ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

アート村とマングローブ林の見学♪学生向けエコツアー2017 報告⑨

2018年02月07日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

12月の学生向けエコツアー最後の報告です。

ギリ・メノ島から帰った翌日、学生たちはNTBマンディリごみ銀行のアイシャさんが始めた「アート村Kawis Kerisant」の見学をしました。

これまでの報告①報告②報告③報告④報告⑤報告⑥報告⑦報告⑧もご覧ください。

アイシャさんは、ごみ銀行を運営する傍ら、ごみ銀行の後ろに位置する貧しい集落がごみだらけなことが気になり、アート村を作ることを計画しました。

そして、村の若者たちを誘ってあちこちに絵をかいて、村をすっかり変えてしまったのです。

私たちはその様子を見学しました。

村の見学を終えると、ごみ銀行で買い物です。

ピアスを買ったり。

面白いものを見つけたり。

お土産をもらったり。

アイシャさんとの記念撮影。

さて、お次はマングローブ林です。

マングローブの種を見せてもらいました。びっくり。帽子がくっついていました。

写真右の帽子がとれると、写真左のように芽が丸裸に。

棒状なのは、そのまま落ちて川底のどろに突き刺さるようにするためです。

翌日、学生たちは「帰りたくないー」と言いながら帰国の途に着きました。

あれから1か月以上が過ぎましたが、参加者はみんなランタン村の若者たちやガイドのアンディやスカディと連絡を取り合い、ロンボクを恋しがっています。

さて、3月10日に、このツアーの報告会を都内で開催いたします。

Facebookのイベントページはこちら

お申し込みはこちらにどうぞ。

学生たちの報告を、ぜひ聞きに来てください!お待ちしています。

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観光の島ギリ・メノへ!学生向けエコツアー2017 報告⑧

2018年01月19日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

さて、ランタン村とお別れした若者たちは、ギリ・メノ島へ出発しました。

これまでの報告①報告②報告③報告④報告⑤報告⑥報告⑦もご覧ください。

パブリックボートに乗って、すぐ船酔いしてしまった参加者(左)。

ギリ・メノ島は村や街とはまた違った環境です。というか、ザ・観光地といった感じの場所です。

舟を下りると、馬車がお出迎え。(シンデレラになった気分♪)

この島は、車やバイク(ガソリンで動くもの)は乗り入れ禁止なので、移動は馬車(チドモ)か自転車か徒歩です。

(最近は、電動バイクに載っている住民もいます)

泊まるところは、いつもの「Diana Bungalow(ディアナ・バンガロー)」。

夕方は、シュノーケリングです。

みんな、思い思いにシュノーケリングを楽しんでいました。

夜は、一緒に行ったティアさん(ウダヤナごみ銀行代表)にヘナをしてもらった参加者(女の子のみ)。

インドネシアでは、結婚式などでヘナをする女性がいます。

ムスリムの女性は人前で肌をさらすことができないため、ちらりと見える場所に精いっぱいのおしゃれをするのです。

ティアさんは、とってもクリエイティブな人で、ヘナも上手です。

翌朝は、島の子供たちと「海の生きものプログラム」をやるつもりでしたが、ここでも雨。で、子供たちは現れませんでした。

ツアー参加者と、バンガローのご夫婦の子供と一緒に海の生きものについて学びました。

参加者たちは、ロンボクの村や街の他にもこういった観光地を訪れることで、ロンボクの観光の可能性とあわせてごみ問題についても幅広く考えることができました。

さて、旅はもう終盤です。(続く

ツアー参加者の声も一緒にお読みください。

エコツアー体験記2017(参加者の声):Yさんの感想Mさんの体験記Y2さんの感想

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ランタン村お別れの宴!学生向けエコツアー2017 報告⑦

2018年01月13日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

そうこうしているうちに、ランタン村最後の夜を迎え、私たちはランタン村村長のお宅にお呼ばれました。

これまでの報告①報告②報告③報告④報告⑤報告⑥もご覧ください。

夕食のメニュー。左上から、ロントン(お米を蒸したもの)、空心菜にピーナッツソースをかけたもの、シカ肉の串焼き。

左下へ。シカ肉入りの野菜スープ、豆腐とテンペ(大豆の発酵食品)をサンタン(ココナッツミルク)で煮たもの。

これを手で食べます。(もちろん、ごはんと一緒に)

日本の若者たちは、村にいる間にすっかり手で食べることに慣れてしまいました。

さて、食事が終わるとオパンさんの家で、お別れの宴が始まりました。(司会をするタンティさん)

