ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

保険会社からの・・・

2007-03-05 23:57:08 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日の9時過ぎ、ケイタイに交通事故の相手の保険会社の担当者から着信があった。
とりあえず昼休みに折り返し電話を入れる。またかかってくるまで放っておいても良いかなぁとも思ったけれど、以前2度ほど電話に出れなくて折り返し入れなかったら、一方的に文書が送られてきたことがあったから。

折り返し入れたところ「ケイタイからですか?」といわれ、「はい」と答えると「すぐに折り返し入れます」と・・・長電話の予感。
話が長くならないときは「折り返し入れます」なんて言わないから。
着信履歴に気づいた時点で予測はできていた・・・嫌な電話。
だいたい不快な思いをさせられて終わる。でもどうしても通らなければいけない道。

事故からもうすぐ1年2ヶ月になる。
もう、いつ来てもおかしくないと思っていた。
逆に半年ぐらいからこまめに来ていた連絡が、3ヶ月前ぐらいからしばらく途絶えていたことに不気味ささえ感じていたぐらいだった・・・けど。

まずは「状況はどうですか?」と聞かれる。
「まだダメですねぇ・・・仕事していると辛いし」ととりあえず。
こんなの、前置きなのは分かっていた。
1年2ヶ月近くたっての何ヶ月ぶりかの電話。
様子伺い・・・なわけない。

そう。保険補償打ち切りの話。
こんどの通院日(こんどの金曜)を最後に治療費を打ち切りたいと言われた。
その後は続けるなら健康保険で、必要なら後遺障害診断書を書いてもらってと。
まぁ、これについては出したからといって等級が出るかどうかはあとで判断されるというものだが。
更には、6ヶ月の時点でなら後遺障害に認定されたかもしれないけど、今は非該当になってしまっているということもあるとも嫌味な感じで言われた。
でも、後遺障害に認定されるより、改善できるものなら改善したいですよねぇ。

検査しているわけでも、リハビリしているわけでもなく、月に2回程度の通院での同じ投薬治療が続いている状況からすると、ものすごく改善しているとかでなければ症状固定と判断できるとの話。
先生からはそういう話がまだ出ていないがと話すと、先生は患者が症状があると言っている限りここで終わりとは言わない方針だから、先生のほうからは言うことはない。でも、補償の範囲としてはすでに大きく逸脱しているから、これ以上は見れないと。
入院したわけでも骨折したわけでもないし、普通なら6ヶ月が補償の範囲、4ヶ月時点で転院があったし、個人差もあるということで今まで待った。これまでも何度か症状固定について話をしたが、良い返事をもらえなかったが、普通の人の倍以上になるし、これ以上は治療費の支払いはできないと。
そうせざる得ないといわれた。

今回は断固とした口調だった。
私だって、どこかで区切らなければいけないのは重々分かっている。
いつまでも保険で、というわけにはもちろんいかないのも。
ただ、その切り替えの判断が、できなかっただけ。

前にそういう話になったとき、先生に相談したら、「私はまだ治っていない。詳しくは先生に聞いてください。」と保険会社の担当者には言うようにといわれた。
そのときも、保険会社の人は先生のほうから言ってくることはないので、自分から先生に言ってくださいといわれたが・・・なんだか印象がくい違う。
それに、症状が残っている状態で、自分からこの辺でとは気持ちとしても良いずらい。

最近は一進一退を繰り返しているような感じ。
事務系の仕事とか話し相手とかを主にしていてまぁまぁ調子良いかなぁなんて思っていると、お風呂や手引き歩行などをして体調がぐんと落ちる。
最近では良くなってきているのか?日々の症状に慣れてきてしまっているのか?自分でもよく分からなくなってきてしまった。

自分としても治療期間は長い方だと思う。
そろそろしおどきなのかなぁとも感じる。
というか、そろそろ保険会社に負担してもらうのも限界なのかなぁとも思う。
とりあえず、今日のところは軽い押し問答の末、こんど受診した時に先生と話をして自分の気持ちを少し整理できればということで電話を切った。
保険会社との電話は精神的に疲れる。
受診の後、また来週電話してくると言っていた。
こんどの受診日はちゃんと先生と話をしないといけない。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (神戸っ子)
2013-09-29 19:48:00
僕も交通事故被害者で、現在15ヵ月通院してます。先月、筋電図検査を受け、6番7番の神経が傷んでました。
ドクターは手術するなら頚椎を前方固定術になるたたただし、手術した後もっと苦しむ人の方が多いと、手術に消極的です。
術後いかがですか?
そして、後遺障害は何級が認定されましたか?
返信する
遅くなりすみません (ユーチ)
2014-07-16 03:53:27
神戸っ子さん、初めまして。
しばらくブログを見に来ていなくて、コメントを頂いたのに返信が今頃になってしまい申しわけありません。
今さら・・・かと思いますが、一応お返事を書かせていただきます。

