ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

エコツアー報告会を開催しました♪ in Tokyo

2017年03月06日 | ⇒2016年度(日本)

3月4日(土)に、中目黒(東京都)で「インドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会」を開催しました。

Di Tokyo, Yui-Tool telah membuat acara tentang laporan ekosiwata untuk mahasiswa Jepang di Lombok.

報告会では、参加した学生さんからの発表や、プログラム体験を行いました。

休憩時間にはヤシ砂糖入りロンボクコーヒーも振舞いました。

発表したのは、若松くん。(原稿も作らずすらすらと落ち着いて話をしてくれました)

Ini peserta ekowisata kemarin di Lombok.

そして、長澤さん。(社会人参加でした)

プログラム体験は、ゆいツールが開発した「ごみってなあに?」。

ごみの分別を考えたり、身近にあるごみに関心を寄せるためのツールです。

ごみのカードを、「有機のもの(燃えるゴミ)」「非有機のもの(燃えないゴミ)」に分別してみました。

こちら(写真下)は、振舞ったロンボクコーヒーの販売コーナーです。

ロンボク島でコーヒー販売をしているみどりさんのところから仕入れました。

(LOMBOK CAFE SAMA-SAMAのオンラインショップはこちら

こちらは、ロンボクでの活動「村ツーリズム開発プログラム」(学生向けエコツアーもこの活動の一環です)の紹介パネルです。

パネルは、4月のアースディ東京の出展の際にも展示しますので、お越しの際にはぜひご覧ください。

報告会では、参加者同士のおしゃべりタイムも設けました。

↑ こちらの右上のスーツの女の子も、ツアー参加者です。

今回発表の機会はありませんでしたが、実は2回もロンボクに行っています。

(過去のブログをよく見るとわかります。ヒントは"ロンボクエコツアー”のカテゴリ)

報告会に参加した人からは、

若い人たちが海外に目を向けて、幅広い視野から世界を眺めてもらえるきっかけになっていると思えたところに希望がありましたね」

「学生さんたちが、いい体験ができたことを楽しそうに話しているのはいいもんですねロンボクの学生さんたちが日本の学生から影響を受けてほしいというのは素敵な考え方だと思います。」

など、感想をいただきました。

最後に、ツアー参加者(他2名は海外に行っていてイベント不参加でした)と記念撮影。

エコツアーの参加者が書いたレポートを、後日ゆいツールのホームページにアップする予定です。

ご興味のある方はまたご覧ください。

【予告】4月22日23日に、代々木公園(東京都)でアースディ東京に出展予定です。

お天気が良い日、空いている時間に、ぜひゆいツールのブースに遊びに来てくださいね!

***今回掲載の写真について***

最後の写真を除いて、カメラマンの内田道雄さんに撮影していただきました。(一部トリミング済)

(山)

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グローバルフェスタ2016出展報告 in Tokyo

2016年10月05日 | ⇒2016年度(日本)

10月1日2日に、東京・お台場で開催された、グローバルフェスタ2016に出展した模様を報告します。

Kemain Yui-Tool sudah mengikuti pameran besar di Tokyo.↑ 今回、初お目見えのインドネシア製「ゆったりズボン」。

土曜日は、ときおり小雨の降る肌寒いお天気でした。

ブースを回ると、学生さんたちが賑やかに接客しているところが目立ちました。

そんな学生さんへ、ゆいツールの学生向けエコツアーの紹介をしてみたり。

ゆいツールのブースでは、ロンボクのごみ銀行で作ったクラフトの他に、今回新たに仕入れた「ゆったりズボン」を販売しました。(一番上の写真)

これは、ロンボクの手織り物や、ジャワ島から仕入れたサルン(腰巻布)を、ズボンに仕立てたもので、ゆいツールのボランティアスタッフ(男性)が手作りしています。

他にはこんなクラフトを販売しました。

ポーチに足を止める女性たち。

売れました!

日曜日は、一転気温が上がって暑い一日でした。人出も上々。

ずぼんがたくさん売れました♪

お買い上げ、ありがとうございます。

しかし、ゆいツール、ブースでずぼんやクラフトばかり売っていたわけではありません。

12月に行う「学生向けワークショップ・エコツアー」の広報もしました!

