ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

エコツアー体験記12月の参加者より(その2)

2017年01月29日 | 6. エコツアー参加者の声

≪ドラゴンフルーツの虜(とりこ)になった!授粉体験も!?≫

タナ・ベヤ村での2日目。

村のみんなと一緒にドラゴンフルーツ狩りへ行きました。“ドラゴンフルーツ狩り日和”とも言えるほど天候にも恵まれ、気分もノリノリです♪

最近では日本のスーパーマーケットでも目にするようになりましたが、なかなか日常で食べる機会が少ない“ドラゴンフルーツ”。ちょっとおしゃれなお店のパフェにのっかっているのを食べたことがあるくらいです。しかし、実は薄い輪切りだったので一瞬で食べ終わり、あまり味を覚えておらず・・・。今日はたくさん食べるぞ~~!!

村にあるAtikaさん家族が経営しているドラゴンフルーツ園へ。みんなでのんびりジャランジャラン(散歩)をしながら向かいます。

ドラゴンフルーツはどのようになっているのか見たことがないのでとっても楽しみです。

マンゴみたいに木になっているのかな~♪

歩き道、学校帰りの子どもたちがニコニコしながら近寄って自然と合流。一緒に散歩です。

今日は学校で成績表をもらって来たとのこと。成績はどうだったかな?!

「成績表と一緒にハイポーズ!」

 

さて畑に到着しました。一面に広がるドラゴンフルーツに大興奮です!

さぼてんのように伸びた三角の形の茎に真っ赤なドラゴンフルーツがなっています。

そうなんです。なんとドラゴンフルーツはサボテン科だったんです!

さっそく、ドラゴンフルーツ狩りスタート。

「あっ、見~つけ!」

大きなドラゴンフルーツがたくさんなっているので、その中でもどれが一番大きなドラゴンフルーツかを選ぶのにとても迷ってしまうほどです。

ドラゴンフルーツは実を「クッ」と押すだけで簡単にもぎとることができます。

そして、自分でも丸ごと一つ食べに。張り裂けそうなくらい大きな大きなドラゴンフルーツをもぎとったら皮をむいて・・・ 

「いただきま~す↑↑↑」サクッと食べると・・・。

わあ~~~~ 優しい甘さに、さっぱりジューシー。さらに種のプチプチの触感が面白くてこれはもう笑顔がとまりません。

多い人は6個も食べてしまうほどです。しかし―――――。

たくさん食べると手が赤くそまり、舌も・・・。

でも、ドラゴンフルーツは最高に美味しいし、ピンクはかわいい色なので NO PROBLEM~!!

ドラゴンフルーツ園の下にはこんな素敵な田園風景が。

吹き抜ける風が心地よく、自然の豊かさに癒されます。こんな高台から眺める風景は贅沢!

これぞ「天空のドラゴンフルーツ園」です。

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その日の夜、ドラゴンフルーツの授粉作業を見せてもらうことになりました。

なかなかできない貴重な体験にとってもワクワクします。

夜9時過ぎ、バイクの後ろに乗せてもらい、夜のドラゴンフルーツ園へ。 

村はシーンと静まりかえり、虫の鳴き声とバイクのエンジン音だけが響き渡ります。

昼間とはまた違った雰囲気感。空には小さな星がいくつか光っています。

ドラゴンフルーツ園ではAtikaさんと旦那さんが私たちの到着を外で待っていてくれました。

さっそく、ホーローの器とスプーンを渡され、ヘッドライトを装着。準備万端です!

真っ暗な足元をライトで照らしながら、どんどん前に進んで行きます。

「花、あった!」という大きな声にライトを向けると・・・、

とってもとっても大きな白い花が~。

この世のものとは思えないほどの神秘的な花。うっとりしてしまいました。

いよいよ授粉です。緊張する~っ!!

Atikaさんの旦那さんに指導していただき、授粉作業をしていきます。

まずは、花にライトを当てて、花の真ん中にある雄しべの花粉をスプーンでかき出します。

そして、下の方に飛び出した雌しべに花粉をかけます。

実はドラゴンフルーツの花は一晩しかさかないそうです。そして、Atikaさんのドラゴンフルーツ園では一晩に2000個花を咲かせているとのことでした。

とても貴重な体験に心から感謝の気持ちです。ありがとうございます!

