ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ジャカルタの中高生に「ごみ問題」の授業を実施!? in Indonesia

2021年02月28日 | 9. インドネシアでの活動

2月25日に、南ジャカルタにある「インドネシア自然学校(Sekolah Alam Indonesia)」からの依頼で、同校の中学生60人と高校生10人(先生方10人)に「Our Waste Our Life」と題して授業を実施しました。

Yui-Tool sudah memberikan kelas untuk sekolah alam indonesia.

インドネシア自然学校は、幼稚園から高校生までの子供たちを育成している私立の学校です。

実施に当たって、私はロンボク出身の若者、ティウィとトゥリスナ(姉妹)に助っ人を依頼しました。(ふたりは今、マレーシアの大学に留学中です。)

Dibantu oleh Tiwi&Trisna yang asal dari Lombok.

学校側では、高校生代表のWafaさん(上のバナーの右上に載っている女の子)がファシリテーションを務めてくれました。

(生徒に意見を促すときなど、彼女が指名してくれました)

担当の教員はアイヌン先生(Ibu guru Ainun)で、授業に向けてLINEグループで連絡を取り合ったり、2回打ち合わせをしたり、3地点で離れていたにも関わらず、4人でいいチームワークで仕事ができたな、というのが最終所感でした。

さて、授業の内容は、「世界のごみ事情クイズ」「インドネシアと日本のごみ問題の違い」「ゆいツールのロンボク島での活動紹介」「質疑応答など(本当は、ごみを減らすためにできることをディスカッションしたかったのですが、時間がなく)」でした。

クイズは6問準備をしました。

インドネシアと日本以外の国について情報を得るために、私は海外(韓国、ニュージーランド、カナダ、ベルギー)に住んでいる友達にヒヤリングをしました。

(ご協力いただいたみなさんに、この場をお借りしてお礼を申し上げます)

クイズフリップは、トゥリスナが作ってくれました。ティウイはMC(進行役)を務めてくれました。

一問目は、「インドネシアと同じように、有機ごみを埋め立てている国はどこ? A. 韓国、B.日本、C.ニュージーランド」

答えは、C。ただし、有機ごみの一部はコンポストとして再利用されています。

日本と韓国は、焼却場を所有していて、有機ごみはこちらで燃やします。(韓国では、一部の有機ごみはコンポストや家畜のエサとして再利用されています)

インドネシア人にとっては、「焼却場って何?」という疑問が浮上したので、事前に「焼却場のシステム」を紹介したYouTubeを準備しました。(横浜市作成のビデオ

そして、ビデオの一部を紹介しました。通常、ごみを燃やすと大気汚染の原因となる物質が出ますが、日本の焼却施設では煙もある程度きれいになって排出されることなども初めて知った生徒たち。

飛んで5問目のクイズはこちら。「バリ島でレジ袋が廃止されたのはいつ?(選択肢は以下の通り)」

事前に、Wafaさんに聞いた時には「知らない…」と言っていました。

答えはこちら。A.2019年1月です。

2019年4月には韓国、2020年7月にジャカルタと日本でレジ袋が廃止(または有料化)されました。

6問目、「容器包装プラスチックごみが、一人あたりの排出量がアメリカに次いで世界2番目に多いのはどの国? A.インドネシア、B.日本、C.中国」

これは、インドネシアではないか?と心配する声がありましたが、答えはB。我が国です。

クイズの次に、「インドネシアと日本のごみ問題の違い」について説明しました。

日本人は、ごみの分別はできている、でも…。

焼却場があるから、なんでも燃やしてしまう。(リサイクルにお金やエネルギーがかかるし)

一部廃棄物(テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機)の処分にお金がかかるため、不法投棄されることがある。

6問目のクイズにあったように、使い捨てプラスチックが大量に使用されている。

本当にリサイクルされるプラスチックは、わずか28%で、しかもその半分近くが海外へ輸出され、国内でリサイクルできているのは全体の18%しかない。

一方インドネシアは…。

ごみを分別する習慣がない。ごみの収集システムがある場所が限られる。今だ多くの住民が、ごみを川に捨てている。などなど。

そのあと、ゆいツールがロンボク島で行ってきた活動を簡単に紹介し、生徒たちから質問を受けました。

Q1「ごみの管理についての教育と、ごみを減らすことについての教育とどちらがより重要だと思いますか?」

Q2「住民への普及啓発で難しさを感じるのはどんなことですか?」

Q3「日本で、プラスチックごみの影響を受けている生き物は何かいますか?」

Q4「なぜ、環境教育に特化しているのですか?主な目的はなんですか?」

⇒A1(山本)「両方重要です」

⇒A2(ティウイorトゥリスナ)「私たちの村は、ロンボクの中でも非常に貧しい村のため、住民は具体的な成果(特にお金)が期待できなければ動きません。そのため、私たちは活動に誘う際に、どのような成果が得られるのか住民に示す必要があります」