今回は、学生さんの負担がかなり軽くなります。

12月21日出発、年内日本戻りです。

ロンボク島の村に滞在したり、ドラゴンフルーツ狩りをしたり、海にもぐったり、伝統菓子やインドネシア料理づくりを体験したり。

参加者同士、未知なる体験を通して仲良くなってほしいし、現地の若者たちとも存分に交流してほしいです。

興味をもったら、お問合せください。(締め切りは10月15日)

9月の学生向けエコツアーの様子はこちらより。

ロンボクエコツアースタート!学生さんがやってきました in Lombok

滝にトレッキング!村に滞在してハプニングやびっくりの連続!? in Lombok

インドネシア料理づくり体験!シュノーケリングも!? in Lombok

多くの学生さんに参加してもらいたいです。(と言っても定員5名ですが)

(山)

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高校生向け特別講座開催 in Tokyo

2016年08月12日 | ⇒2016年度(日本)

7月の終わりと、8月の始めに、高校生(1名)向けに特別講座を開催しました。

(↑ 左が高校生。右はゆいツールのボランティアスタッフのKさん)

彼女は、昨年12月にロンボクにも来てくれました。(その時のツアーの様子はこちら

3月に行ったゆいツール主催のイベントにも来てくれて、「ロンボク島でのエコツアー」についてとても関心を持ってくれました。

と言うのも、彼女の研究テーマが「エコツアー」で、それなら「エコツアー」についてちょっと勉強しようか、と声をかけて講座を行いました。

日本には、普通の「観光」もあれば「エコツアー」と銘打ったプログラムもあるけど、インドネシアの場合は、そもそも「観光」がまだ発展途上。観光地でのごみ問題が大きな問題になっているな、と私は感じています。

Oさん(高校生)も、日本の観光地でのごみ問題(特に外国人が捨てるごみ)に関心を持っている、ということでした。

1回目は、そもそもエコツアー(エコツーリズム)の定義ってなに?というところから勉強しました。

例えば、日本エコツーリズム協会が考えるエコツーリズムの定義はこちら

環境省自然環境局の「エコツーリズム」というサイトではこんな風に言われています。

JATA(一般社団法人日本旅行業協会)のサイトにはこうありました。

エコツーリズムという概念はまだ新しいので、様々な形のツアーがあちこちで試されながら、多くの人にだんだんと理解されていくのかもしれません。

2回目は、せっかくなのでゆいツールがロンボクの活動のために開発した「ごみについて考えるプログラム」を体験してもらいました。

これは、ロンボクの村の人々にごみについて関心を持ってもらい、ごみを分別することで資源になることを伝えるプログラムです。

実際に現地のごみを見ているOさんなので、ああ確かに汚かったなと思ったことでしょう。

Oさんは、京都や北海道などの観光地でのごみ問題が関心があるとのこと。「そういった観光地でエコツアーを実施することで、ごみは減らせないのでしょうか?」という疑問を持っていました。

その疑問について、いくつかの意見を交わして講座は終了しました。

Oさんには、いつか自分でエコツアーを企画する側に立ってほしいな、と思いました。なにがエコツアーなのか。そのツアーで、参加者になにを伝えたい(なにを持ち帰ってもらいたい)のか。自分で企画して、実施してみて、参加者の反応を見て学ぶことが、一番の学びだと私は考えています。

私自身は、「観光」がまだ発展途上のインドネシアで、「エコツアー」を先に一般化したい、という野望があります。

究極的には、すべてのツアーはエコツアーでなければならない、と思います。

別に自然を見に行くツアーだけではなく、歴史をめぐるツアーでも、食べ歩きツアーでも、高価なホテルに泊まってゆったりするツアーでも、「ごみを極力出さない」とか「食する料理の材料は地元産を多く取り入れる」とか「庭の草木の名前を覚える」とか、「地域の経済に貢献する買い物をする」とか、エコツアーにできる要素は必ずあるはずです。

高校生のOさんと話していて、そんなことも考えました。

(山)

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大学でお話ししました in Tokyo

2016年07月15日 | ⇒2016年度(日本)

昨日、東京の明治学院大学というところで、ロンボク島の活動についてお話ししてきました。

Kemarin saya melakukan kuliah di universitas Meiji Gakuin di Tokyo.(↑ 白金キャンパスの記念館)

法学部の学生が200名近く。

この授業は、国連大学サステナビリティ高等研究所の研究者や日本のNGO団体関係者が、ゲストスピーカーとして世界の環境問題について講演するもので、今回はゆいツールのロンボク島での活動を紹介することを依頼されて、お話ししてきました。

ロンボク島のお話をする前に、私の自己紹介に時間を割きました。

私自身がどういう経緯を経て、今こんな活動をしているのか、というところに関心を持ってもらえたら、ロンボク島での活動についても少しは聞く耳をたててもらえるかな、という考えでした。