授粉が終わると、みんなでティータイム♪

赤と白のドラゴンフルーツの食べ比べもしました。目をつぶって、口にドラゴンフルーツを入れてもらいます。

「赤と白、どっちだ!」意外にみんな当てることができます。

なんとなく、赤の方がジューシーなような。

昼間にあれだけたくさん食べたのに、さらに2個くらい食べることができてしまうなんて。本当に美味しいドラゴンフルーツなんです!!

すっかり、ドラゴンフルーツの虜になりました!!!

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≪12月のエコツアーの様子≫

ごみ銀行での学び編

村での生活満喫編

村の若者とワークショップ編

青い海とごみの山編

エコツアー体験記(その1)

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

2017年3月4日に、東京都目黒区にてインドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会を開催します。

ツアーに参加した学生さんが体験したことなどをお話ししたり、ロンボク島の暮らしのことやゆいツールの活動について、

山本がお話しします。

お申し込みは、下記のメールアドレスへメールか、Facebookのイベントページで「参加」ボタンをクリックしてください!

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さらさらヤシ砂糖の作り方! in Lombok

2017年01月25日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

以前もご紹介したロンボク島のヤシ砂糖。

今回は、その作り方をじっくり見てみましょう♪

まずは、窯に火をかけてアレンという名のヤシの仲間の花房液を煮詰めていきます。

アレンとはなんじゃらほい、という方のために・・・。

↑ この木の上の方になっているのは実。花房は右下の垂れ下がったものです。この花房の根元を切り落として、そこにボトルを差し込んで液を抽出します。

さて、煮詰めます。

そして、火から下ろしてぐるぐるぐるぐる。

液を直接ぐるぐるするのではなくて、液のすぐ上部の釜のヘリをぐるぐるとやります。そうすると、どんどん乾いていきます。

こんなにどろどろに!

お次は、ココナッツの殻を使ってごりごりやります。どんどん乾燥していきます。

ちょっとお手伝い。

さて、ずいぶん乾燥したのでふるいを使ってふるうと、さらさらに!

できあがり!

ごりごりやっているあたりから、香ばしい匂いが漂い始めました。ん?これは・・・きな粉の匂い!

なんと不思議なことに、まったく違う原料なのに日本のきな粉と同じような匂いがします。

ヤシ砂糖はミネラルが豊富で、一般的に白いお砂糖(上白糖)より体にいいと言われています。そして添加物なしの天然材料。

インドネシアでは固形のヤシ砂糖が一般的ですが、このさらさらヤシ砂糖は、使い勝手もよく、飲み物やお料理に使えて便利です。

ゆいツールは、3月4日(土)の午後に、中目黒でイベントを開催する予定で、その会場でヤシ砂糖を販売します。

気になる方はぜひイベントへお越しください!(2月上旬に広報開始予定)

(山)

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エコツアー体験記12月の学生さんより(その1)

2017年01月17日 | 6. エコツアー参加者の声

昨年12月21日から30日までロンボク島のエコツアーに参加しました。(最終日の朝にホテルでジャミくんと一緒に)

私は中国の出身で、3年前に日本に来て、大学の講義で世界中の環境問題についていろいろと勉強しました。

中国のゴミ問題の深刻化に関心があり、インドネシアのごみ銀行というシステムにとても興味を持って、今回のツアーに参加しようと思いました。

1日目はゴミ銀行のシステムを見学し、マタラム市の市場と村のごみの現状も見にいって、10年前の中国の風景と似ているのを感じました。

2日目から3日間タナ・ベア村でゴミの調査や村ツーリズムの開発について意見交換、そして現地の若者と交流しました。

若者とゲームしたり散策したりして、日本語も英語もあまり通じていないけれどもとても楽しくて、盛り上がった雰囲気の中で、インドネシア人のコミュニケーション能力の高さに驚きました。

