畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

出自、お里が知れますね

2021-03-31 05:38:13 | 食べ物

 身体の動かし方が少ないのか、老化なのか食べたいものが見つからない。

厚いステーキなんて、まったく食指が動かず、簡単にマトンの焼き肉です。

 マトンには、思い出がある。若いころ職場でよく食べていました。

同僚にハム工場の縁のある人がいて、時々そこからマトンを大量に仕入れた。

 どうして食べたかと言うと、「シャブシャブ」です。

それも豪快と言うか、ストーブに大きなバケツを載せて、そのお湯で食べたのです。

 クセも少なく、あっさりとしていて、薬缶で燗をつけるお酒にぴったり。

高級なラムよりも、なんだか庶民的な感じもする、マトンは労働者むきかな。

 

 何はともあれ、簡単な食事でもバランスは考える。

葉物野菜とニラ、ニンジンを茹でて刻みのりを載せて酢で味付け。

 

 我が家製の切り干し大根とニンジン、打ち豆の煮もの。

揚げ物、薩摩揚げ、椎茸なども入りますから、結構バランスも良いのかな。

 

 里芋も、春を迎えますからそろそろ食べ終えなくてはならない。

簡単に茹でて、皮を剥き味噌味のたれなどを着けて食べます。

 

 と、ほぼ食べ物がそろったところで、ワイングラスが久しぶりに並ぶ。

夕方になると飲みたくなるのは「依存症かな」なんて笑いながらの一杯です。

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春が早くなりそうです

2021-03-30 05:08:30 | 自然

 先日の散歩の帰りに見つけました。

カラスたちにも春が来ているようです。目敏く見つけた電柱の上の巣です。

 

 目に見えて雪は減ってきましたが、除雪作業最後の仕上げ。

無雪期は自転車の駐輪場になる、広場に積み上げられた雪の搬出です。

 

 我が家の居間の窓から。

真冬に一度搬出しましたが、その後も大きな山になりましたね。

 

 駅の清掃に行き、上下線ホームの点検。

左側の花壇付近も雪が融け、雑草が芽吹き始めました。

 

 雪が消えた地面が顔を出すと、モグラの動いた形跡。

大雪の下でも、餌を求めてせっせと土を掘り返し、餌を探していたようです。

 昨日のニュースでは新潟市内の桜の開花が告げられていました。

同じ新潟県内でも、平地・海沿いの地域と山沿い、魚沼では大きく季節も異なりますね。

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春の気配の魚野川

2021-03-29 04:45:51 | 風景

 除雪も、消雪促進剤の散布もしていないのに、堤防の一部は露出。

西向きの斜面で、日当たりが良いとこれだけ雪の融け方も早くなるのです。

 子供のころ、長い冬が終わり、雪が融けて土が見えるとうれしかった。

三月末ころに、国道もようやくブルドーザーで除雪されるというのんびりした時代でした。

 

 上流方を見ます。右奥にかすかに雪捨て場が見えます。

川面には雪が流れているのが見える。雪捨て場からブルドーザーで押し出すのでしょう。

 

 下流方です。

雪解け水で水量が増えるはずなのに、昔ほど水位は上がらず不思議な事です。

 

 堤防に上がると驚いて鳥たちが舞い上がる。

何種類かのカモなどが見られました。北に帰る種類も含まれているのかな。

 

 堤防から見る越後三山です。

今年は雪の消え方が早くて、春の訪れも早まりそうです。

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春の小川は~♪

2021-03-28 05:11:49 | 風景

 昨日の午前中の事です。誘われて散歩に。童謡の歌詞のような雰囲気。

家から出て魚野川方面に歩く。途中で支流の大沢川の橋を渡り下流方を見る。

 

 上流方です。驚いてカモが何羽か飛び立ちました。

両岸の雪解けは進み、春を感じさせますがネコヤナギの芽吹きも見えない。

 

 北西、新潟方を見ます。

まだまだ一面の雪原状態で水田は雪の下。

 

 南東方、魚沼市の中心部、小出方を望む。

春霞に近い状態ですが、はるか彼方に越後三山もかすんで見えます。

 

 振り返って、我が家と駅の方向を見ます。

平地は一面、雪に覆われていますが急斜面の山の地肌は大分出ています。

 この後、魚野川方向へと、まっすぐに雪を踏みしめて歩く。

一緒に魚野川を眺めたいという、要望に応えてのことです。堤防の一部は雪が消えて、土が見え始めていますから。

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連載242「イチカラ畑」(その2)

2021-03-27 04:50:31 | 暮らし

 一昨年までは我が家の山の畑の隣まで耕作。コンバインでの収穫風景。

 

 何か所もの耕作放棄地での耕作を請け負ったが、移動ロスが大きく中止。

地域振興局との相互依存関係も出来上がったようで、何か所も引き受けてしまった。

      イチカラ畑(その2)

 しかし、地域振興局の担当も首を傾けて悩み始めてしまう。彼らの住居が小千谷市であり、そしてこれから挑戦する畑が魚沼市と言うのがネックになったのだった。でも、色々な経緯を経てその放牧地、根小屋地区の大平山が舞台になって大規模な蕎麦造りが始められることになった。

 ある日、二人のメンバーが「良い機械を見つけた」と喜色満面で我が家を訪れた。その機械を見せてもらうと、簡易耕耘機と言うか小型の家庭菜園用のような玩具のような機械だった。「君たちはこれで何町歩も耕そうというのか」と半ばあきれて話す。

 その後も心配で何回も大平山に夫婦で通う事にもなった。ある日行ってみると広い畑の一隅がきれいに耕されている。聞くと、近くで畑をやっている人が気の毒がってトラクターで耕してくれたという。でも、請求されたという金額が少ない物ではなくて驚いた。

 しかし、チカラシバと言う深く根を張った雑草が繁った放牧地はプラウと呼ぶ、「鋤(すき)」で一度掘り起こし、それから普通のトラクター作業で耕したというのだから、時間と労力を考え合わせると妥当なのかと首肯したのだが。

     (続く)

 新聞には二回に分けて掲載されるので、次は来週になります。

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