私自身は、一方的に話をする「講義型」が苦手で、できれば少人数で「参加体験型」で学びあいたいと思っています。でも、大学の講義でそれはなかなか難しいもの。そのため、話の内容に工夫を凝らしました。

おそらく、「環境教育」に関する話は、学生にとって未知の話だったと思います。

でも、どういう人間がNPOで活動していて、そしてそのNPOがわざわざインドネシアのごみを減らそうとしていて、ロンボクのごみの状況はどんな風になっているのか、などということを、部分的にでも関心を持ってもらえたのではないか、と思います。

海外の活動を聞く、という授業でしたが、「行ってみたい国がある人?」とか「将来は海外で仕事をしたいと思っている人?」と質問してみると、意外なほど手が上がりませんでした。

授業の最後に、「今日の話で一番興味深かったこと」をリアクションペーパーに記入してもらいました。

感想はそれぞれで、私の自己紹介の部分が興味深かった、という学生や、途中で挟んだクイズでインドネシアではバイクのことを「HONDA」という、というところが印象に残った学生、同じくクイズで海のごみがインドネシアが2番目の多さであることにびっくりした学生、そしてロンボク島のごみの現状やゆいツールの活動について関心を持った学生。

スライドは、ほとんどすべて写真のみ(1枚づつ)で、シンプルなものだったのですが、スライドが見やすくてプレゼンの参考になった、という学生もいました。

これから就職して社会に出て活躍するみなさんに、こういう仕事もあるんだ、こんな風に生きられるんだ、ということを、少しでも示すことができたのではないか、と思っています。( ↑ 白金キャンパスのチャペル)

願わくば、「ロンボクに行ってみたい」「インドネシアの学生と交流したい」と、一歩踏み出す学生が少しでもいたらうれしいなぁ、と思います。

ゆいツールへの問い合わせはこちらからもできます。

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いろんなものが売れました♪~アースディ東京2016出展報告~ in Tokyo

2016年05月02日 | ⇒2016年度(日本)

ゆいツールは、2016年4月23日(土)、24日(日)に行われた、「アースディ東京2016」に出展しました!

ブースで、スマトラ島とロンボク島での活動紹介をしました。

Yui-Tool sudah ikut pameran besar di Tokyo, "Earth day Tokyo" 23,24 April 2016.

当日は、1月にロンボク島の活動に参加してくれた学生さん(写真左)もブース運営に協力してくれました。

今回は、ロンボク島やスマトラ島のごみ銀行で仕入れた、プラスチックごみを再利用したクラフトを販売しました。

これは、インドネシアの人が、「日本人はごみから作られたものにお金を払うのね!」「売れるってことは、ごみじゃなくて資源じゃないの!」と、気がつくためのパフォーマンスでもあります。

実際、これで大儲けできるわけではないし、大量に輸入してお店に並べる、なんてことにはなりません。

でも、自分たちがふだん投げ捨てているプラスチックごみが再利用され、それをごみと知って買ってくれる人が外国にはいる、とインドネシア人が気がつくことが、まずは一歩になります。

「ごみは、本当はごみじゃない」そのメッセージを伝えてくれるのが、このクラフトたちです。

さまざまなクラフトが売れました。お買い上げ、どうもありがとうございました!売れたものたちの一部を、ご紹介します。

↓ まずは学生さん。彼女が買ったのは、ロンボクのシウン・グミランごみ銀行の女性が作ったものです。彼女自身、1月にこのごみ銀行を訪れています。

↓ そして、大学の先生。ウダヤナごみ銀行のスタッフのリスが作ったポーチを買っていただきました。

↓ スマトラのごみ銀行で仕入れたバックもお買い上げいただきました!

↓ 同じくスマトラのごみ銀行で仕入れたバックです。(バックの中の、細かな破片は、職人さんがちょきちょきとマニュアルで細かくしたプラスチックです。)

↓ なんと、エプロンも!

これは世界にたったひとつの、エプロンですね。

↓ ティッシュケースも売れました!

こちらのティッシュケースとポーチも!

ティッシュケースは、この日のために発注し、ちょうどロンボクから帰国した友人から受け取ったばかりのものでした。

こんな柄のティッシュケース、どこにも売ってないですよね。

アースディ東京では、本当にたくさんの方にごみ銀行の活動やクラフトに興味を持っていただきました。

ブースを訪れてくれたみなさん、どうもありがとうございました!!

(山)

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