直接ごみの問題ではありませんが、ランタン村でティウイやトゥリスナたちと最初に村ツーリズムを始めたとき、住民は「外国人(日本人)が村に滞在すること」をとても警戒しました。なぜなら、ムスリムの村で、ムスリムではない人たち(服装や行いや宗教が違う人たち)がやってきて、村の秩序が脅かされるのではないか、と恐れたからです。イスラム教徒は、アルコール飲料を飲んだり、女性が肌を大きく露出したりすることをとても嫌います。でも、実際に日本人が村に来てみたら、若者たちは喜んでイスラム教の文化に触れ、親しみ、礼儀正しく、村人たちが心配していたようなことはありませんでした。その上、収入も得られたのです。村ツーリズムから何が得られるのか、具体的にわかった住民は進んで協力してくれるようになりました。

(ティウイorトゥリスナ)「それから、活動が一過性で終わるのではなく、持続的に続いていくことがとても大切です。行政のキャンペーンは単発で終わりがちです。でも、ゆいツールの活動はそうではありませんでした。ゆいツールは何度も何度も私たちに働きかけてくれます」

⇒A3(山本)「具体的な生き物について、私はここに挙げることはできませんが、おそらく海の生き物が真っ先に影響を受けていると思います」

⇒A4(山本)「何故ならば、教育をすれば人の行動は変えられるからです。インドネシアも行政がごみ問題について取り組んでいることを私は知っています。でも、システムを整えると同時に、人々の教育をしなければシステムを上手に動かすことはできません」

最後に、私から生徒たちへメッセージ。

「日本でも、環境問題に関心を持たない人たちが未だたくさんいます。でも、すでに気づいて環境にやさしい行動をとる人たちもいます。

大切なことは、私たちひとりひとりが、常に環境を守ること。未来の世代のために、ほかの生き物のために。

インドネシアが、日本のようにごみフリーの国になることを、私は確信しています。

なぜなら、みなさんがこのインドネシア自然学校で学んでいるからです。いつか、ロンボクへ遊びに来てください」

後日、学校から私たちゲストへそれぞれ「感謝状」(写真下)が送られてきました。

アイヌン先生にとっても、ティウイ&トゥリスナにとっても、ゆいツールにとっても、非常に学びの多い授業プログラムでした。

また、ぜひ一緒に仕事をしたいと思いました。(山)

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ごみ銀行に参加している学校訪問など~ロンボクのNGOスタッフと in Indonesia

2014年09月24日 | 9. インドネシアでの活動

6月に引き続いて、9月上旬にプカンバル(スマトラ島リアウ州)でごみ銀行に参加している学校を訪問しました。
今回は、ロンボクで商品づくりを中心に活動している「NTBマンディリごみ銀行」のアイシャさん(mbak Aisyah)と一緒でした。


(高校のごみ置き場を見学。右から2番目がアイシャさん)

ロンボクでは、ごみ銀行に参加している学校はほとんどなく、プカンバルではどんな風なシステムで運営されているか、先生たちの意識はどれくらいか、アイシャさんと共に学んできました。
今回訪れたのは、プカンバルの高校(SMA1)と前回も見学した小学校(SDN88)でした。
高校では3人の先生が対応してくれました。どの先生も熱心で、ごみの管理はチームで行っていると言っていました。
生徒たちは例えば体育の時間に(担当の先生のひとりが体育の先生なので)、外に出る前に家から持ってきたゴミを先生に見せてからゴミ置き場へ寄って分別して捨てるということでした。
早速、その様子を見学させてもらいました。

生徒たちが持っているごみの量、ごみ捨て場で適当にほおりこんでいる様子から、活動が弱冠形骸化しているのが伺えましたが、それでも先生たちは熱心で、生徒が適当に捨てたごみを分別し直し、学校の用務で出たごみ(梱包用の箱など)も先生が捨てに来ていて、システムとしては完成していると感じました。
また、ごみを使った工芸品づくりやコンポストづくりも行っていました。

