昨日、山内卓也には僅差で敗れたものの、特選2着に入り、MVPとしての貫禄をみせ、今日以降ももちろん期待された加藤慎平がなんと「勝ち上がり」戦である春日賞を欠場。
理由は「腰痛」とのことだが、既に事故点が119点に達しており、120点を越えると1ヶ月間の斡旋停止処分となるため、「曰くつき」というのがもっぱら?
今日の日刊スポーツを見ると、中野浩一氏が、
「何で簡単に競技会らは加藤を帰したのか?」
とおかんむりのコメントを残しているが、もっとも、そうした「不可解欠場」の始まりは「世界のナカノ」だってことを忘れてないか?ま、中野さんの場合は「負け戦」のケースだけだったから目をつぶるか。
前にも書いたけど、今の競輪の連中って、
「120点「以内」ならば何をしてもいい。」
みたいな甘ったれな意識の選手があまりにも多すぎる。だから雪崩のごとく落車ばっかりのレースが後を絶たない。
ところが競輪を取り巻く連中ってのも「甘い」考えの人間がいて、逆に加藤を援護するような奴もいるからたちが悪い。
「制度が悪い」
から加藤が逆に可哀想だっていう「庇い」論理だな。
何を考えているんだ!要は120点近くも不良プレーを犯すほうが悪いんだろ。
こんなことをいうようでなんだが、もし自動車でこれだけ反則キップを取られたらどうすんの?免許取り上げになるだろ!
しかも加藤は昨年度のMVPだぞ。
「本当に」腰痛ということなら仕方ないが、そうではなくて「悪意」の行為ならば許さん。競輪選手辞めていいよ。
それと、この間の静岡記念の有坂、海老根、そして今回の加藤にはどこかで「査問」をかけろ。
でないと果たして客は納得するのか?
それとは逆に競艇は事故(特にフライング・出遅れ)に関しては厳しい罰則が設けられていますが、特にここ最近「ひどい」大量落車の現状を考えると、競輪についても大幅に罰則を厳しくすべきだと思いますが・・・・。
私が提案するなら、期間を設けずに半分の60点に到達した時点で1ヶ月斡旋停止の処分にすべきで、期間が経たずに斡旋停止を頻繁に繰り返す選手については、さらに長期の斡旋停止等、厳しい処分が必要だと思います。
さらに、持病や病気による途中帰郷についても、指定病院での正式な診断書等、証明できるものが無ければ認めないようにすべきです。(途中帰郷についてどのような規定になってるか分かりませんが・・・・)斡旋停止を逃れる為の欠場についても同様に扱うべきです。
このブログを見て思いましたが、競輪選手は自己主張ばかりを繰り返し、ファンがいる事のありがたさを分かってないような感じがします・・・・。(もちろん、頑張っている競輪選手もいることは確かだと思います)ファンが応援してくれる事を考えると、途中帰郷なんてなかなか出来ないように思えるのですが・・・・。
何だかファンを馬鹿にしているようにしか思えないのですが・・・。
いや、3年前の大晦日から始まった今日のルールにおいて本来ならば国際ルールに準拠したものにしたかったはずですが、いきなりはムリということでイエローラインなどの設置にとどまりました。しかし。
大半の選手の走り方が現在のルール以前のものに凝り固まっているわけです。
「こんなルールでは走れない。」
「なんでイエローラインがあるのか分からない。」
とかいう選手があまりにも多いわけで、とりわけ追い込み専門の選手がこのようなことを言っているわけです。
確かに、今のルールは追い込み専門選手には不利なんですが、廃刀令が敷かれた明治時代に刀を振りかざし、
「俺は武士道を貫く!」
とか言う人間みたいなもので、やがて、半ばルール無視がまかり通っている走りではファンからも無視されることでしょう。
もっとも、競輪学校においては今や「競り」を教えていないみたいで、やがて来たり来る国際ルール化に対応した授業を進めているみたいですが・・・