私は筋電図検査は受けたことがないのですが、2回目の交通事故の後に握力の低下が続き、右手が10キロを切った頃から手術した方が良いと言われました。
事故から手術をすすめられるまでMRI検査や徒手筋力検査、腱反射の検査などで経過を追っており、いよいよ手術した方がとなり説得されてミエログラフィーを受け術式が前方固定術と決まりました(主治医の患者さんの殆どは後方からの術式でした)。

手術して最初のうちは装具で固定していたりした反動か(筋力が多少落ちたのかと)肩こりが余計強くなった気がしたりもありましたが、結果的には手術を受けて良かったと思います。
今は術後3年ちょっとになりますが、手足にあった痺れもあまり気にならなくなり、痛みもかなり軽くなり、握力も術前の倍程度まで戻りました。
内服は今も続けていますが、術前よりも身体は全然楽なように感じています。

手術をしても、事故前の状態と全く同じところまで回復するというのはなかなか難しいかもしれません。
脊椎の手術は症状の進行を止めるのが第一目的とされているので、ある程度の回復が見られることは多いのですがなかなかすっきりはいかないもののようです。
主治医曰くですが、交通事故の患者は他の患者よりも回復が良くないことが多いそうです。
また、痛んだ神経は大幅には戻らないため、悪い状態でおいていた期間が長ければ長いほど改善は良くないとのことでした(私も悪い状態でおいた期間が長いと言われています)。
でも、放っておけば・・・進行せずこのままいくこともあるけれど、転んだりなどちょっとした弾みで歩けなくなることもあると私の場合言われました。
それでもなかなか手術にふん切れない私でしたが、自分の将来のために真剣に手術を考えろと最終的には主治医に押されたようなところが手術の決断には大きかったです。

手術をすすめるか否かは先生にもよるようですね。
歩けなくなったり膀胱直腸障害が出たりしたらいよいよ手術をという先生もいれば、そうなってからでは改善が良くないから早めに手術をという先生もいます。
手術はそれなりにリスクも伴うものですからぎりぎりまで手術はせずできるだけ保存療法でという先生もいれば、進行の可能性が高いなら軽い症状のうちに早めに手術をという先生もいるわけです。
恐らくどちらも、先生なりに患者のことを思ってなどだと思いますが。
中には手術自体が不得意だから手術をすすめないという先生もいなくはないようですが・・・

神戸っ子さんの主治医の先生はなるべく保存療法でというタイプなのかもしれませんね。
手術をした後にもっと苦しむ人の方が多いから、というのはなんとも言えませんが・・・
手術が上手くいけば年単位で考えた将来的には楽になることのほうが多いとは思いますが、一時的にはそういう部分はどうしてもあると思います。
すっきりすることを期待しすぎると、手術したのに何でという人もいるでしょうし。

私の主治医はどちらかといえば手術に積極的な先生なようです。
必要ないと判断した人なら患者からどんなに頼まれても手術はしないと言い切っていましたが、症状や経過や検査結果等から手術適応と判断できる人には積極的にすすめるようです(今は体調の関係でメスを握っていないので、手術が必要な場合には主治医が信頼できる先生に紹介するということになるようですが)。
私が手術を強くすすめられ、それでも踏ん切りがつかずに迷っていたときに、「手術をすることで必ず今より楽になる。少なくとも手術をして今より悪くなることはない」と先生が胸を張って言い切ってくれたことはとても心強かったのを今でも覚えています。

ちなみに、手術を受けてから他の患者さんに聞いて知ったことだったのですが、主治医であり執刀医の先生は遠方からも手術目的の患者が探し訪ねてくるような先生だったと知り驚きました。
クリニックの看護師さんも、H先生なら間違いないと言い切れるわけですね。
ネットで検索してみると日本脊椎脊髄病学会認定の脊椎脊髄外科指導医でもありました。

それから、後遺障害の認定結果ですが・・・
2006年1月の事故で2007年3月に症状固定した自賠責保険の後遺障害認定結果は14級でした。
その後、2009年11月に2度目の交通事故にあい、2011年4月にC3-6の頚椎前方固定術を受け、2012年5月に症状固定をした労災の後遺障害認定結果は8級でした(8級の結果は良いほうだと思うと主治医に言われました)。

神戸っ子さん、その後体調はいかがですか?
頚椎から来る症状、見えないだけにいろいろとお辛いことがあるのではないかとお察しします。
コメントを頂けたときよりも、少しでも今の症状が楽になっていると良いのですが・・・

もしも神戸っ子さんがこのコメントをご覧になり、今でも手術を考えたりされているようでしたら、一度セカンドオピニオンを受けてみるのも良いかもしれません。
その際は、脊椎脊髄病の専門医にかかるのが良いと思います。
日本脊椎脊髄病学会のHPで脊椎脊髄外科指導医(日本脊椎脊髄病学会認定)の一覧が、日本整形外科学会のHPで認定脊椎脊髄病医(日本整形外科学会認定)の一覧がご覧になれますよ。
返信する