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元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

理由は「経費削減」 → 町長選や町議選を平日に行っている山形県の飯豊町

2025-06-17 03:40:35 | 政治経済問題
【動画解説】なぜ選挙は日曜日に行われるのか? NHK 2025年6月16日 18時53分

選挙の夏がやってきました。6月22日の日曜日に投開票が行われる東京都議会議員選挙、参議院選挙など大型選挙が続きます。

こちらは海外の選挙の日付をまとめたものなんですが、海外には日曜日以外にも選挙をする国が多くあるんです。

では、なぜ日本の選挙は日曜日に行われるのか、調べてきました。
【動画解説】でお伝えします。

【動画解説】3分37秒

6月16日 おはよう日本で放送
※動画はデータ放送ではご覧いただけません

まず総務省に聞きました。

選挙管理委員会などが「多くの有権者が投票しやすい日」として日曜日にしているのではないかということでした。

確かに仕事が休みの日だと投票に行きやすいですよね。

でも実は投票日を日曜日にする法律は国政選挙の再選挙や補選、統一地方選を除いて「ない」そうです。

投票日は日曜日以外でもいいということでした。

日曜日以外に選挙を行う自治体も
実際に日曜日以外に選挙が行われているところもありました。

北海道増毛町の町長選挙は土曜日に。

東川町の町長選挙や町議会議員選挙は曜日にかかわらず、2月28日に行われています。

これは住民が投票しやすいように配慮したものだそうです。

というのも増毛町は町民に漁業者が多いため市場が休みの土曜日に。

東川町は道内きっての米どころ。田植えなどに向けて忙しくなる前の2月に行っているということです。

平日の選挙で“経費”半分に
別の理由を挙げる自治体もありました。

町長選や町議選を平日に行っている山形県の飯豊町です。
※去年の町長選は衆院選と同日の日曜日。

その理由が「経費削減」です。

日曜日に投開票が行われると投票や開票作業する職員の休日出勤手当などがかかりますが、平日ならその経費がかかりません。

その効果は日曜日に行われる知事選や国政選挙と比べると、選挙全体にかかる経費がおよそ半分だということです。

“候補者の訴え” 聞く機会の増加にも
他にも投票する人にとって候補者の訴えを聞く機会が増えるというメリットがあるというんです。

町長選や町議選の選挙戦はほとんどが5日間です。

投票日は選挙運動ができないので、日曜日が投票日だと休みの人が多い黄色い枠で示した土日ですと、土曜日しか候補者の訴えを聞けません。

日曜が投票日の場合
水曜が投票日の場合
ただこれが水曜日が投票だと、このように土日も選挙運動ができるので訴えを聞く機会が増えるというわけです。

いろいろな理由で平日に投票を行っているんですね。

ただ今度の都議選の投票は日曜日ですが、投票日以外にも期日前投票ができますから、自分の都合に合わせて、ぜひ一票を投票箱に投じていただきたいと思います。
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