ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

のんびりいこうよ

2008-02-27 23:49:57 | 日々あれこれ
この言葉、いい響きだなぁって思います。
産経新聞のゆうゆうLifeというコーナーで、週1で連載されている赤羽みちえさんの漫画のタイトル。
コミック本とか買って読んだことはない私だけど、この連載は気に入っています。

先日、本屋さんに行きました。
何か参考になる本はないかと福祉の専門書コーナーを物色していたところ・・・
連載していたものを集めて本にしたものを発見!!
「のんびりいこうよ」赤羽みちえ著/産経新聞出版
思わず購入してしまいました。

お母様の介護の実体験が描かれたエッセイ漫画。
筆者とお母様、お父様、旦那様とのやりとりがいい感じに描かれている。
介護の大変さが感じられる作品なんだけど何か笑える、そして感動できる。
息抜きにも、また勉強にもなるかなぁと思える作品です。

介護の世界に関わっている皆様に、
介護とは程遠い世界にいる皆様に、
ぜひ一度、読んでみて欲しいと思う作品です。

「のんびりいこうよ」
こんなふうに心に余裕をもって要介護者に接すること、これが大事なんだと思います。
介護の仕事をしている人、家族介護をしている人、自分でも思いますが、忙しいと時に気持ちに余裕がなくなってしまうことがあります。
あたふたしながらでは要介護者のご本人も落ち着かないことでしょう。

相手のペースに合わせて待つことも大切。
待てばできる事を手伝ってしまうことは、その人の出来る能力を奪う事にもなるし逆効果だったりもする。
そのときは手伝ってもらった方が楽だから本人も喜ぶことが多いのだけど、これからのことを考えるとできることは自分でできるように支援すべきで・・・
そう、一人一人の中で時間が流れていくスピードは違うもの、だから同じことでもできるのにかかる時間が違って当たり前。
時と場合にもよるけれど、待てるときに待ちきれないのは元々の性格がせっかちな人、もしくは気持ちに余裕がないからだと思う。
いらいらしたって何が変わるわけじゃないんだもの、どうせなら笑顔で接したいとは思いませんか?

利用者様に接するときも「のんびりいこうよ」。
心に余裕をもって、相手のペースを考えて、気持ちを受け止められるように接していきたいと思ったのでした。

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