アイシャさんは先生たちが熱心なことに感心していました。「ロンボクとは全然違うわ」
ロンボクでは、熱心な先生がいても一つの学校にせいぜいひとりで、その先生が異動してしまうと活動がストップしてしまう可能性があります。先生たちがチームになっているというのはいいヒントでした。

アイシャさんとは、プカンバルのごみ銀行の支部のひとつである、ブネルさん(ibu Bunel)のごみ銀行も訪れました。お互いの知識や経験を共有することが目的でした。

会ってみて、それぞれの商品を見比べると、アイシャさんが作ったもののほうがデザイン性が高く、質が高いのがわかりました。
何故なら、ロンボクは観光地で、アイシャさんは普段外国人相手に商品を売っているので、必然的に質の高いものが要求されるからです。
一方プカンバルでは、市場はほとんどなく、作ったものは地方環境局などが学校の子供達に教育の一環で支給したり、展示会で販売したり、たまに注文が入ったらまとめて作ったりしているということです。
ブネルさんのところでは、途中からアイシャさんのミニ講座が始まり、柄を合わせて手際良くプラスチックを編んでいく方法が共有されました。


(ブネルさんのごみ銀行の看板の前で)


アイシャさんとは、意見交換もいろいろとして、「本当は学校でのゴミ銀行は、生徒たちの意識が上がれば上がるほど、ゴミの量は減っていくことが望ましい」とアイシャさんが考えているのに対し、「でも私が生徒だったら、意識が上がれば上がるほど、家のゴミを熱心に持ってくるだろうから、量が減っていくというのはもっともっと先の目標ではないか」と私が言って、「もちろんそうだけど、ごみ銀行の本当の目的はゴミを減らすことにある」というアイシャさんの意見に、深くうなづきました。

今後ロンボクでは、アイシャさんを含めたNGOスタッフやJICAの隊員が、学校を訪れて環境教育を行い、ごみ銀行への参加を呼びかけていく予定です。
(山)

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西バリ国立公園へスタディツアー in Indonesia

2014年09月18日 | 9. インドネシアでの活動
9月上旬、4月に訪問した西バリ国立公園(TNBB)を、スマトラのNGOスタッフ、ブキッ・ティガプル国立公園(TNBT)のスタッフと共に再訪しました。
(4月のブログはこちら)
↑ブキッ・ティガプル国立公園(TNBT)のスタッフのアンディさん
 
今回は、TNBBのスタッフと意見交換すること、住民グループと交流することが主な目的でした。スマトラ(リアウ州)から参加したのは、ゆいツールの活動のパートナーであるSERAI(スライ)のリキさん(Pak Riki)、TNBTのスタッフ アンディさん(Pak Andi)、そしてTNBTの森でスマトラトラを守る活動をしているPKHS(ペーカーハーエス)のマネージャー ラフマッドさん(Pak Rahmad)。
 
TNBBスタッフとの意見交換は、朝9:45から始まり、ノンストップで2時間半続きました。
アルナヤさん(Pak IB.Arnaya)、スランガラさん(Pak Suranggara)、スギアルトさん(Pak Sugiarto)、ユディさん(Pak Wahyudi)の4名が対応してくれました。
ユディさん以外とは、昨年の10月に横浜であった一般社団法人あいあいネットのセミナーで会っていました。スランガラさんとスギアルトさんには、4月の訪問時もお世話になりました。
今回は、リアウから連れて行った仲間たちに、彼らと会ってもらい、活動のヒントをもらうことが目的でした。
なによりインドネシア人同士で直接意見交換をして、情報を吸収して欲しいと思っていました。
 
TNBBでは、国立公園ができてから地域住民と長く対立した歴史を持っていますが、2008年からあいあいネットの研修を受けたことで、スタッフの考え方が変わり、地域住民との関係も変わっていったこと、そしてスンブルクランポック村(Desa sumberklampok)の場合、住民の中に外から移り住んできて村興しに熱心に取り組む人(イスムさん:Pak Ismu)がいたおかげで、今の村の活動がある、ということを聞きました。
 
TNBTの場合、国立公園管理事務所は国立公園からはるか離れたところにあり(国立公園の際の村まで車で2時間程度。国立公園内の村へはスピードボートで3~5時間)、TNBBのように気軽にスタッフが訪問する、ということがそもそも難しいのですが、それでも住民との間に信頼関係を築くことの大切さを学びました。
PKHSのラフマッドさんは、森を守るために国立公園スタッフに代わって違法者(違法伐採をしている住民等)を捕まえることがありますが、守れ守れと言うだけでは問題が解決しないこと、住民に寄り添って生活向上を目指す取り組みが必要なことを実感したようでした。
 
