ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ドラゴンフルーツ狩りツアーを開催! in Lombok

2016年02月26日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

雨が止んだ夕方、ロンボク在住の日本人の親子を誘って、ドラゴンフルーツの畑へ繰り出しました。

Yui-Tool ajak orang Jepang yang tinggal di Lombok ke kebun buah naga di dusun Dasan Agung.

子どもたちは走ったり、大きな葉っぱを振り回したり、普段、街でできないことができて楽しそう。

畑に着くと、大きな花がお出迎え。

ちょうど収穫期のはざまで、赤くなっているのは少しでしたが、それでも採りました!

私たちを受け入れてくれたのは、この村で英語クラスを運営する民間の団体の代表、トニーさん。(写真下左手前)

トニーさんのところで、ボランティアで英語を教えているチェコ人のアダムくんも一緒に畑についてきました。(写真下左側)

アダムくんのとなりの男の子は、ただいまゆいツールの日本語ガイド養成中のジャミくん。

ドラゴンフルーツを切ると、中はこんな感じ。白い実のものもあります。

ついでに、ランブータンも購入!

収穫後は、田んぼの中を歩いて帰ります。

のどかな風景です。でも、見とれている余裕はありません。足元は雨季でぬかるんだ畦道。

でも、日本にもこういう風景があるよねぇと思いながら歩きます。

ツアーの最後は、みんなで一緒に食事をしました。

子どもたちがなにより楽しそうでよかったです。

ゆいツールは、ロンボク島の魅力をもっともっと掘り起こしていくと同時に、ツアーを開催する側のインドネシア人の教育も進めていきたいと考えています。

(山)

正面に見えているのは、国立公園に指定されているリンジャニ山(標高3,726 m)。

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2016年3月13日に、東京都目黒区にてロンボクのお話イベントを行います。

お申し込みは、下記のメールアドレスへメールか、フェイスブックで「参加」ボタンをクリックしてください!

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再び!グラ・アレンづくり見学ツアー(ロンボク在住の日本人のみなさんと)in Lombok

2016年02月18日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

ロンボク在住の日本人のみなさんを誘って、グラ・アレン(グラ・メラ)づくり見学ツアーを実施しました!

Yui-Tool sudah membuat ekowisata tentang nonton pembuatan Gula Aren kepada orang Jepang yang tinggal di Lombok.

ぐるぐる回してみました!

ロンボク在住歴数年~10年以上のみなさんですが、グラ・アレン(ヤシ砂糖)がどうやって作られているか、見たことがなかったそうです。

まずは、アレン水(花の房の根元から出る液)で乾杯!

その後、案内役のワリッドくん(Warid:マタラム大学の学生さん)と村を散策します。

これはなに?食べられるの?村では不思議なものと出会います。

アレンの木がありました。

アレンの実をゆでたものも食べてみます。

ワリッドくんの家に戻ってくるとアレン水が煮立っていました。

ぐつぐつと地獄の窯のように煮立っています。そのうちに色が変わってきました。

火を弱めた後で、ワリッドくんのお父さんがまた水あめを作ってくれました。(かき混ぜる前に液をすくって、水の中に入れて固めた水飴)

参加者は、「美味しい!」「お店で売ってほしい!」と感動していました。

出来上がりました!(葉っぱは、竹の筒に穴が開いているのをふさぐために使われた名残です)

出来立てほやほやのグラ・アレンを美味しい美味しいといただく参加者のみなさん。

黒糖に似て、やさしい味わいが特徴です。

その後、おしゃべりしながら食事をしてツアーは終了しました。

参加者のコメントで印象に残っているもの。

「もしかして、ここが本当のロンボクなのかも。マタラム(州都)がロンボクだと思っていたけど、違ったのかも」

参加者のみなさんはマタラム市に在住で、普段村に行ったり、村の暮らしを体験することはまったくないそうで、このツアーを通してロンボクの人たちの「本当の暮らし」に触れてもらえたのかなぁと思いました。

前回の、グラ・アレンづくり見学ツアーの様子はこちらです。

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(山)

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日本の高校生がロンボクで体験ツアー!? in Lombok

2016年02月15日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

昨年12月に、筑波大学附属坂戸高等学校2年生の生徒さんと先生が、ロンボクを訪れました。

Ekowisata untuk murid-murid SMA dari Jepang di Lombok pada bulan 12, 2015.