村のゴミ問題については、現地の人々はゴミは環境と衛生に良くないという意識があるのですが、どうやって解決したらいいのかなかなか難しい問題だと感じました。

ごみ銀行はその解決策の一つとして、環境の改善と村人の収入の増加に役立ちます。

日本のゴミ処理システムはとても整っていますが、それをインドネシアにそのまま応用しようとしても、国の政策や自治体の仕組みなどに関わってくるので、実現することはできないだろうと私は思います。だからこそ、若者への教育からゴミに対する意識を変えていくことの大事さに気づきました。

村から市内に戻ってヒンドゥー教の寺院を散策し、宗教が人の生活との密接につながり、※ロンボクの人たちに大きな影響を与えていることを深く感じました。

(※ただし、ロンボクの住民のほとんどはイスラム教徒です)(ヒンドゥー教のお供えの花)

その後、ギリ・メノ島に向かい、インドネシア料理作りを体験し、海辺で夕日を見って南国の島でゆったり時間を過ごしました。

 この10日間でもちろんごみ銀行やエコツーリズムなどたくさん勉強しましたが、一番感動したのは地元の人々のライフスタイルです。

いつも笑っていて元気がよく、人との出会いを大切にしているインドネシアの人たちの熱い気持ちを今も、これからも忘れられないです。

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≪12月のエコツアーの様子≫

ごみ銀行での学び編

村での生活満喫編

村の若者とワークショップ編

青い海とごみの山編

エコツアー体験記(その2)

エコツアー体験記(その3)

ロンボクエコツアーのススメ

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2017年3月4日に、東京都目黒区にてインドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会を開催します。

ツアーに参加した学生さんが体験したことなどをお話ししたり、ロンボク島の暮らしのことやゆいツールの活動について、

山本がお話しします。

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学生向けエコツアー♪♪青い海とごみの山編 in Lombok

2017年01月12日 | ⇒【学生他(2016年12月)】

さて、学生向けエコツアーの報告も今回が最後です。

タナ・ベア村を後にした学生たちはマタラム市のホテルに一泊した後、タマン・マユラという公園(中にヒンドゥー教の寺院があります)を散策しました。

公園を案内してくれたのは、ロンボク在住のYさん。(上の写真の、一番左の方)

ロンボクには、土着の民族ササック人(イスラム教徒)の他に、バリからやってきたヒンドゥー教徒も住んでいます。学生たちは、ヒンドゥーの文化にもちらりと触れることができました。

さて、いよいよ旅の後半の目的地、ギリ・メノ島です。

ギリ・メノ島は、北ロンボクにある離れ小島です。メノ、トラワンガン、アイルと3つのメノが並んでいます。

バンサールという港から舟で海を渡ると、そこは「ザ・南の島」。(写真は翌日の朝、シュノーケリング前に撮影)

まずは、インドネシア料理づくり体験です。

Mahasiswa dari Jepang memcoba masak masakan Indonesia di Gili Meno, Lombok.インドネシア料理の工程の半分は、調味料の準備、と言っても過言ではありません。

この、ニンニクの量(左のお皿の下側にある白いもの)・・・。これらをミキサーにかけて、他の材料と合わせていきます。

野菜を切ったり。

煮込んだり。

夕暮れ時に海に行ったり。(中央に写っている茶色い服の若者は、日本語勉強中のため学生たちに付き添ったイフォくんです)

翌朝は、シュノーケリングを楽しみました。

宿泊したバンガローの看板の下で。

お次は、お隣のギリ・トラワンガン島です。船着き場には、外国のお客さんがたくさん。

Mahasiswa dari Jepang mengunjungi Gili Trawangan, Lombok.

私たちは、強い日差しの中、ある場所へ向かいます。

Mahasiswa dari Jepang mengunjungi TPA berada di Trawangan, Lombok.