TNBTのアンディさんは、今後TNBT周辺の村で住民主体でムライ・バトゥ(鳥)を繁殖させる取り組みをゆいツールと共に始めるために、スンブルクランポック村の活動を参考にしていくでしょう。アンディさんは同時に、あいあいネットの研修にも興味を持っていました。
 
スタディツアーに参加したメンバーとはこのあとスマトラで、ツアーで得たインスピレーションを共有し、今後の活動について意見交換を行いました。
 
一番の学びは、「支援したあと、住民をほったらかさない。住民が自立できるまで寄り添うこと」「住民が望んでいることはなんなのか。そこを聞き出して、限られた予算でどんな支援ができるか一緒に検討すること。」「住民自身が決めること。支援を待っている姿勢を変えること」などでした。
 
ゆいツールとしては、2年半前にスマトラで活動を始めたときからその視点でプログラムを練ってきましたが、今ここにきて、現地のNGOやTNBTのスタッフが本当にそのことが大切なことだ、と学べたことが、第一歩かもしれないと思いました。
自分で気づくこと。
この活動全体が、ESD(持続可能な開発のための教育)なんだ、ということを今回NGOスタッフに伝えることができました。
私たちは、住民相手にESDをやっているだけではなくて、本当は私たち自身もESDの中で学んでいるんだ、ということ。
 
それでも、まだPKHSのラフマッドさんは、「ゆいツールの目的はなんなの?アウトプットはなに?」と聞いてきます。
彼らの場合は、森でカメラトラップをしかけて、何頭スマトラトラが撮影できたか?ということがたとえば目に見えるアウトプットですが、ゆいツールの場合「住民が自発的に考え、未来を選び取ること」を目指していても、それがどんな形でアウトプットされるかは私にもまだわかりません。
ましてや少ない予算で、短い時間で、本当にそれが達成されるかわからないし、むしろ今歩き出したところなのかもしれません。
 
大きなお金を持ってきて、住民を組織して、なにか施設を建設して、一気に住民の生活が向上したらいいのかもしれません。
でも、やっぱり根底になければいけないのは、「住民自身が決める」という姿勢だと思います。
支援や援助に慣れている住民たちは、「次はなにをくれるの?」という待ちの姿勢が一般的です。
そこを変えていかなければ、森も守れないと、私は考えています。(山)
 
↓西バリ国立公園付近の観光地「バリタワー」にて。スタディツアーのメンバー、TNBBスタッフとともに。

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ごみ銀行に参加している小学校を見学しました in Sumatera

2014年07月28日 | 9. インドネシアでの活動
2014年6月に、ロンボク島での活動の参考にするために、スマトラ島リアウ州のプカンバルにあるごみ銀行(Dalang Collection)に、環境美化に熱心に取り組んでいる小学校(SDN88)を紹介してもらい、見学してきました。
 
全校生徒約300人の小さな学校でしたが、学校の中は緑でいっぱい。
 
まず目についたのは、プラスチック容器を再利用した植木鉢に植えられたサボテンなどの植物たち。
 
 
校長室にも、ジュースの容器のふちの部分を切り取って再利用した、水カップを入れる置物がありました。校長先生は女性でした。
学校の活動を見学しに、外国人が来たというのが誇らしいようで、熱心に説明してくださいました。この学校は2012年から、ごみ銀行の活動に参加しているそうです。
 
私たちはさっそく学校のごみ置き場へ。
きれいに分別されています。(この分別する、という行為が、まず第一歩です)
 
先生に、どのようにごみを集めているのか聞いてみると、曜日ごとに違う学年の生徒が家からごみを持ってくることになっている、とのこと。つまり、月曜日は1年生、火曜日は2年生というふうに。ごみを持ってきた生徒や先生(や、なんと親まで)の名前を確認して、担当の用務員のイワンさんが名前のリストの欄にチェックを入れていきます。
持ってきたごみの量に関係なく、回数を記録しているということでした。
 
