A Torontonian Life

大学院留学、個人移民、カナダ企業でフルタイム正社員勤務。自然妊娠で双子妊娠・出産。現在、双子ワーキングママ。

移民の話

2009-10-24 | Immigration(移民)

永住権の続き・・・

あっという間に、カナダに来て3年が経った。
経ってみると、ほんとうに早かった。
大学院中も時間が経つのは早かったけど、仕事してるともっと早い。

そう、2008年3月。
カナダ政府が急にアナウンスした、独立移民クラスの移民法を変えるということ。
そして、カナダ経済とそのデマンドによって詳細が決まるまで、新しい申請書類は審査しないとのこと。

おおよそ永住権取得確実で、Lawyerを雇わないで自分で作成し、提出した書類が冷凍保管!かなりショック!
毎日新聞や移民関係のウェブサイトをチェックする。
とりあえず、今は政府のアナウンスを待つしかない。
海外からの申請者より、カナダに滞在している留学生やForeign workerは途方にくれた。


2008年4月
書類のなかで必要なのが英語力の証明。IELTSを受けるか、自分で英語力の証明をする。IELTSは受けたことがなかったので、IELTSのスコアは提出せずに、2ページに渡る説明文と、教授と大学院のCohortsに推薦状を書いてもらう。たまにそれでも、IELTSのスコアを提出しろと言われる場合もあるので、念のためにIELTSを受ける。結局提出しなかった。


2008年5月
政府がPost Graduation Work Permitの条件を変える。
2008年12月に切れるはずの1年間有効のWork Permitから、2010年12月まで有効しかもOpen Graduation Work Permitに切り替えることができた。




7月中旬
Buffaloの移民局から手紙が届く
しかし、いまだに『仮の』ファイルナンバー



11月下旬
政府が各ProvinceのBusinessやSettlement Agenciesとのコンサルト後に決定した、独立移民のCriteriaを発表した。それは、各Provinceの経済状況や労働力が必要な分野によって作られた、職業のリスト。主に医療関係やエンジニア、建設業など。その職業での経験があり、その職業で申請しないと、書類は返却されるとのこと。

もちろんいろんなルールにはExceptionsがあるのです。カナダの教育が2年あったこととFull timeで仕事をしていることで、書類のプロセスに進むことができた。あとで思ったのは、日本でFull timeの仕事を数年しておいてよかったということ。日本での職業がなかったら、移民もカナダでの職業探しも難しかったでしょう。

2009年1月
書類がBuffaloからNew Yorkへ


2月
健康診断を受ける
全額自分でカバーしないといけない。
これが高いし、仕事を休んでいかないといけない。

通常2ヶ月ほどで届く健康診断の結果がなかなか届かない。


5月
やっとパスポート提出リクエスト
パスポートと永住権代を提出
この期間、海外へ出られず

2009年7月
永住権の手紙がとどく

その次の週末、7月18日、にカナダ国境のNiagara Fallsへ向かう
一旦アメリカへ出て、カナダに再入国
実質1年4ヶ月かかった。

せっかくNiagara Fallsまで来たので、Niagara Fallsをうろうろして、Outlet Mallで買い物する。



政府は独立移民のプロセス期間を短くすることが目的のひとつだったが、結局最初の冷凍期間を含めると、今までとあまり変わってないのでは・・・。





最近は未だの不景気で、移民を多く受け入れるカナダも、Potential移民に対してドアはシビア気味です。2008年からのこの大きな変革は、すべてConservative governmentの政治政策。あまりにもクローズ気味だと、移民支持者や難民支持者の反発がすごいのです。

去年から結構新聞や政府のウェブサイトで、結婚詐欺の話がよく出るようになり、政府が結婚詐欺を減らすような活動に出ている。特にインドや中国からの結婚詐欺。提出された結婚式の写真に同じゲストがいろんなカップルの写真に写っていたとか。

最近、メキシコとチェコからのビジターも、Visitor's Visaを取得しないとカナダに入国できないようになった。これは、この2国からの難民申請がかなり多いから。その中には、もちろんFraudも多いため。


もう夏が恋しい

2009-10-24 | カナダレポ
もう0度まで下がる日もあったりして、トロントの秋は一瞬のうちにすぎていき、もう冬のよう。
新しく買ったトレンチコートなんて、2週間も着てないんじゃないかってくらい。

初夏に買ったカナダのキャンピングチェア。


夕食後のバルコニーで、ビールで一息。



日本にいたときは、夏には冬が恋しくなり、冬には夏が恋しかったけど、トロントの冬は待ちわびるものではない・・・。
多くのカナダ人が、夏が待ち遠しいのがよくわかってきた。
次の夏が来るのが待ち遠しい!