見えてきたのは、ごみの山。上の写真のごみは、廃品業者に売るために、ごみ拾いの人たちがごみの山から集めたもの。

昨年の2月にここを訪れたとき(リンク先のブログの下の方)と比べると、ごみの量は確実に増えカサが増していました。

高さが増していたせいか、牛はもうごみを食べていませんでした。

ふと足元を見ると・・・。どこのホテルのスリッパでしょうか。

帰りに、チドモ(馬車)に乗って、船着き場まで行ってもらったときに見かけたのは、たくさんのビーチホテル。

おしゃれで、まさに「ザ・南の島のホテル」。敷地内はきれいに清掃してありました。こんな景色も。

でもその裏で、どんどん増えるごみの山。

いったい、どうしたらいいのでしょうか。

トラワンガン島は小さな島なので、問題がわかりやすく把握できます。時間がたてば、ごみを埋め立てる場所に困るようになるでしょう。

観光客からごみが見えないように工夫しなければいけなくなるでしょう。

海辺で遊んだ外国人の家族は、ホテルで、カフェで、レストランで楽しんだあと、ごみを残して去っていきます。

自分たちが残したごみが、どこでどうなっているか知らないまま。

日本の学生たちも、それぞれにごみ問題を考えました。

次回からは、参加した学生たちの感想をご紹介します。

【12月の学生向けツアーの報告】

ごみ銀行での学び編

村での生活満喫編

村の若者とワークショップ編

●参加者の声

エコツアー体験記(その1)

エコツアー体験記(その2)

エコツアー体験記(その3)

ロンボクエコツアーのススメ

(山)

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学生向けエコツアー♪♪村の若者とワークショップ編 in Lombok

2017年01月08日 | ⇒【学生他(2016年12月)】

今回のエコツアーでは、タナ・ベア村の若者たちと一緒に「村ツーリズム」「ごみ問題」について、考える時間を設けました。

Yui-Tool sudah membuat workshop bersama pemuda, di desa Tanak Beak.

全体の流れはこんな様子でした。

ワークショップ1では、

●ツアー受け入れ団体のトニーさんからお話し(トニーさんが立ち上げたごみ銀行についても)

9月のワークショップのふりかえり(参加者の大部分が入れ替わりました)

●若者たち自己紹介

村の若者たちには、名前と年齢と出身地の他に、日本について知っていることも言ってもらいました。「HONDA」「TOYOTA」「KAWASAKI」などのワードが出てくるかと思いきや、「NARUTO」「ONE PIECE」「DRAGON BALL」「DORAEMON」などのアニメタイトルが並びました。

●グループワーク

日本人グループ⇒「ツーリストの視点から見た、村のいいところ・気になるところ(環境面)」(冒頭の写真)

インドネシア人グループ⇒「ツーリストが来るまでに準備したこと」「ツーリストに聞いてみたいこと」

●共有(話し合ったことを発表します)

インドネシアの若者たちからは、

「ツーリストが来るまでに準備したこと」⇒「住む場所を整えた(環境をきれいにした)」「伝統的な遊びを用意した」「ツーリストが喜ぶことを考えた」「村独特の料理を準備した」など

「ツーリストに聞いてみたいこと」⇒「日本の生活はどんなですか?」「日本のごみ処理システムについて」「日本はどうしてインドネシアより発展しているのか?」「日本の伝統はどんなものですか?」「日本人はどんなふうに勉強していますか?」「日本の食べものはどんなものですか?そしてこの村の食べものについてどう感じましたか?」「どうして日本はとてもきれいなのか?」「日本の村とこの村で、どんなところが違いますか?」「この村で生活してなにか気になることはありますか?」

日本の学生たちからは、

「ツーリストの視点から見た、村のいいところ」⇒「人が優しく、受け入れてくれる」「暮らしそのものが文化で、特別何かをしなくても私たちにとっては新鮮」「村の人同士のつながりが強い」「宗教について身近に感じた」「ごはんが美味しい」・・・など。

「気になるところ」⇒「ごみのポイ捨てが気になった」「時間の感覚が日本とは少し違っていた」

それから、若者たちの質問にできる範囲で答えました。

●ごみの調査

翌日のごみの調査では、ゆいツールが開発した「ごみについて考えるプログラム」(写真下)を一緒に体験したあと、若者たちとごみ探しにでかけました。

ごみ探しもなにも、そこらじゅうにごみがあるので、学生たちはびっくり。

どんなごみが落ちていたか。村の若者にワークシートを書いてもらいます。

彼らにとっては、見慣れた風景。いちいち、「それはなんのごみ?」と聞かれながらワークシートを記入します。

住民にヒヤリングも行いました。

「いつもどこにごみを捨てていますか?

