A Torontonian Life

大学院留学、個人移民、カナダ企業でフルタイム正社員勤務。自然妊娠で双子妊娠・出産。現在、双子ワーキングママ。

アントワープ - ベルギー<10日目>

2011-06-17 | 旅行-ドイツ&ベルギー June 2011

10日間のドイツ・ベルギーの旅も最終日。最終日はアントワープへ行きました。

電車からのGentの町並み。ベルギーに来てからずっと思ってたんだけど、ベルギーの町の家は3,4階建てで、隣と連なって建っている。別に、連なって建っていることに不思議はない。ミュンヘンもそうだったし、トロントだってSemi-detachedやタウンハウスも多い。トロントは町自体も大きいし、土地がないし住宅の値段が高騰しているので、タウンハウスが多い。

でも、ベルギーの場合、すぐ町を出るとこんな風景が。土地はたくさんありそうだし、町自体は小さいのに、家が連なって建ててある。昔からこんな風に建てたのか。

ベルギーにも『Metro』新聞が!

Gentを過ぎて、次の駅Gent-Dampoortっていうところは、工業地帯になっていました。

Gentからアントワープまでは、通常45分くらいで行けます。しかし!何やら途中で、電車は停止したまま。それから車内アナウンスがフラマン語でありました。フランス語も英語もなし・・・。なんとか似た単語とかで推測してわかったのは、何やらTechnical issuesで10、20分停止するとか。ちょっとくらいならいいかぁ、とガイドブック見ていました。でも、なかなか進まない。10、20分の停止で、Technical issuesを直せなかったようだけど。

隣に座っていた老夫婦のおじいさんが、『ちょっとの間停止するみたいだよ』、と英語で教えてくれました。私は、『I think I understand』

すると、電車が動き始めました。そして今度は長いアナウンスが。

おじいさんに、『Do you understand?』と聞かれ、私は『No...』

おじいさんが教えてくれたのは、この電車はもうアントワープまで行かないので、アントワープの1つ手前の駅で降りて、アントワープ行きのローカル線に乗り換えなきゃいけない、ということでした。その駅からは5分足らずだそうです。親切にも、おじいさんたちもアントワープへ行くので、一緒に行こうと言ってくれました。

それから、『アントワープの駅はゴージャスだよ』と教えてくれました。ホームのほうは最近Renovatedらしく、モダンでした。ほかの半分は建築がきれいでした。

おじいさん達は、海沿いの小さな町に住んでるが、たまにアントワープに買い物に来るらしいです。なんと素敵な生活。それにしても、このおじいさん、とっても英語が達者。

アントワープの駅。

アントワープには、1時間半以上くらいかかってやっと着きました。駅前からDe Keyserlei、Meirとおりを歩いて、おじいさんの言ってたことがよくわかりました。ショッピングの町!駅近くには、たくさんのレストラン、ダイヤモンド屋さん、もう少し歩くと、洋服屋さんやデパートいっぱいありました。歩行者天国になってて、車も気にしなくていいし。

もうお昼を回ってたので、お腹がすいていたけど、通りすがりなので、まずはルーベンスの家Rubenshuisに行くことに。以外にそこまで大きくなくて、町の中心にあり、隣の建物と連なっていたので、これかな?とちょっと考えた。このまま入っちゃっていいのか迷ったけど、Admissionは、その前にある新しい建物の中で買えるとか。

このあたりにもたくさんレストランやカフェがあって、たくさん人がいました。

残念ながらRubenhuis内は写真撮影禁止。

庭にあるPillarは、当時からそのままらしい。

お腹がとてもすいたので、レストラン探し。これが、なかなか行きたいカフェが見つからなくて、歩きまわりました。

Meirから右に曲がって、Korte Keopoorstr.を歩きました。人通りが少なくなって、道も狭くなってきました。Information Centreで地図をもらったけど、このあたりは道が小さくて、工事もあって、レストランを何度か通り過ぎてしまいました。

やっと見つけたレストランは、De Taloorkes。ここまでがんばって探した目的は、Gratin au chiconを食べること!シコンっていう高級野菜のグラタン。シコンはベルギー原産らしい。シコンはハムに包まれていて、上にチーズを乗せてグラタンに。横の赤いのは、赤いマッシュポテトかと思ったけど、後でウェイトレスに聞いたら、ビートとポテトを混ぜてマッシュにしたものらしい。なので、こんなに赤かったのね!シコンはちょっと苦いんだけど、これ、すごくおいしかった~。頑張って歩き回った甲斐があった。

お腹もいっぱいになり、それから市庁舎へ。ブラボーの像が市庁舎前にありました。本当に手を投げてる!『巨人の手antを切り取って、投げたWerpen』という伝説から、この町はAntwerpenとなったそうです。

 この広場にはたくさんのギルドハウスがありました。

それから、ノートルダム大寺院へ。目の前にあるネロとパトラッシュの記念碑には、たくさんの人が座っていました。あまりにも人が多くて、見つけられなかった。おそらく、日本人観光客くらいじゃないから、これを見にやってくるのは。他の人たちにとっては、休憩場所?!

ここでは、たくさんのキリスト関係のルーベンスの絵画を見ました。パンフレットも充実してて、すごく勉強になりました。

『キリストの降架』Descent from the Cross

そして、肉屋のギルドハウスを通り。

それからステーン城Steen Castleへ行こうとしたら、大雨が。ステーン城を眺めながら、オフィスのビルで雨宿りしました。

このステーン城、前は海洋博物館だったそうです。

その横には、シュヘルド川Scheldeが。私は海や山、川が好きなので、晴れてたらクルーズに乗りたかったんだけど、夕方はあいにくの雨模様。来るときに時間もかかったので、クルーズは断念しました。Gentやブルージュの町は、運河が流れていたけど、ここアントワープは巨大な川。港町って感じがするわ。

ここをうろうろしてたら、たくさんの日本人観光客が馬車に乗ってやってきました。おそらく、駅から直行でここまで来たよう。それからガイドさんに連れられて、ネロとパトラッシュの記念碑を見に、颯爽と団体様が消えていきました。

フルン広場Groenplaatsへ。ルーベンスの銅像と後ろにノートルダム大寺院が見えました。

それから、また歩行者天国を30分ほどてくてく歩いて、アントワープ駅まで戻りました。

もちろん、これは忘れずに。

ベルギーワッフル。Belgaufra。チェーン店のようです。

にほんブログ村 海外生活ブログ トロント情報へ
にほんブログ村 ←ランキング参加中です。ポチッとよろしくお願いします。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