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体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

自然栽培、木村さんと今橋さん

2024-02-05 23:15:00 | 自然栽培
“自然栽培”という言葉は、“奇跡のリンゴ”の木村 秋則さんの造語ですが、遅々として『期待した10分の1ほども普及が進んでいない』というのが、正直な感想です。

メディアがまともに取り上げないということもありますが、木村 秋則さんの著作だけでも既に十数冊を超えています。

しかし農薬や肥料で稼いでいる農協にとっては、都合の悪い話ですし、遺伝子組み換えで儲けているモンサント社など、自然や自然の仕組みを壊して何とも思わない、利益至上主義の大企業にとっても都合の悪い話です。

また、別の角度から考えてみると、自然栽培というものが、“やりがいはあるか、結構大変だ”“自然が相手で、天候は毎年変わるし、その圃場の土の性質など場所によって皆異なるので、それに応じて工夫していかなければいけない”等々、いかにも難しいと言う印象を受けます。

しかし、英国で自然栽培(“自然農法”という呼び方をしていますが)の普及に努めている今橋さんの活躍ぶりは、本当に目を見張るものがあります!

木村さん以上に、完全に無農薬・無肥料です。

“木村さん以上に”というのは、木村さんは、土の養分をより豊かにするために、“育てる作物のそば
に、大豆を植える”ということを勧めているからです。
大豆が芽を出し育つ過程で、根粒菌をつけ、空気中の窒素を取り込むことによって、その土が窒素分の多い土になるからというわけです。

実際去年「自然栽培の仲間たち」というところから、自然栽培の茄子とトマト、バジルの苗を購入したとき、一緒に大豆がついてきました。
私はそれを見て『あぁ木村さん式の自然栽培だな』と思いました。

しかし今橋さんは、そんな“大豆をそばに植える”などということさえしないしのです。
「土はそれ自体、野菜や果物など作物を育てるための条件が揃った完全なものであり、何も加える必要はありません」というのが、今橋さんの、経験にも裏打ちされた結論です。

実際今橋さんの圃場を訪れた多くの人が、そして特に農業従事者が、その多種の作物の大きく立派に実っているのを見て、驚嘆するのです。
農業科の学生なども、授業で習ったのと真反対のことを今橋さんがしているのに、実際に豊かに実った野菜や果物を見て、それまで教わった理論と現実の違いに驚き戸惑い、しかし納得せざるを得ないようです。

考えてみれば、人が作物を栽培する前から、それぞれの野菜や果物は毎年大地の上で実が熟し種ができ、そしてまた同じ場所に園作物を実らせるということを、長年行なってきていたのです。
そのときに誰も、農薬はもちろん、肥料など施していなかったのです。

それを人の浅はかな考えで、“もっと大きくたくさん実らせよう。そして少しでも収入を増やそう”というわけで、作物が喜んでいないどころか、嫌がっている肥料を施すようになったのです。

その結果が作物の実や葉っぱの付き方の歪み(茎から出る葉っぱの角度など、幾何学的にも美しいものであるのが、崩されてしまいます)となり、病気となり、虫がつくようになったのです。

農薬や肥料を作ったり売ったりする人たちは、少しでもたくさん稼ぐために「作物は肥料を施して大きくたくさん実らせましょう。農薬を撒いて虫や病気から守りましょう」と、農薬や肥料なしでは、作物は上手く育たないというように、嘘を洗脳し、農薬や肥料の種類も量も爆発的に増やしてきました。

そして、今橋さんの“自然農法“=自然栽培)”で、さらに注目すべきなのが、「自然農法(=自然栽培)は、他のどの農法よりも簡単です!」という発言です。
「慣行農法より有機農法(オーガニック農法)よりも、自然栽培が一番簡単ですよ!」と言っています。

これは、木村 秋則さんの言われたり書いたりされていることとは大きな違いです。
実際に素人同然で始めて、お米や野菜・果物の、大きくたくさんの実りを実現させてきた今橋さんです。
さらに、既に300本以上の動画を配信している今橋さんの影響を受けて、たくさんの家庭菜園をしている一般人が自然栽培を実践したり、オーガニックの農家や慣行農法の農家の人が、たくさん自然栽培を試み、あるいは実践しているようです!

今橋さんは、以下の4つの点さえ注意すれば良いですよと言っています。
1.無農薬
2.無肥料
3.自家採種
4.感謝の心(土や作物への感謝の心、さらに病気や虫にさえ、必要があって必然的に発生したのだから、感謝するという驚くべきものです)

上の1と2は、何もしなければ良いということで、実際には3と4を守っていけば良いということです。

今橋さんは英国在住ですが、もともと英国の人に勧められて「自然農法ラーニングプログラム」なるものを始めました。
そしてこれは日本人向けにも行なっており、毎年2回くらい日本に帰国した時にも、ラーニングプログラムを開催したり、今橋さんに感化されて自然栽培を始めた人たちの圃場を尋ねたりしています。
 ◯  岐阜の農園に今橋さんが来たよ!
(14:10)
https://youtu.be/sg_vZJz5wYI?si=wE6Xxtt4nGCmuvEt

さらに今橋さんは、それまでの(自然栽培を含む)農業の常識を、良い意味で破ることもたくさんしています。
例えば、以下のようなものです。

◯ ブライト病にかかった作物はもう施す術がなく、土も取り替えないと、どんな作物も実らない。
→トマトがブライト病にかかりましたが、途中までトマトの苗を抜いていましたが、手を止め、その後トマトは見事に復活して実り、土も代えていませんが、そのままで毎年作物が実っています!

◯ 英国ではじゃがいもの連作は不可能と云われていたようですが、今橋さんは既に14年以上ジャガイモを連作しています!
しかもじゃがいもは大きく、1つの株から取れる量も平均の2倍以上です。

◯ ぶどうの剪定方法を、道明さんから習った人に教わり2年が経過した後、自分の経験から得たものを剪定方法に活かし、両者を比較しました。さらに全く剪定しないものも試みて、三者を比較したところ、何もしていないぶどうの枝が最も多くのぶどうの実をつけました!
他にもいくつかありますが、興味のある方は、今橋さんの動画をご覧ください。

最近はSNS (特に旧TwitterのX)の影響などで、野菜や果物や飲料、また加工食品等の汚染や、水道水の汚染が明らかになり、危機感が高まっています。
そんな所為もあるのでしょうか、農薬や肥料で汚染されていない安全な自然栽培(=自然農法)への関心が高まっているように思います。

今橋さんの実践や発信している動画の影響は、本当に大きいものがあると思います。

いずれ農薬も肥料も除草剤なども、消えてなくなる日が来るものと思います。

それはシャーマン神人(かみひと)さんのいう“新しい地球”にふさわしいものだと思います。

そんなときを夢見て、自分も来年から100坪のほどの土地で、自然栽培をぜひ始めたいと考えています♪

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