ごみは、1週間に一度ごみ銀行が取りに来ます。
その際に、種類ごとに計って、学校が持っているごみ銀行の通帳に、記帳します。
紙ごみ○○kg、プラスチックボトルやグラス○○kg、その他のプラスチックのごみ○○kg、卵の容器○○kgというふうに。
そうして、1年間でだいたい2,000,000ルピア(約17,000円~18,000円)のお金が貯まるそうです。
 
そのお金で、みんなでごはんを食べるお祭りを開くそうです。
そして、たくさんごみを持ってきた生徒にプレゼント(色鉛筆などの学用品)が贈呈されます。
 
学校では、コンポスト作りも熱心に行っています。
このコンポストもごみ銀行が買い取っていくそうで、通帳に張り付けられた領収書を覗くと、「905,000ルピア(約8,000円)」と書いてありました。おそらく1年分でしょう。
(1kgあたり5,000ルピア。1か月で5-6kgできると言っていました)
 
コンポストは学校で育てている植物たちにも使われていました。
「家庭薬草園」というコーナーでは、今では街の子供たちがほとんど知らなくなってしまった、薬になる植物を育てて、教育に役立てている、という話でした。
 
学校には、環境美化を呼びかけるポスターや活動の写真がたくさん貼ってありました。
(たくさんの木は、たくさんの財産、と書かれたポスター)
 
(環境活動の写真がずらり)
 
見学が終わると、先生が子供たちを集めてくれていました。
ロンボクの活動で開発した、ごみについて学ぶプログラムを試してみることに。
あんまりたくさん生徒がいたので、数人前に出てきてもらって、その子たちに主に参加してもらいました。「オーガニックごみ(日本でいうところの主に燃えるごみ)」と「オーガニックではないごみ」に分けるワークのところでは、意外と間違う生徒がいて、環境に熱心に取り組んでいる学校でも、ひとつひとつのごみについてどちらに分類されるか、という学習は必要なのかもしれない、と感じました。
最後のほうは、後ろで見ていた子供たちの一部が前に乗り出してきて、大騒ぎの中終了しました。
このプログラムは、ロンボクで活用する際には、1セットの中に、ごみ捨て場の大きな絵とごみのカード(60枚)を4組入れる予定です。
そうすれば、子供たちの人数が20~25名くらいまでは対応できます。
 
プカンバルの小学校で得た手ごたえを持って、いよいよ8月ロンボクで、NGOスタッフや学校の先生向けの研修を行う予定です。
(山)
 

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国立公園周辺の村人による取り組み事例(ウェイ・カンバス国立公園) in Indonesia

2014年05月19日 | 9. インドネシアでの活動
4月の終わり、ゆいツールはスマトラ島の南の端、ランプン州というところにある、ウェイ・カンバス国立公園の地域住民宅を訪ねました。(写真は、泊めてくれたお宅のご夫婦と)
 
●ウェイ・カンバス国立公園(TNWK)
スマトラ島の南東部の海岸に面したエリアにあります。
国立公園沿いに村が点在していて、そのうちのひとつを訪れました。
ここの住民による観光チームも、まだ結成されて間もないようでした。
スマトラ島ですが、住民の多くはジャワからの移民でした。
 
ここでも家畜が飼われていて、西バリ国立公園のスンブル・クランポック村と同様に、バイオガス利用が実験的に行われていました。
驚いたのは、たった一頭の牛の糞だけで4時間もガスを燃焼させることができる(コンロ1台で)、ということでした。
 
(↓ここから牛のうんちを投入。水と混ぜ合わせる。) 
 
(↓そして、ここを通って地面の中へ)
 
地面の下に施設が埋められていて外からは見えませんが、その代り説明看板がありました。
 
ガスが抜かれた後の糞(水と混ぜるのでだいぶ水っぽいです)は、肥料として使えるそうです。においをかぎましたが、ぜんぜん臭くありませんでした。
 
ガスを使っているところも見学しました。
 
日本では、バイオガスを気軽に使っているところを見たことがなかったので、インドネシアの村でごく自然に設置されているのを見て、まさにこうやってこういう場所で使うものなのだ、と納得しました。
 
それから、この村では、すでにごみを利用した商品づくりが始まっていました。
まだグループも立ち上がったばかり、ということでしたが、定番の商品はいろいろなパターンで作られていました。
 
夜、そのグループの数人の女性たちを呼んで、ロンボク島での活動で開発中のごみプログラムを披露してみました。
併せて、スマトラ島プカンバルのごみ銀行で購入した、いくつかのカバンなども見せると、みなさん興味深そうに触っていました。
この村でもやはりごみは収集されておらず、分別して捨てるという習慣はありません。
ごみを利用した商品を作ることで、住民がごみ集めに関心を持ったり、村がきれいになることを目指しているようでした。
 