子供たちが、歌を歌ってくれます。

日本の若者も、現地の人のファッションをしているため、もはやあまり見分けがつきません。

村の若者と子どもが、インドネシア国歌を歌ってくれました。

日本人からもお礼で歌を返したり。

ホストファミリーからお別れの挨拶があったり、日本人からもお礼を述べたり。心に残る宴となりました。

翌朝は、お別れです。2日前に作ったココナッツオイルもお土産にもらって、村を後にしました。

出発までに、それぞれのホストファミリーと、世話をしてくれた若者たちと、写真を撮りながらなごりを惜しんだ参加者たち。

旅はまだ続きます。報告⑧はこちら

エコツアー体験記2017(参加者の声):Yさんの感想Mさんの体験記Y2さんの感想

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翌日も村の若者とワークショップ!! 学生向けエコツアー2017 報告⑥

2018年01月08日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

前日に引き続き、ランタン村でワークショップを行いました。

本当は、午前中は「ごみ調査」の予定でした。でも、若者たちとごみ探しに出かけるはずが、雨。

予定を変更して、前日までに村を歩いて見てきたごみの状況について話し合ったり、村人に聞くはずだった項目を村の若者たちにヒヤリングすることにしました。

これまでの報告①報告②報告③報告④報告⑤もご覧ください。

●話し合った項目

「どんなごみが捨てられていますか?」

「ごみがたくさん捨てられている場所は、どんなところですか?」

「あちこちに捨てられているごみを見て、あなたはどう感じますか?(インドネシア人、日本人)」

●ヒヤリング項目

「普段、あなたはどこにごみを捨てますか?」

「ごみ問題への対策はどんなものですか?」

「ごみの危険性についてあなたは知っていますか?」

話し合いの結果です。

「どんなごみが捨てられていますか?」

ーインスタントコーヒーの個包装の袋、紙、レジ袋、アルミニウム、鉄、赤ちゃん用おむつ、飲み物のガラス瓶、洋服

ー水が入ってたプラスチックボトル、家で使っていた道具など、飴の袋、お菓子の袋、食べ物の残り、牛のふん

ープラスチック、紙、ペットボトル、カン、赤ちゃん用おむつ

「ごみがたくさん捨てられている場所は、どんなところですか?」

ー家の裏庭、川・どぶ、畑、田んぼ、道ばた、側溝

ー穴、ごみ箱、川、池、山

「あちこちに捨てられているごみを見て、あなたはどう感じますか?(インドネシア人、日本人)」

(インドネシア人)

ー非常に悲しいし、気になる。住民はごみをポイ捨てすることがどんなに危険か(環境に害があるか)気がついていない。

ーポイ捨てされているごみをみて腹が立つ。でもそれ以上に私は自分自身に腹が立ちます。なぜなら自分の村の悪い習慣を変えることができないから。

ー悲しい。

(日本人)

ーせっかくきれいな自然があるのに、ごみのせいで自然が失われてしまうのではないか。

ーなぜダメだとわかっているのに捨ててしまうのか?

ーこの地域にはとてもたくさんのごみがあって、そんなごみを見るのは好きではない。この村をもっときれいにしたいと思う。

ーどうしてみんなごみをポイ捨てするのだろう。村の人たちが日本人のようにごみをちゃんと捨てるようになってほしいし、それを子供たちにも伝えてほしい。

ー本当は、ごみをポイ捨てすべきではない。環境を汚してしまう。

ーもったいない。

●ヒヤリング項目

「普段、あなたはどこにごみを捨てますか?」

ー家の前や後ろ、人の畑、道ばた

ーごみ捨て場

「ごみ問題への対策はどんなものですか?」

ー今時点で、私たちはごみの有用性や危険性について知らず、管理する方法もわからない。

ー集めているプラスチックのボトルやカップ以外は、燃やしている。

「ごみの危険性についてあなたは知っていますか?」

ー知っている。ごみは景色を汚す。

ー知っている。土や水を汚染する。病気の原因にもなる。

ひととおりのワークが終わったところで、日本のごみ処理システムの紹介を日本の若者からしました。

昼食後は、中部ロンボクのマスマス村のハビブさんを招いて、「村ツーリズムを発展させるためには」と題して話し合いました。

Menghadiri Pak Habib dari Desa Masmas yang sudah maju dalam desawisata, di Lombok tengah.

