前回のワークショップに引き続き、今月初めに猪苗代で第2回ワークショップを開催してきました。
ゆいツールの開発職人が、悩みつつ開発したプログラムをお披露目し、メンバーのみなさんに体験していただきました。
猪苗代湖は古くから人の暮らしと関わりがあった湖で、周辺地域はいろいろな形で水の恵みを受けています。その「人との関わりの歴史」に注目し、年表を使って地域の出来事を振り返ったり、歴史を地図に落とし込むワークなどを構成して実施しましたが、思いを込めすぎて盛りだくさんになり、あえなく時間オーバーに(^_^;)
参加者のみなさんから、もっとこうしたらという改善案を出していただいて、帰途につきました。現在再びプログラムを練り直し中です!
プログラムを開発するにあたり、猪苗代湖周辺の歴史をいろいろ勉強して、とても面白かったです。学校の歴史の授業はあまり記憶に残っていなくても、猪苗代湖を中心に据えて調べてみると「仏教伝来」も「徳川幕府」も「リゾート法制定」も、地域にこんな風に影響を及ぼしていたのか! と改めて違う意味をもって見えてきます。
また、地元の人ならではのマニアックな情報がある一方で、地域の人にも意外と知られていない事があったりして、とても興味深いです。
日本が転機や過渡期にある今、きちんとこれまでの経緯を踏まえた上で未来を考えていくためにも、「歴史」という切り口はとても大事なのではないか、と改めて感じています。
来月再び、ver.2のプログラムを持って猪苗代を訪れる予定です!(山)
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