NTBマンディリごみ銀行のアイシャさんと。

現地では、ゆいツールの現地スタッフが対応しました。

1日目は、ウダヤナごみ銀行(写真下)とNTBマンディリごみ銀行(写真上)を見学しました。

2日目は、北ロンボクのみどりさんのところで市場見学、インドネシアの伝統の食べものづくり体験などをしました。

3日目は、州都のマタラム市からほど近いクカイ村(desa Kekait)で、グラ・メラ(グラ・アレン)づくりの見学&滝までトレッキングをしました。

滝までのトレッキングは、思った以上に険しく生徒さん(と先生)はだいぶ体力を使い果たしたようだ、とガイド(ゆいツール現地スタッフ)は言っていました。

しかし、到着してしまえば疲れも吹き飛びます。

みんなで食事。

ワリッドくんと記念写真。

高校生という多感な時期に外国に行き、その文化に触れるというのはなにものにも代えがたい体験だと思います。

後日、二人の生徒さんに感想をいただきました。

●私はロンボク島でグラメラを製造しているクカイ村でグラメラの製造過程の調査をしました。私の予想では、短時間で大量に作るのだと思っていました。しかし実際は農家の方が1本1本ヤシの木に登り、採れた液を7時間煮詰めた後固めるということが分かり、グラメラを製造する作業は時間と手間がかかると実感しました。そして作業を見学させていただき、農家の方の大変さが分かりグラメラを貴重に扱わなければいけないと思いました。日本にいては農家の方の大変さがわからないので実際にロンボクに行き農家の皆さんから話をうかがうことができ、本当に良い経験になりました。 今後、グラメラの製造過程と共に作業の大変さも伝えていきたいです。(H・Oさん)

●昨年12月にロンボク島へ行ってまいりました。現地では実際にエコツアーに参加させていただいたり、ゴミ銀行を訪問させていただきました。観光開発が進められている様子でありながら、村では自然を生かしたツアーが実践されており、またゴミ銀行では島を綺麗にする為の取り組みが数多く実践されていました。そのような活動を実際に拝見することが出来ました。(K・Oさん)

引率の先生からは「普通の高校生たちが決して訪れることがない場所を訪問できて感謝しています。」という言葉をいただきました。

ゆいツールでは今後も、ロンボク島をまるごと体験できるようなツアーを開発していく予定です。

今週は、ロンボク在住の日本人向けに「グラ・アレンづくり見学ツアー」を行う予定です。いろいろな人たちに、ロンボク島の魅力を感じていただけたらなぁと考えています。

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ゆいツール初のイベントを開催! 3月13日(日)東京・中目黒にて

2016年02月07日 | 1.お知らせ等♪

この度、ゆいツール初のイベントを都内で開催いたします!

Yui-Tool akan buat acara di Tokyo pada tanggal 13 bulan Maret 2016.

Acaranya untuk promosi tentang ekowisata Lombok..kegiatan Yui-Tool..seperti itu.

ロンボク島のお話を聞いたり、ロンボク産のオーガニックドリンクを飲んだり、ゆいツールのプログラムを体験したり、周りの人とちょっとお話ししたり。

そんなゆるゆるした時間を一緒に過ごしませんか?

日本に住んでいるインドネシア人も参加するかも!?

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スマトラ島の村の女性たちへスキルアップ講習会を実施 in Sumatera

2016年02月02日 | 8. スマトラでの活動

ミシンを使ってプラスチックごみをかばんに変える!

ゆいツールは1月下旬に、スマトラ島リアウ州で活動しました。

5月に行ったクラフトづくり講習会の、スキルアップバージョンとして実施しました。

講師は、前回と同じルンガット市のごみ銀行のアドリアニさん(Ibu Adriani)。

5月には手で編む方のクラフトづくりを教えたのですが、今回はミシンを使ったクラフトづくりを教えたい、というアドリアニさんの強い要望がありました。

アドリアニさんが住んでいるルンガット市では、クラフトを作れる職人さんがなかなか見つかりません。

でも、ブキッティガプル国立公園周辺のこの村では、女性たちは仕事があるなら喜んで働きます。

ゆいツールの現地での協力団体であるPASAが、以前支援したミシンを活用してアドリアニさんが教えます。

一方私は、手で編むやり方の別の編み方を伝えます。

これは、女性たちが前回の講習会後、作ったクラフトです。

初めてにしては、なかなかの出来栄えでした。

そして、こちらが今回作ってみたかばん。

女性たちは、アドリアニさんから「このかばんをひとりひとつ作って、私に見せて。作れそうだな、と思ったら注文するわ。材料は提供するから。」と言われて、真剣にうなづいていました。

村の人たちは、収入に結びつく仕事なら喜んでします。逆に、なにか作ってもそれが売れなかったら(現金が手に入らないので)、“骨折り損のくたびれ儲け”なので、いやがります。実はこの村の女性たちは、以前PASA(リアウ州のNGO)からパンダンという植物を使ったクラフトづくりを指導されたことがあります。もともと作る技術を持った人はたくさんいるのですが、それをたくさん作ってお土産用に売る、という発想がなかったのでPASAがサポートしたのですが、上手に販売ルートを確保できず、女性たちはやる気を失ってしまいました。おまけに、なぜか材料を外から購入していたので、予算がストップして活動もストップしてしまいました。

今回はそんなことにならないように、指導しているアドリアニさんと、PASAのローカルスタッフアンディさん(Andi Raja:下の写真左)と、女性たちの連携がうまくいくといいな、と思っています。(山)

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