ほぼ全員が「家の裏よ」「家の前とか裏よ」

「ごみ処理について特にやっていることは?」

「集めて燃やす。それ以外はとくになにも。」「一部は売るけど、他は燃やすわ」

「道端や川に落ちているごみを見て、どんなふうに感じますか?」

「めちゃくちゃね」「いい気がしないわ」「迷惑だわ」

「ごみによる危険性を知っていますか?」

「ごみを燃やすと火事になる可能性があるわ」「ごみのせいで水が流れなくて洪水になる」「蚊が発生するわね」「臭いわ」「知らないわ」

驚いたことに、住民はプラスチックごみを燃やした煙が、人体に有害であることを知らない様子でした。

調査後に、共有しました。

●ワークショップ2

午後に行ったワークショップ2では、日本のごみ処理システムについて日本の学生より簡単に説明してもらったあと、「村ツーリズムを発展させるためのアイデア」をグループで考えました。

●「村ツーリズムを発展させるためのアイデア」

ツアー参加者より

「ごみをきれいに!」「植物の名前を看板に書いて紹介する」「ツーリストに村の売店で買い物してもらう」「村の歴史や文化をツーリストに紹介してほしい」「ツーリストを朝の散歩に誘おう!(自分たちが参加してよかったから)」「村人との触れ合いもたくさん用意しよう」

インドネシア人より

「ともかく環境衛生を向上しなければ」「村の伝統の遊びを紹介する」「村の近くの観光地を案内する」「地域独特の食べものの紹介」「ササック族の伝統の紹介」「ツーリストへの礼儀、サービスの向上」「伝統衣装体験」「道の清掃」「ツーリストの要望を理解する」「地域のインフラの改善と人材育成」「ツアーのプロモーション」

そうです。若者たちよ、やるのは君たちです。ゆいツールは陰で支えるだけ。

最後は、村の若者たちひとりひとりに「日本の学生たちと交流して、ワークショップに参加してどう感じたか?」「次のツアーに向けて、あなた自身ができること」をワークシートに記入してもらいました。

みんな、日本人と仲良くなれてとてもうれしかった様子でした。写真撮影も、この後延々個別に行われました。

残念だったこと。村の女の子と日本からの男子学生が直接話す機会がなかったこと。

みんな恥ずかしがり屋でした(イスラム教徒のため、積極的に男性と交流できなかったのかも)。

ツアーの様子はこちらでも。

ごみ銀行での学び編

村での生活満喫編

次回のブログは、ギリ・メノ島とギリ・トラワンガン島での体験報告です。

(山)

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学生向けエコツアー♪♪村の生活満喫編 in Lombok

2017年01月05日 | ⇒【学生他(2016年12月)】

前回に引き続き、12月のエコツアーの報告です。

今回、学生さんたちは中部ロンボクのタナ・ベア村に2泊3日滞在しました。

Mahasiswa/i dari Jepang telah menginap di rumah warga di desa Tanak Beak, Lombok tengah.

村では、楽しい体験が目白押し!

上の写真は、伝統菓子づくりを体験して味見している様子です。

今年の12月はちょうど、イスラム教のムハンマド生誕祭のある月で、村では各家でモスクに持っていくお菓子を作っていました。

私たちも、村の女性たちと作りました。

Mahasiswi dari Jepang mencoba buat kue tradisi bersama ibu-ibu di desa.

一生懸命作っていたのはこれ。

お菓子作りがいつしか粘土遊びのように・・・。

その後は、村の若者たちと昔遊び。

ここで一気に、若者たち同士の交流が進みました。

夕方は、トニーさんの団体が運営する英語クラスに飛び入り参加。日本の学生は、真剣に英語を習う現地の若者の姿に驚いていました。

翌朝は、クラフトづくり(前回のブログの下の方を参照)を少し体験してからドラゴンフルーツ狩りへ!

