓まで届く雪の量になります。
もっとも、その大量の雪は自然落下式の屋根雪が落ちて積もった量でもありますが。
 こんな風に我が家の裏の風景も、半年余りで一変します。
今はこぼれ種から発芽した、大きなヒマワリが冬の雪の高さと同じほどに伸びています。
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万物枯れる暑い夏

2025-08-01 12:51:50 | 自然
 朝日を浴びるサツマイモの畝です。
この後、日差しが強くなるとサツマイモは元気なくうなだれ始めます。

 さつま芋の畝の向こう、崖際を見て驚いた。
なんと、立木が枯れているではありませんか。崖際は水分がゼロの様子です。

 手前のジャガイモ畑は、毎朝朝食前に1~2畝ずつ掘っています。
驚くのは、向こうの飼料用トウモロコシ畑です。水分が無くても育つ逞しさです。

 毎日、400ℓタンクに水を汲み入れる沈砂池の周りです。
さしもの、逞しい雑草の数々が、枯れる寸前の青息吐息状態ですよ。

 これは我が家の裏のヒマワリです。家の陰になり午後まで直射日光は当たらない。
その上、毎日のように潅水を続けていたら、例年よりも小型ながら花を咲かせてくれました。
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