山の畑でサツマイモ掘りに一人で汗を流す。
ふと見上げた空には、アキアカネが舞っていた。
うーん、見えませんかねコンデジでは無理かな。
よーく、目を凝らしてご覧ください。ゴマ粒の様なアキアカネが見えるはず。
昨年あたりから、アキアカネが増え始めたように感じる。
まだ、昔のように空一面を覆うような数には程遠いのですが。
見えますよ、見えますよ。
山際は下から風が吹き上げる絶壁状態の地形。
上昇気流が発生するのが常で、アキアカネはその風に乗って来たのかな。
いずれにせよ、アキアカネが増えたのは嬉しいことです。
一時期はほとんど姿を消していたアキアカネ。原因は農薬です。
水稲の苗作りに使う農薬の効力がいつまでも続き水田で育つ幼虫、ヤゴが居なくなった。
そんな、わずかな自然の変化を期に掛ける人は少ないですね。
自然な昔からの生態系の流れは大切です。人間の暮らしと密接な関係です。
なんだか嬉しくなった、秋の空に舞うアキアカネの姿でした。
農薬の使用が少なくなる、ゼロに近くなることを願ってやまない馬鹿な男です。