また、ちょうどバクの絵本(日本語のものに、インドネシア語をふったもの)を持っていたので、子供たちを呼んでゆいツールのボランティアスタッフが絵本を読み聞かせてみました。
最初に私が、「この動物はなに?」と聞いて、子供たちは意外とわからなそうにしているので、「そこの国立公園の森にもいるでしょ」と言うと、「知らない」という答えが返ってきて、びっくりしました。
すぐそこに森があるのに、森に暮らす動物のことを知らないなんて・・・。
 
後日、TNWKでも活動するPKHS(ペーカーハーエス)のディレクターにそのことを話すと、「以前は、周辺の学校でプログラムを行っていたが・・・」と言っていました。
NGOがプログラムをやらなければ、学校ではすぐそこにある国立公園について、教えることもないのだ、と思った出来事でした。
 
ゆいツールを案内してくれているSERAI(スライ)のリキさんによれば、「森なんて危ないから、住民は森には入らない」(だから、動物のことも知らない)ということでした。
 
ゆいツールが活動しているリアウ州のブキッ・ティガプル国立公園(TNBT)では、森と人がとても近くて、森の動物のことを村人はよく知っています。
でも一方で、木の皮をはいで違法に売ったり、高く売れる鳥を生け捕りにして売ったり、そういうことが絶えません。
 
バイオガスも、参考になりそう、と一瞬思いましたが、そもそもTNBTの住民は家畜を放し飼いにしていて、糞を一か所にまとめることさえ難しい、とリキさんと話していて気がつきました。
ジャワ系の人たちは、家畜のために人間がエサを取りに行き、糞の片づけもしますが、スマトラの人たちは、家畜は放し飼い。うんちの世話なんてするつもりはありません。
 
現在、TNBTのサダン村で行っている野菜づくりもそうですが、もともと村人が習慣として行っていないことを持ち込むのは、非常に難しい取り組みです。
 
他の国立公園のよい事例を見れば見るほど、TNBTの森で参考になることがあるのだろうか、と立ちすくんでしまいますが、どこかに道はきっとあるはず、と信じて進んでいきたいと思います。
(山)

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国立公園周辺の村人による取り組み事例(西バリ国立公園) in Indonesia

2014年05月15日 | 9. インドネシアでの活動
 4月にゆいツールはバリ島とスマトラ島で、国立公園周辺の住民による取り組み事例を調査してきました。
 
今回は、西バリ国立公園について書きます。(写真は、バリ島の固有種カンムリシロムク:Jalak Baliという鳥)
 
●西バリ国立公園(TNBB)
バリ島の西の端、ジャワ島がすぐそこに見える地域に位置しています。
今回は、この国立公園に隣接するスンブル・クランポック村を訪れました。
ヒンドゥー教徒(バリ民族)とイスラム教徒(ジャワ系住民)の両方が暮らしていて、近年、絶滅が危惧されているバリ島の固有種カンムリシロムクを繁殖させる住民グループが発足し、村ツーリズムも盛り上がってきました。
私ははじめ、絶滅しそうな鳥を繁殖させている、と聞いて、目的は放鳥だろうと思いこんだのですが、実はそれだけではありませんでした。
考えてみれば、住民が見返りも求めずに鳥を繁殖させるわけはありません。
住民の目的は、繁殖させること。繁殖させる目的で鳥を購入したい人に、売ること。
そして将来的には放鳥もして、昔のようにカンムリシロムクが飛び交う村にすることを目指しているそうです。
 
カンムリシロムクを繁殖させるためには、国立公園から許可を得なければいけません。血統図も作られ、きちんと管理されているそうです。
 
住民は、それはそれは大切にカンムリシロムクを繁殖させていました。
多くの住民が、カンムリシロムクの鳥小屋を家の中に組み込んで作っていました。
昔、日本の田舎で馬が家の土間の一角にいたようなイメージです。
エサは、コウロギ数匹とバナナ(さすがインドネシア!)、イカの背骨など。
繁殖中のつがいは敏感になるので、壁の穴のようなところから覗き込みました。
 
