畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ナイスベリーの日(その1)

2024-06-09 04:00:03 | 自然

 6月に実るという事からその名も「ジュンベリー」の実が色づいた。
我が家から100メートル余り離れた、旧農天市場の用地内の3本の木です。

 色が濃く、黒ずんだものが完熟状態です。
ヒヨドリやスズメなどの、鳥たちの大好物でもあるが今年は被害がまだ少ない。


 でも、採り始めたら「俺の大切なものに手を出すな!」とばかりのヒヨドリ。
ギャーギャーと喚きたてるように鳴くが、ポンポンと手を打って追い払います。

 朝、スベルベママが長岡の孫に電話して誘うと、昼前には到着。
小学校に入ったばかりだけれども、中々の負けん気。脚立に上がって採り始めた。

 スベルベジーさんは、脚立を抑えそして入れ物の箱を持つ。
一生懸命に採るのだけれど、その実の美味しさに惹かれ、半分は口の中へ。
           (続く)
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春の嵐が吹き荒れて

2024-05-19 04:01:48 | 自然
 台風並みに発達した低気圧による強風は5月として観測史上最高だったとか。
豊作を予感させる、青い実がたくさんついたプラムの木も、風にあおられて実を落とした。

 雑草だらけですが、これはネギの苗です。
今の時期としては順調に伸びている、そのネギ苗の上にもたくさんのプラムです。

 下の畑を見てから、山の畑へと向かいます。
まだ、強風の余波は残り、農道にかぶさるように伸びたクルミの木も風で揺れる。

 クルミの房状の花が道路時用に散らばり落ちている。
一見、毛虫かと思うような花ですが、これがクルミの元なのですね。

 畑に着くと、大きな爆音とともに飛行機が飛来。
この強風下に強いものだと、感心する。自衛隊の輸送機C1のようです。
 先日は操縦室の窓が開いてしまうトラブルで新潟空港に緊急着陸したばかり。
窓ガラスが落ちてこないかなんて、余計な心配をしていたけれど、畑に目を移し愕然としました。
            (続く)
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あっという間に春が過ぎる

2024-05-04 04:44:02 | 自然
 少し前の写真です。今では全山が白く染まるほどの満開です。

 これが塩漬けに最もよいつぼみ状態のアンニンゴです。

 ところが、忙しすぎて採らないうちに一斉に開花が始まってしまった。

 つぼみ状態では、目につかないアンニンゴも開花が始まると目立つ。

 そして、アンニンゴの白い花の上方ではフジの開花も始まりました。

 房状の花穂が一斉に花開くと、緑に紛れ見つけにくかったアンニンゴも御覧の通り。
山のあちらこちらで、一斉に開花すると、みんなにアンニンゴの気があったのかと、驚くほどです。
 昨日は、家を2時過ぎに出発し、出雲崎に鯛釣りで出かけていました。
前日夕方に知人から招待を頂き、一人で出かけたのです。釣りの様子は時間を見てアップしましょう。
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プラムの花に期待する

2024-04-21 04:36:34 | 自然
 今は散りつつありますが、プラムが真っ白な花を咲かせていました。
植えてから何年になるのかな、10数年は経ったと思うが太い古木です。

 青空に映える白い花です。蜜蜂ではなくもっと小さな虫が飛んでいる。
ハナアブの一種かも知れませんが、受粉が上手くいってくれることを祈るのみ。

 これがすべて結実したら大変なことになってしまうでしょうね。
大丈夫。100%は結実せず、大きな実になるのは数パーセントも無いでしょう。

 これは、一昨年の豊作の際の写真です。
秋の末にお礼肥えで、堆肥を根元周りに沢山施したけれど、昨年は不作でした。

 一昨年の大豊作では、こんな風に食べきれない量のプラムを収穫。
娘たち家族にはもちろんのこと、ご近所にも進呈しまくりでした。
 果実には、生り年と裏年があるとも言われていますが、本当なのかな。
戦後まもなくに生まれ、満足におやつなど無かった時代に育ち、こんな果実は憧れでした。
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幸せのシンボル「白いカタクリ」

2024-04-14 04:09:18 | 自然
 昨日の午後、約束していた知人が来宅。白いカタクリの花に案内するという。
今は、雪国越後の魚沼地方はカタクリが花盛り。群生地があちらこちらとみられるチャンス。

 広い面積の斜面で咲き誇るカタクリの群生の中に目立つ白いカタクリ。
数万株、数10万株に一株の割合で発生するのだという。突然変異なのでしょうか。

 紫色の普通のカタクリと比較すると、葉にフが無いのも特徴です。
案内した彼には、見つけた経緯は聞かないでしまった。彼も人伝に聞いたのかもしれない。

 この一枚だと、紫のカタクリと白いカタクリの葉の違いがよくわかります。
動物にも、白い個体が誕生することがあります。それはアルビノとも呼ばれています。

 案内してくれた知人は、この場所にある白いカタクリの株数まで知っている。
残念なのは一カ所大きな穴があったこと。盗掘でしょうね。不届き者がいるのです。

 案内してくれた彼は、白いカタクリを増やそうと努力をしている。
花が終わり、実を結んだ頃に、その実を採取して別の斜面に種として蒔いている。
 目立たない、しかし言われてみると分かる、目印の棒が建てられていた。
その棒の根元に、3年前に種を蒔いたというカタクリの小さな葉が見られました。
 カタクリは実生(種からの繁殖)だと開花するまでに数年か、それ以上を要するとも。
彼の努力が実ることを祈るばかりです。そして、この記事を見て下さった皆さんにも幸せが来ますよう。
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