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野田佳彦:衆議院で比較第1党である自民党の石破総理大臣がどういう判断をするのか → 意外と先が読めない2025年参院選後の政局

2025-07-08 00:19:27 | 安倍、菅、岸田、石破の関連記事



【全文テキスト】参院選前に党首討論会 日本記者クラブ主催 NHK 2025年7月7日 23時48分

7月3日の参議院選挙の公示を前に、与野党の党首が日本記者クラブの討論会に出席し、物価高対策や今後の経済政策などをめぐって論戦を交わしました。
※記事の後半に討論の全文テキストを追加しました。

自民 石破首相「この国の将来に責任を持つ」
自民党総裁の石破総理大臣は「『この国の将来に責任を持つ』と訴えていきたい。強い経済、豊かな暮らし、そして揺るぎない安心な日本を責任を持ってつくりたい。すぐに受けなくても国のために語らなければならないことがあり、どうやってやるかも具体的に示していかなければならない。GDP=国内総生産を名目で1000兆円にすることを掲げ、コストカット型の経済から脱却する。一番重要なのは賃上げで、33年ぶりの高い賃上げが実現できているが、十分ではなく、再分配をきちんと考えたい。公正、公平、正義、安心を訴える」と述べました。

立民 野田代表「物価高から、あなたを守り抜く」
立憲民主党の野田代表は「『物価高から、あなたを守り抜く』を今回の参議院選挙のキャッチフレーズとした。食料品の消費税は現在8%だが、臨時・時限的にゼロ%とする。食料品の値上げラッシュに歯止めをかけるためには有効な施策であり、財源はしっかりと打ち出しているので責任ある減税だ。加えてガソリン税の暫定税率を廃止する。参議院で力をつけることができるならば、地方にとって大きなプラスだと思うので実現していきたい」と述べました。

維新 吉村代表「社会保険料を下げる改革をやる」
日本維新の会の吉村代表は「当面の策として食料品の消費税2年間ゼロ、ガソリンの暫定税率の廃止を掲げるが、本質は社会保険料だ。これから人口減少・高齢化社会に入り、ますます社会保険料の負担は大きくなる。何もしなければ子どもたちや孫たちにも大きな負担がかかる。次世代に対して責任ある政治をしたいと思っており、社会保険料を下げる改革をやる」と述べました。

公明 斉藤代表「物価高乗り越える経済と社会保障の構築」
公明党の斉藤代表は「物価高を乗り越える経済と社会保障の構築を掲げた。そのために減税も給付も行う。より本質的には物価高を上回る賃金上昇が必要で、医療や介護などの現場で働く人たちの賃上げを行う。また、日本の国際競争力を高めることも必要で根幹は科学技術だ。競争力を向上させて賃上げに結びつける」と述べました。

国民 玉木代表「現役世代が豊かになれる実感を」
国民民主党の玉木代表は「現役世代が、豊かになれる、報われているという実感がないことがこの国の最大の問題だ。現役世代を強く、太くすることで年金も増え、高齢者も安心できる。そんな社会をつくっていきたいと思っており、そのためには手取りを増やす経済政策が必要だ。『年収103万円の壁』を178万円まで引き上げて現役世代を支える政治を進めていきたい」と述べました。

共産 田村委員長「自民・公明両党を少数に追い込む」
共産党の田村委員長は「消費税減税とインボイス廃止、賃上げのための中小企業への直接支援などを財源も示して求めてきたが、自公政権はできない理由ばかりを並べ、1回こっきりの現金給付とは無為無策が過ぎる。自民党政治を続けること自体が国民の暮らしを追い詰めるので参議院でも自民・公明両党を少数に追い込む」と述べました。

れいわ 山本代表「徹底した需要喚起 消費税の廃止」
れいわ新選組の山本代表は「先進国で唯一、30年、経済不況が続き、そこにコロナがやってきて立ち直る前に物価高になっている。失われた30年を40年にするつもりか。徹底した需要の喚起、消費税の廃止、そして、それが実現するまでのつなぎの給付金10万円が必要だ」と述べました。

参政 神谷代表「希望と夢を持てる日本を取り戻したい」
参政党の神谷代表は「国民の暮らしを守り、希望と夢を持てる日本を取り戻したい。多国籍の企業が国境を越えて規制を緩和してお金を集め、各国の中間層が貧困化しており、そういったものと戦いたい。減税と積極財政で移民や外国人に頼らない国家運営を提言したい」と述べました。

獲得議席の目標は
石破総理大臣は、参議院選挙の獲得議席の目標について「非改選議席と合わせて自民・公明両党で過半数だ。決して容易なことだと思っておらず、自公で過半数は必達目標だ」と述べました。

その上で、目標を下回った場合の対応を問われたのに対し「有権者の審判を真摯にあおぎ、結果がいかなるものであろうと真摯に厳粛に受け止める。目標に向けて全員で最大限、努力する」と述べました。

一方、立憲民主党の野田代表は、少数与党の状況の中、参議院でも与党が過半数を割り込んだ場合の対応について「一挙に政権交代の可能性が出てくる。ただ、前提として、結果を受けて、衆議院で比較第1党である自民党の石破総理大臣がどういう判断をするのか。それにより、総理大臣指名選挙が行われるのか、行われないのかなどの状況を見ながら臨機応変に即応できるようなことは考えたい」と述べました。

保守 百田代表「再び世界を驚かすようなすばらしい国に」
日本保守党の百田代表はNHKの取材に対し「特に重要な政策は減税、間違った再エネ政策の是正、間違った『移民政策』の見直しであり、この3つを大事な柱にしていく。選挙のたびに議席を拡大して、党として大きくなっていきたいと思っており、今回は、擁立する候補者全員の当選を目標にする。日本を豊かに、強くして、再び世界を驚かすようなすばらしい国にしたい」と述べました。

社民 福島党首「ミサイルより平和を」
社民党の福島党首は記者会見で「今回の選挙の争点はまず第1に物価高だ。食料品にかかる消費税率をゼロ%にし、最低賃金を全国一律で1500円に、そして社会保険料の個人負担を半額にする。防衛予算が増えれば、生活、農業、医療、介護の予算が圧迫されて、ただでさえ厳しい生活のための予算は来ない。これを変えたい。『ミサイルよりコメを』『ミサイルより暮らしを』『ミサイルより平和を』と訴えていく」と述べました。
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