畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ツルウメモドキリース!

2017-10-31 05:30:17 | 暮らし

 夫婦で採り、スベルべママが夜なべ仕事で作ったリースを農天市場に出品。

もちろん、お金稼ぎと言う面もあるけれど、スベルべ夫婦のサービス精神の発露でもあります。

 

 こんなきれいな秋の象徴でもあるツルウメモドキ。

皆さんにも、見て頂きたい、飾って頂きたいでは無いですか。

 

 鮮やかな色具合でしょう。

採ったその晩に、曲げてリースにしなければ、蔓が固くなって出来なくなってしまう。

 

 農天市場の開店準備で多忙なスベルべは価格にはタッチしませんでした。

でも、スベルべ同級生の奥さんが開店前に来てくださっていて、スベルべママと価格を設定したようです。

 

 先にも見て頂きましたが、こんな風にして採っていました。

簡単そうに見えても、これが中々の難事業で、蔓の場所を探っては切り離す。

 一箇所だけを切り離し、短気に引っ張っては肝心の実が落ちてしまうのですよ。

こんな苦労を重ねて農天市場に並べた「ツルウメモドキリース」でした。

 思った通りと言うか、結構な人気で何人もの方がお買い求め下さいました。

「車で通りがかりに見てどうしても欲しくなり引き返しました」なんてお客さんも居て嬉しい農天市場でした。

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台風21号の警備に着く

2017-10-30 04:37:06 | 自然

 先日の台風21号通過の際は雨も強まり、朝の7時46分に樋門の監視に出動指示があった。

身支度を整えて8時には「下島排水樋門」に到着。先着の仲間と市役所職員とともに操作室に入ります。

 

 魚野川の本流です。

7月18日の線状雷雲による豪雨時とほぼ同じくらいの水位になっています。

 

 ただし、魚野川の支流「大沢川」の水量は7月18日に比べたら全く少ない。

因みに手前のV字型の金具は操作室の補強金具。×印ではありませんよ。

 

 幸いなことに、スベルべが出動してからは水位は下がる一方。

先ずは一安心と言ったところでしょうか。胸をなでおろしました。

 

 この監視制御盤の水位を10分ごとに観測し記録を付けていました。

左の水位計が外水位、右が内水位。この数値が逆転し外水位が高くなったらゲートの操作をしなくてはならない。

 

 朝8時に出動し、警戒態勢が解除され帰宅が許されたのは午後の2時でした。

延べ6時間ほど、警戒態勢で水位の観測を続けたのでした。

 地域の浸水被害、洪水被害をこの排水樋門で防ごうという大切な仕事。

樋門の操作員に指名されたからには、常に全力で任務にあたろうと覚悟を決めています。

 (アップの準備はしていたのに、アップせずにいたら、次の22号が来ちゃいました。)

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カモシカの夫婦が去ると・・・

2017-10-30 04:34:47 | 自然

 久しぶりの快晴の空に、喜んでさつま芋を掘っていました。

晴天を喜んだのは、どうやらスベルべ夫婦だけでは無かったようです。

 

 我が家の山の畑の隣、蕎麦畑に夫婦と思えるカモシカが現れたのです。

昨年見た夫婦(親子かも知れませんが)だとすると、小さなカモシカは昨年は真っ白の顔だった一頭かも知れません。

 

 警戒もせずに、蕎麦を食べ続けていました。

しかし、カメラを構えたスベルべに気付くと、二頭でこちらを見て警戒の様子。

 

 カメラを構えて近寄ったスベルべ。よせばよいのに「写真を撮らせてね」なんて声をかけた。

すると、「嫌だよ~ん」とばかりに逃げ出してしまった。

 

 夫婦連れが去ってしばらく、さつま芋掘りを続けるスベルべ夫婦の先にまたしてもカモシカ。

明らかに先ほどの夫婦とは違う一頭。どうやら独り者のカモシカのようですね。

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連載128「居眠りで失敗を繰り返す」(その3終わり)

2017-10-29 13:50:34 | 暮らし

      居眠りで失敗を繰り返す(その3終わり)

 でも、実はクラスでは一番では無かった。

どう考えても私よりも寝ていると思うのだが、一度も注意は受けない。授業中に彼を観察するとその原因が分かった。

 彼は実に行儀よく、端然とさながら座禅のごとく眠っていたのである。

結局私は成績はもちろんの事、居眠りでも一番は取れなかったと言うこと。


 その居眠り名人は、その後驚きの人生を歩むことになる。

鉄道学園を卒業し何年か経った頃、その居眠り名人から葉書きが届いた。

内容はなんと退職のあいさつ。「一身上の都合により退職いたします」との内容だった。


 驚いて、仲間に聞くと「あー、栗はそのうちに佐川の社長になるんだって」なんて言う。

あの時代は、ようやくヤマト急便の名前がちらほらと聞かれるようになって来たという時代で、

まだこの辺りでは「佐川急便」の名前は知られていなかったのだ。


 彼は後年、仲間たちが話した通りに、佐川急便の社長となって週刊誌が取り上げたりした。

彼の名前は「栗和田栄一」で、姓が佐川で無いのは「佐川清会長の前妻の子供」とだけ紹介されていた。

そして経歴はと言うと「元国鉄新潟支社勤務」とだけあった。

               (終わり)

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「八珍柿」の収穫

2017-10-29 05:02:15 | 暮らし

  「八珍柿」は「平核無(ひらたねなし)」と言う名前もあります。

文字通り種のない、渋柿で渋抜きして甘くしたり、吊るし柿で食べます。

 

  何時植えたのかも記憶に定かではない我が家の「八珍柿」も色づき収穫時期を迎えた。

ところが、畑仕事に追われて中々手を付けることができない。畑帰りの時間を少し早めて収穫をすることに。

 

  果樹は「生り年」と「裏年」を繰り返すと言われるけれど、この「八珍柿」は表裏無く良く実ってくれる。

今年も、文字通り、枝もたわわに実を着けてくれたのです。

 

  実はこの「八珍柿」は畑の隅、側溝沿いに植えたらそちら側に倒れてしまった。

起こしてあげようと思いつつ、手が付けられずに時間だけが経過していた。

 ところが、生命力旺盛な柿の木で、倒れたまま再度根付き、3本の側枝が立ち上がって成長。

剪定作業もままならず、放任状態のために今年も実の重さで大きな枝が1本、欠けた状態になってしまった。

 

 わずかな時間で、大きなコンテナに一杯の収穫量を得た。

何故、この日に収穫を急いだかと言うと、渋抜きの「焼酎柿」にしたかったから。

 そして、次週の農天市場に並べたいのだったが、それにはこの日が最低条件だったから。

1週間、いやスベルべママの経験から言うと、8、9日午後が最適だと言うのです。

 この日は、夕食、晩酌の後二人でせっせと布切れで拭き、そして焼酎に漬けてビニール袋に。

今日がその8日目。先ずは味見をしてから店頭に出す事にしましょう。

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