案内役のイスムさんが、この村ではごみ銀行(Bank Sampah)ではなくて、肥料銀行(Bank Pupuk)ってやつをやってるんだ、と言ったときには驚きました。村には、牛やヤギがたくさん飼われていて、それらの糞は今まではほったらかしだったのですが、肥料を作ろう!とイスムさんが思いつき、村の若者に声をかけてグループ(Embik Makmur)を結成したそうです。
作った肥料を売った売り上げを、1年後にメンバーに還元する仕組みのようです。 
(村では、牛の糞を使ったバイオガスの利用もモデル的に行っていました。)
 
肥料の切り返しをしているところを見学させてもらいました。
 
TNBBの職員は、村人に村にあるものの価値に気づいてもらい、村の活動を熱心にすることで、国立公園の木を切ったり、生きものを捕って売ったりしないようにすることが大事だ、と言っていました。
村の中にある資源を活用すること。何が活用できるのか探し出すこと。
 
実は、TNBBの職員がコミュニティの人たちに寄り添い、ともに歩んでいけるファシリテーターとなるために、日本の一般社団法人あいあいネット(http://www.i-i-net.org/)が、研修や助言を行っています。
時間をかけて、国立公園スタッフや住民を育成すること。それがなによりも大事なことだ、とゆいツールは考えます。
 
TNBB周辺の村の住民が活動している理由は、一番はもちろん経済のためです。
でも本当の目的は、国立公園の自然を守ること。自然を守りながら、経済的に豊かになるために、カンムリシロムクの繁殖を行ったり、村ツーリズムに力を入れている、というわけです。
 
さて、ゆいツールが活動するスマトラ島の国立公園で、参考にすることができるでしょうか。一番の違いは、民族の気質です。
働き者で熱心なジャワ系の住民と違い、スマトラ島の先住民/地域住民は、楽してお金を稼ごうとする傾向があります。
今年、もう一度、スマトラのNGO仲間や国立公園レンジャーとともに、TNBBを訪れて、再度調査を行おうと考えています。
(山)
国立公園の端、ランプ・メラという場所からジャワ島を望む。

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ごみ銀行をはやらせよう! in Indonesia

2014年05月09日 | 9. インドネシアでの活動
今回の活動で、ロンボク島とバリ島(西バリ国立公園)、スマトラ島(リアウ州とランプン州)を訪れて、ごみの現状を探りました。
(写真は、民間のごみ収集業者〈pengepul:プンゲプル〉の集積場)
 
ロンボク島では、州都マタラム市清掃局が運営する「ごみ銀行」の現状を視察しました。
 
看板だけはやけに立派ですが、ごみはご覧の有様。
JICA隊員によると、"半年前に訪問した時はゴミ銀行スタッフが地域に出向いて、ゴミを計って住民も頑張っていたのに、上手く機能しなくなってしまった。"ということです。 
 
スマトラで見た「ごみ銀行」とは雲泥の差です。
 
また、清掃局の担当者に日本から持って行った、ごみの捨て方が説明してある冊子(横浜市作成)を見せると、こういうものはインドネシアにはまだない、と言っていました。マタラム市では、1日300トンのごみが捨てられるそうですが、行政はその64%しか回収できてないそうです。(回収する車両が足りない、と言っていました)
 
それから、プラヤ市にある中部ロンボクの環境局を訪れると真新しいごみ箱が設置されていました。
どうやら3つに分別するようです。
 
ここでも、最近「ごみ銀行」を始めた、と担当者のアリフさんが自慢げに話してくれました。
住民への説明を順次行っている、ということでしたが、本当に機能しているのかどうか、確認できませんでした。
 
バリ島の西バリ国立公園周辺のスンブル・クランポック村を訪れたときには、ごみから作った商品を村人に見せると、作り方を知りたい!とママたちが集まってきました。
同行したロンボクのJICA隊員が、プラスチックの袋を切ったり折ったりして商品の素材づくりの手ほどきをしました。
 
この村では、行政のごみ回収はなく、ときどきプラスチックごみや段ボールなど、お金になりそうなごみを回収にくる業者はいるようですが、住民はプラスチックごみでもぽいぽいと家の周りに捨てるのが習慣です。
住民グループを率いるイスムさんに、ごみ銀行の仕組みを伝えると、まずはよく捨てられる甘いコーヒーの空き袋(1杯づつパックになっている)を集めてみようか、と言っていました。
 
スンブル・クランポック村は、カンムリシロムクというバリ特有の鳥を繁殖させている住民が多く、最近は村ツーリズムがはやりつつあるようで、ごみから作った商品も観光客に売ることができるかもしれない、とイスムさんは考えたようでした。
 