ドラゴンフルーツ食べ放題!!(↑ 写真左は、今回ツアーに同行してくれたガイド見習いのアンディさん)

仲良くお昼寝。左が日本の学生さん。前の晩、鶏の鳴き声がうるさくてよく眠れなかったようです・・・。

よい景色をバックにパシャリ。(↑ 一緒に写っているのは、ゆいツール現地ボランティアのパティさんです)

気がついたら、こんな光景も。

知らない国で、言葉が違う若者たちと出会って、こんなに楽しく過ごせるなんて、ツアー参加者はだれも想像していなかったことでしょう。

そして、タナ・ベア村の若者たちも。

次回は、タナ・ベア村で行った「村ツーリズム」「ごみ問題」をテーマにしたワークショップ等の様子をお伝えします。

ごみ銀行での学び編

村の若者とワークショップ編

青い海とごみの山編

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学生向けエコツアー♪♪ごみ銀行での学び編 in Lombok

2017年01月03日 | ⇒【学生他(2016年12月)】

12月に、"学生向けロンボク島エコツアー"を開催しました。(数回に分けて報告します。)

Yui-Tool sudah membuat ekowisata di Lombok untuk mahasiswa dari Jepang.

ツアーの中で、いくつかのごみ銀行を訪問しました。

一つ目は、ゆいツールが協働運営している「ウダヤナごみ銀行」。代表のティアさんが不在だったので、スタッフのリスさん(写真中央)が説明してくれました。

Ini Bank Sampah Udayana, ibu Risty yang staff BSU menjelaskan tentang kegiatan bank sampah.

ハミドさんのシウン・グミランごみ銀行にも行きました。

Ini Bank Sampah Siung Gemilang.

ロンボクで一番成功している「NTBマンディリごみ銀行」にて。

ここでは、障がいを持った女性たちがクラフトづくりに励んでいました。

ツアーの最後で訪れたのは、「マタラム市リサンごみ銀行」の職人ヌルニアさんのお宅です。

Ini adalah ibu Hj. Nurnia dari Bank Sampah Lisan Kota Mataram.

こちらは、リサンごみ銀行の代表のウィビサナさん。(Ini adalah ketua bank Sampah Lisan Kota Mataram. Pak Wibisana)学生たちは、それぞれのごみ銀行で「住民がプラスチックごみを集めてごみ銀行に貯金すること」「作ったクラフトを売ることで、住民の生活向上に役立っていること」「ごみ銀行にごみを持っていくことで、ごみの分別が進むこと」などを学びました。

そして、「クラフトを作っても最終的にそれはごみになる」のだけれど、「ごみ銀行のシステム」は優れた環境教育ツールであるために、ゆいツールは現地でごみ銀行の活動を支援している旨を伝えました。

学生たちは、タナ・ベア村に滞在したときにこの「クラフトづくり」を体験しました。自分で作ってみて、そのたいへんさが実感できたようです。

ヌルニアさんのお宅では、ウダヤナごみ銀行のリスさん、シウン・グミランごみ銀行のハミドさん、クラフトづくりが得意なアンディさん(見習いガイド兼)が、リサンごみ銀行のウィビサナさんとヌルニアさんと熱心に情報交換をしました。

現在、アイシャさん(NTBマンディリごみ銀行)の一人勝ちのようになっているロンボクのごみ銀行の力関係を、ちょっとだけ修正したい、とゆいツールは考えています。

協働できるごみ銀行はできるだけ力を合わせて、みんなにお金が行きわたるように、そしてなによりインドネシア人に商品をもっともっと買ってもらえるように、工夫していこうと考えています。

学生たち(日本からのお客さん)が訪れることは、ロンボクのごみ銀行にとってとても大きな励みになります。

次回は、学生たちが村に滞在して体験したことを報告します。

村の生活満喫編

村の若者とワークショップ編

青い海とごみの山編

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