ここでの話し合い結果は、また改めてご紹介します。(ここでは写真のみを載せます)

ハビブさんは、マスマス村で主に欧米人向けに村ツーリズムを実施しています。(10月にゆいツールが訪問した時の様子

つまり、ランラン村の若者たちの大先輩です。今回、若者たちとハビブさんを引き合わせることができたことも、ひとつの成果だったと感じています。

ハビブさんに自己紹介するタンティ。(おそらく。3つ子のため判別が難しい)

さて、ワークショップが終わったら、日本の若者たちは「にょんこらんを見に行こう!」と誘われて出かけていきました。

にょんこらんとは何か?(参加者からの報告を待ちましょう)

報告⑦はこちら

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村の若者とワークショップ!! 学生向けエコツアー2017 報告⑤

2018年01月04日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

ランタン村で一泊した翌日「村の暮らし体験」の後、午後はワークショップ「ツーリストから見た村のいいところやお客さんを迎えて感じたこと」&「ごみについて考えるプログラム」を実施しました。

これまでの報告①報告②報告③報告④もご覧ください。

まずは自己紹介。今回のツアーのホスト役のオパンさんです。

グループに分かれてのディスカッションのテーマは以下の通り。

日本人:「ランタン村のいいところ、残念なところ」

インドネシア人:「お客さんを迎えて感じること、日本人に聞いてみたいこと」

インドネシア人チームからは、お客さんを迎えて「うれしい。誇らしい。やる気がでる。幸せだ。またランタンに来てほしいと思う。ランタン村の村ツーリズムを発展させていきたい」などの意見がありました。

日本人に聞きたいことは「どうやって村ツーリズムを発展させていったらいいだろうか?」「どうやって環境をきれいにしたらいいだろうか?」「滞在中、何か不快なことはなかったか?(改善のために教えてほしい)」「ランタン村の印象は?」などでした。

日本人チームの話し合いの結果です。

よいところ:「人と人のつながりが密で、お客さんへのケアがしっかりしている」「「自然が豊富でリラックスできる」「アニメとかの話題で会話も盛り上がる」「食べ物がオーガニックが多い」「気遣いしてくれる」

よいところ:「人の温かさ。人と人のつながりを感じる。(東京では一人で生きられるけど、村では)協力しあって生きている」「自然の豊かさ」「情報の少ないところ」「シンプルなライフスタイル」「自給自足/オーガニック」「ネットに依存していない」「人と人が向き合って生活している」「知恵がある。生きる力がある」

残念ところは、やはりごみが多いこと。その他、「トイレの使い方を教えてほしい」「手で食べる方法を教えてほしい」「家にひとりは英語ができる人がいたらありがたい」などのアドバイスも。

話し合いのあとは、恒例の「ごみについて考えるプログラム」体験。

一回休憩をはさんだため、村の若者の大半が姿を消してしまったのは残念なところ。

それでも、オパンさんとタンティ、クリスナ、ティウィ(なんと三つ子!)などが参加してくれました。

このメンバーは、村でのエコツアーを準備/対応する中で一番学び成長した若者たちです。

翌日は、ごみ調査の予定でしたが、雨のため「若者へのヒヤリング」に切り替えました。(続く)

報告⑥はこちら

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素朴な村の暮らしに幸せが隠れている?! 学生向けエコツアー2017 報告④

2018年01月02日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

今回、ツアーを終えて日本に戻った若者たちは、多かれ少なかれ逆カルチャーショックを感じているようです。

豊かな日本で、便利さに慣れて暮らしてきた自分たちの生活を見直す機会になったのは、なんといっても3日間の村での生活でした。

ランタン村で一泊した翌日、午前中は「村の暮らし体験」をしました。

これまでの報告①報告②報告③もご覧ください。

Mahasiswa dari Jepang menginap di desa Lantan, dan mengikuti aktivitas kehidupan masyarakat di sana.

