ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

テントの行方は(ロンボク島地震災害支援のその後)3 in Lombok

2019年02月03日 | 7. ロンボク島地震災害支援

前回のブログに引き続き、学校のテント確認の様子を報告します。

今回は、ゆいツールが11月の初めにやっと届けることができた、北ロンボクバヤン地区の学校のテントの確認状況について報告します。

確認した時期は、1月4日です。

北ロンボク バヤン地区 ロロアン村の、ロロアン第一公立小学校(SDN 1 Loloan)の校舎は、屋根を修繕中でした。

テントは、冬休み中ということもあり、片付けられていました。

こちらが、テントを使っていた時の様子です。

次に行ったのは、サンビック・エレン第2公立小学校です。

仮設校舎が建てられていました。

テントはないね、と見渡すと。

なんのためかわかりませんが、水が溜まったシートが。そして、黒い支柱に見覚えが。これは、テントの支柱ではないかしら。

案内してくれた人は、この間までテントを使っていた、と言っていましたが、確認するとまだ一度も袋から出していないような雰囲気。

インドネシア人と言うのは、相手を喜ばすためにウソをつくことがよくあります。

ウソをつかれた方も、「それは嘘だ!」と言ったりしません。話を合わせます。相手に恥をかかせないために。

テントと支柱が、とりあえず学校にあることを確認してその日は帰りました。

最後に行ったのは、北ロンボク バヤン地区 ロロアン村のバヤン第4公立中学校(SMP4 Bayan)です。

この学校も、校舎を修繕中でした。

片付けられたテントを確認します。

案内してくれた校長先生(kepala sekolah SMP4 Bayan..Pak Hamdan Yusuf)と。

以上で、テント確認の報告は終わりです。

現在は雨季で、インドネシア政府も急ピッチで仮設教室や既存の校舎の修繕を進めているようすがわかりました。

今後もできるだけ、学校をまわって、使用状況、保管状況を確認していきたいと考えています。

カウンターパートのマストゥールさんは、他のことで忙しくなったために、あとはゆいツールが自力でやっていくことになります。

ただ、ゆいツールも活動の予算がなければロンボクに行くこともできません。

来年度の予定はまだはっきりしませんが、今年度が終わるころには見通しがたっているとよいな、と思っています。

ちなみに、ゆいツールの活動を応援していただく方法としては、「正会員になる(年会費6000円)」「賛助会員になる(年会費3000円)」「寄付をする」という方法があります。くわしくはこちら

多くの方にご支援いただけると、ゆいツールの活動も安定して継続していくことができます。

それから、「ロンボク島地震災害支援金」としてみなさんから集めたお金が、まだ「6万円」と「1,650,000ルピア(13,000円相当)」残っています。正式な会計報告は、今年度中にまとめますが、残ったお金の使い道はまだ決まっていません。

現地をまわって情報を収集することができるのは、新年度になってからになりそうです。

ご協力いただいたみなさんには、できるだけ報告をしてまいりたいと考えています。

(山)

ロロアン村を案内してくれた、オガさんと。(Pak Ogah, desa Loloan, kecamatan Bayan)

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