
一昨日はジャガイモを掘りました。朝食前の潅水と合わせて2時間の作業です。

1株の収穫量で例年より少なめ。

少ないうえに、小ぶりのジャガイモが多い。
不作のジャガイモに思う
雨が降らず悲鳴を上げている農業者たちの声が聞こえる。畑作だけの私の農業も、毎朝夕の潅水作業が欠かせない。潅水しても野菜たちはナスやトマト枯れないだけで、はかばかしい成長は見せない。早々にキュウリが終わってしまったという声も聞く。
近年には珍しく多く降った雪も、思ったよりも早く四月中には消えたのだったが、その後も不安定で晴れても気温がなかなか上がらない。
そのために野菜の成長も遅くなり気味です。そして、例を見ない六月の雨不足と猛暑です。これでは野菜も元気に育つわけも無い。
どういう理由なのか、ジャガイモがいつもよりも背丈が低いうちに開花が始まり、全体が大きくならない。七月も半ばを過ぎるとジャガイモの葉も黄色味を帯びてくる。芋が充実し掘り頃を迎えたサインです。
早生系統のキタアカリから掘ってみたが、掘る手先に充実の重量感は伝わってこない。小さなイモが多く、そして例年の半分近い収穫量に落胆です。野菜も天候異変を敏感に感じ取っているようです。
(先日新聞の投稿欄に載りました)