まずは、ココナッツオイルを作るために、ココナツを割ります。

すでにほとんどのココナツは村の若者が割ってくれていましたが、ひとつだけ残してくれていたものを日本の若者が割ってみます。

大きな鉈で手を切りそうでドキドキ。村の若者にとっては日常的な作業でも、私たちにとっては未知な体験。

続いて、ココナッツを削る作業。

伝統的な方法でやっていると日が暮れるので、隣では近代的な道具でココナツを砕いていきます。

ココナツオイルを火にくべるために、村の若者たちが火起こしをすると日本の若者たちはその様子を写真に撮ります。

火を起こすことの何が珍しいんだろうか、と思われたに違いありません。

そこへ、お皿に不思議なものを載せてハリスさんがやってきました。ハリスさんはオパンさんと一緒に若者をもてなす係です。

お米と綿と水とピナンという木の実と、シリという葉っぱとコインです。

薪を使って火で作業をするときには、これを準備するんだよ、とハリスさんが教えてくれました。

煙で目が痛くなったときには、綿に水を湿らせて拭えば痛くなくなるとか、コインには魔物がやってこないようにする力があるとか、ロンボクの伝統的なお呪い(おまじない)のようです。

ココナツを砕いたあとは、水を加えてぎゅうぎゅうと搾ります。

そして、その液を火にくべます。絞った状態のものは、ココナッツミルク(サンタン)で、インドネシア料理によく使われます。

ココナツオイルを作る横では、コーヒーづくりが始まります。これが材料です。左のものはなんでしょうか?塩?砂糖?

答えは、米。ロンボクのコーヒーは、お米と一緒に焙煎します。

まずは、お米を炒めるところから。

炒めたお米をちょっと味見。バナナの葉っぱに載せています。

一通りお米を炒めてから、コーヒー豆を投入してさらに炒めます。

さて、ココナツオイルとコーヒーづくりを村の女性に任せて、若者たちは田んぼへ繰り出します。

集落より田んぼが下にあるので、眺めが抜群です。田んぼについたら稲刈り作業。

そして脱穀作業。田んぼでの作業は、機械化は進んでいないので、すべてマニュアル(手作業)です。

田んぼから戻ると、コーヒーがすっかり黒くなっていました。お米入りです。

ココナツオイルは、ココナッツのかすと分離していました。かすも食べられます。

こうして、午前中の体験が終わりました。日本の若者たちにとっては、すべてが未知との遭遇です。

こちらは、火をくべている横でガイドのアンディが始めた遊び。パパイヤの葉っぱの長い茎に、切れ目を入れてトランペットにします。

インドネシアの人は、何にもないところで生きていくのが得意。

コンビニとかスーパーとかレストランとか電化製品とか電子機器とか居酒屋とか電池で動くおもちゃとかその他いろいろ、私たちの生活を便利に豊かにしてくれるものが何もないのに、なぜか豊か。不便なのに幸せ。

もちろんロンボクだって発展中で、街の中は日本とあまり変わりません。村の若者たちだってスマホを持っているし、SNSも盛んです。

だけど、村の若者たちはまだ伝統の中で生きています。

今回、ある参加者は帰国後に「日本は綺麗で便利で快適だけど、失ったものも多くあると気づかされた」と言っていました。

それは日本から出ないと感じられないこと。ロンボクのような素朴な暮らしを体験してみないと、わからないこと。

さて、午後からはワークショップです。(続く)

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ただ田んぼを歩くだけで楽しい! 学生向けエコツアー2017 報告③

2017年12月31日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

日本からやってきた学生たちは、ランタン村に着いた日の午後、田んぼへじゃらんじゃらん(お散歩)にでかけました。

報告①報告②も併せてごらんください。

ランタン村はイスラム教徒の村。ジルバブという、髪を隠す布を借りた女性の参加者は、村の人と同化しています。

みんなが立ち止まりました。なんでしょうか。

稲の苗床をつくる作業をしている人がいたのです。やりたい!と数人が田んぼに入りました。

村人にとってはいつもの仕事が、ツアー参加者にとっては楽しいアクティビティに。

歩きながら、サトウキビを食べたり。

子どもと手をつないだり。

ただの散歩が、わくわくするアクティビティになりました。

さて、夜は日本人から文化の紹介を行いました。

北海道に住んでいる参加者からは、雪について話がありました。

雪を見たことのないインドネシア人は、いったいどんな寒さなのか、食べたら美味しいのか、想像しきれない様子でした。

そのあとは、習字の時間!

村の若者たちの名前を、漢字で書いてあげます。これが大人気で、みんな大興奮!

よい文化交流になりました。(続く)

報告④はこちら

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ごみ銀行見学の後、村で大歓迎の巻!学生向けエコツアー2017 報告②

2017年12月30日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

ロンボク島にやってきた学生たちは、続いてパイズルさんがやっている西ロンボクのクカイ・ブルスリごみ銀行を訪れました。

Mahasiswa dari Jepang mengunjungi bank sampah kekait berseri yang berada di desa Kekait, Lombok barat.