驚いたことに、いつも活動で訪れるスマトラ島リアウ州の田舎町ルンガットにも、「ごみ銀行」ができていました。
 
飲食店を営むアドリアニさん(女性)が、ごみの可能性に気づいてごみを集め出し、行政も最近ごみ置き場やごみ収集のためのバイクを提供してくれたそうです。
学校も少し回収に参加していて、クラス単位で通帳を持っている、と話してくれたのはルンガットの高校の先生でした。
 
ルンガットでは、民間のごみ収集業者(pengepul:プンゲプル)を訪れ、ごみの値段やごみの量などについてヒヤリングをしました。
pengepulでは、一般の住民がごみを持ち込むことはまれで(ある程度の量のごみをまとめて持ち込まないとお金にならないため)、ごみ回収を仕事にしている人たちが、それぞれ専門のごみを集めて、毎日売りに来るそうです。
 
「ごみ銀行」は、言ってみればpengepulの教育版です。
「ごみ銀行」で集めて、商品化しないごみは、pengepulに売ることになります。
pengepulも、ごみをまとめて売ってくれる人がいるのはありがたいし、住民も身近でごみを集めてくれる「ごみ銀行」があったら、貯金もできるし、手の空いている主婦たちは小遣い稼ぎで商品作りをすることもできます。
 
最後にランプン州では、ウエイ・カンバス国立公園に隣接する村を訪れた時に、ごみから作られた商品を見学することができました。
まさに、インドネシア中で流行る「ごみ銀行」「ごみ利用」です!
 
ゆいツールはこれから、ロンボク島で「ごみ銀行」のネットワークを作ろうと考えています。もっともっと「ごみ銀行」が流行るように。もっともっと街がきれいになるように。
まずは、学校のごみ回収から改善しなければ、と考えています。
(山)

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ごみ銀行とごみから作った商品の紹介 in Indonesia

2013年12月07日 | 9. インドネシアでの活動
 
9月にスマトラ島(リアウ州)に行ったときに、州都プカンバルでBank Sampah Dalang(リサイクルごみ銀行)という団体を見学してきました。
この団体は、地域住民や学校の子供たちからごみを集めて、お金に換えるという活動と、集めたごみをリサイクルに出したり、商品に生まれかえらせたりしています。
日本では、プラスチックは溶かされてまったく違う商品になりますが、インドネシアではなんとパッケージがそのままデザインになってしまいます。
 
 
  
 
ごみ銀行の店舗には、たくさんの商品が並んでいました。
そして、商品になる前のプラスチックの材料がずらりっと整理されて置かれていました。
 
集めたばかりのごみが置かれているごみ置き場を覗かせてもらうと、段ボールや紙ごみやプラスチックが分類されて置かれて いました。
   
驚いたのはちっとも臭くなかったこと。まだきれいに洗っていない、という話でしたが、集める時点でかなりきれいなんだろう、と思いました。
こんなにきれいなごみ捨て場は、日本でもお目にかかったことはありません。
 
このごみ銀行では、ひとりひとりの住民や子供たちにノートを渡して、そこに「ごみを捨てた日」や「ごみの種類」「重さ」「金額」などを記入していきます。
半年くらいたつと、数千円のお金がたまっています。
それは、子供や主婦にとっては十分なおこづかいになります。
プカンバルでは30以上の学校が活動に参加しているそうです。
   
 【写真の少年(ごみ銀行のスタッフの息子さん)が集めているごみの記録ノート】
 
話を聞いていただけのときは、「へー、ごみをお金に換える活動ねぇ」とあまり興味がなかったのですが、いざ現場を訪れて話を聞き、商品を買い、活動全体を知るころには、「素晴らしい!」と気持ちが高揚していました。
 
ゆいツールは、これからロンボク島でごみ減量のためにプログラム作りを行っていく予定なのですが、プカンバルのこのごみ銀行の事例はとても参考になると直感しました。
ロンボク島で環境教育の活動をしているJICAの協力隊員に話を聞くと、ロンボクでは行政がごみ銀行を行っているようですが、活動地域が限られていたり、学校がまだ参加していなかったり、課題が多いそうです。
 
ごみがお金になる。ごみから商品が生まれる。
ごみに対する意識を変えていくことが、まずは第一歩なのだ、と思います。
 
ロンボクでの活動も、またこのブログで紹介していきます。(山)

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