報告①はこちら

パイズルさん(写真上左)は、3種類のコンポスト(肥料)を作っています。

「EM4(日本で開発された微生物群)を使った、主に植物の葉っぱや枯れ枝のようなものを材料としたもの」

「高倉式コンポスト(北九州で開発されたインドネシア用のコンポスト方式)。台所のごみを材料としたもの」

「液体肥料。野菜のくずなどを材料にしたもの」

プラスチック袋を使ったクラフトづくりもしています。パイズルさんもまた、アイシャさんに指導を受けたひとりです。

パイズルさんを囲んで。

さて翌日は、いよいよランタン村へ!

村役場の手前から歩いてくれ、という要望で学生たちと一緒に歩きだしました。

Mahasiswa dari Jepang sudah mengunjungi desa Latan, Lombok tengah.

そこへ、遠くから音楽が聞こえてきました。赤い楽団です。子供たちばかり。

村の結婚式などで演奏や舞を披露する楽団が、私たちのために出迎えてくれたようです。

村役場で歓迎の儀が行われました。写真下の左の男性が、ランタン村村長さんです。

村長自らお出迎えとは、ランタン村の気合の入りようが伺えます。

さて、歓迎式が済むと、学生を迎えてくれる若者グループのリーダーオパンさんのお宅へ。

自己紹介をして、まずはお昼ごはん。その後、歓談。英語ができる学生が多かったので、コミュニケーションが弾んでいます。

村では、ふたり一組でオパンさんの仲間たちの家に泊まります。家までチドモ(馬車)で送ってもらいます。

村では、ひとつひとつのことが初めてで、学生たちはわーわー言いながら出来事に巻き込まれていきます。

迎える若者たちのほうも、ワーワー言いながらおもてなしにかけまわります。

若者たちをサポートするのは、タナ・ベア村のトニーさん。(写真下右)

ゆいツールは、村の若者自身でお客さんを迎えられるように、トニーさんと一緒に準備をしてきました。

ランタン村はなにもない村です。ホテルも、ビーチも、スパも、お土産屋も、バーも、レストランもありません。

コンビニも、Wifiもありません。そんな村で、日本の学生たちはどうやって過ごすのでしょうか。(続く)

報告③はこちら

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未知の世界へやってきた! 学生向けエコツアー2017 報告①

2017年12月29日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

2017年12月20日から日付が変わって21日深夜。ロンボクの空港で学生たちの到着を待ちました。

Mahasiswa dari Jepang mau sampai di Lombok..pada malam tgl 21 Desember 2017.

飛行機は予定より3時間ほど遅れてロンボクに到着しました。待っているほうも、学生たちもへろへろです。

さて翌朝は、午前中の予定をキャンセルしてホテルで休憩というわけにもいかず、予定通り朝から活動を開始しました。

まずはオリエンテーション。(ホテルのロビーにて)自己紹介をします。

今回の参加者は、女性6人、男性2人。社会人も混じっています。

最初の目的地は、ごみ埋め立て地!

Mahasiswa dari Jepang mengunjungi TPA(kebun kongok yang berada di Lombok barat).

連日の雨で(雨季のため)足元がぐちゃぐちゃのため、あまり歩き回れませんでした。

ごみ捨て場の手前に、ごみの重さを測る場所がありました。

記録を見せてもらうと、車のナンバーと積んできたごみの重さが記されていました。

この埋立地は、マタラム市(NTB州の州都)と西ロンボクのごみが捨てられています。

と言っても、西ロンボクは限られた場所からしか運ばれていないので、マタラム市に比べてごみの量は少ないのですが。

次は、西ロンボクのシウン・グミランごみ銀行へ。ハミドさんが迎えてくれました。

ハミドさんは、数か月前からコンポストづくりをしています。NTBマンディリごみ銀行のアイシャさんに指導をうけました。

コンポストを作る場所の整備があまり進んでいなくて、住民からの生ごみは一部しかここに捨てられない、と言っていました。

ハミドさんは思いはあるけどお金がないので、苦しいところです。

ゆいツールからも、いくばくかの支援をすることにしました。

ごみ銀行の活動を見た後は、お昼ごはんです。レストランでは、ロンボクの伝統料理を食しました。

実は、JICA青年海外協力隊の隊員(環境教育担当、西ロンボク環境局)が朝から活動に参加してくれていました。(右から3番目)

参加者は、JICAの現場の活動について、ロンボクでの暮らしについて、話を聞くことができました。

レストランの前での記念写真。

旅はまだ、始まったばかり。(続く)

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