
脚本家 ジェームス三木さん死去 「澪つくし」などヒット作多数 NHK 2025年6月18日 23時50分
NHKの連続テレビ小説「澪つくし」や大河ドラマ「独眼竜政宗」など数多くのテレビドラマでヒット作を生み出した脚本家のジェームス三木さんが、今月14日に肺炎で亡くなりました。91歳でした。
ジェームス三木さんは旧満州で生まれ、大阪の高校を経て上京し、劇団俳優座の養成所に入ったあと歌手として下積み生活を送りました。
その後、映画監督の野村芳太郎氏に師事して、脚本家の道に進みました。
テレビドラマで数多くのヒット作を手がけ、沢口靖子さんが主演し1985年に放送された連続テレビ小説「澪つくし」では波乱万丈のヒロインの愛の物語を描き、最高視聴率55.3%を記録しました。
また、1987年に放送され渡辺謙さんが主演した「独眼竜政宗」は年間の平均視聴率が39.7%と大河ドラマとしては歴代最高となり大ヒットしたほか、1995年の「八代将軍吉宗」も手がけました。
こうした功績により、1999年には放送文化賞を受賞しています。
家族によりますと、ジェームス三木さんは4月に体調を崩して入院し、一度回復して退院しましたが、今月、急変し、14日に都内の病院で肺炎のため亡くなったということです。91歳でした。
妻の山下直子さん「晩年まで仕事に携われたこと 大きな喜びに」
ジェームス三木さんの妻の山下直子さんは「ことしのはじめまで元気に過ごしていて、近年もインタビューを受けるなど活動していました。晩年まで仕事に携われたことは人生における大きな喜びだったと思います。作品をご覧になった皆様、お世話になりました皆様に深く感謝申し上げます。今後ともジェームス三木の作品をお楽しみいただけましたら幸いです」と話していました。
俳優の渡辺謙さん 追悼のコメント投稿
ジェームス三木さんが脚本を手がけた「独眼竜政宗」に主演した俳優の渡辺謙さんは、自身の「X」に「戦国時代のホームドラマを、と家族親族の機微を描いた壮大な大河ドラマでした。『謙君、これを機に僕が新しい芸名を付けてあげるよ』と笑って仰って下さった事を懐かしく、思い出しました。ご冥福をお祈りします」とする追悼のコメントを投稿しました。
NHKの連続テレビ小説「澪つくし」や大河ドラマ「独眼竜政宗」など数多くのテレビドラマでヒット作を生み出した脚本家のジェームス三木さんが、今月14日に肺炎で亡くなりました。91歳でした。
ジェームス三木さんは旧満州で生まれ、大阪の高校を経て上京し、劇団俳優座の養成所に入ったあと歌手として下積み生活を送りました。
その後、映画監督の野村芳太郎氏に師事して、脚本家の道に進みました。
テレビドラマで数多くのヒット作を手がけ、沢口靖子さんが主演し1985年に放送された連続テレビ小説「澪つくし」では波乱万丈のヒロインの愛の物語を描き、最高視聴率55.3%を記録しました。
また、1987年に放送され渡辺謙さんが主演した「独眼竜政宗」は年間の平均視聴率が39.7%と大河ドラマとしては歴代最高となり大ヒットしたほか、1995年の「八代将軍吉宗」も手がけました。
こうした功績により、1999年には放送文化賞を受賞しています。
家族によりますと、ジェームス三木さんは4月に体調を崩して入院し、一度回復して退院しましたが、今月、急変し、14日に都内の病院で肺炎のため亡くなったということです。91歳でした。
妻の山下直子さん「晩年まで仕事に携われたこと 大きな喜びに」
ジェームス三木さんの妻の山下直子さんは「ことしのはじめまで元気に過ごしていて、近年もインタビューを受けるなど活動していました。晩年まで仕事に携われたことは人生における大きな喜びだったと思います。作品をご覧になった皆様、お世話になりました皆様に深く感謝申し上げます。今後ともジェームス三木の作品をお楽しみいただけましたら幸いです」と話していました。
俳優の渡辺謙さん 追悼のコメント投稿
ジェームス三木さんが脚本を手がけた「独眼竜政宗」に主演した俳優の渡辺謙さんは、自身の「X」に「戦国時代のホームドラマを、と家族親族の機微を描いた壮大な大河ドラマでした。『謙君、これを機に僕が新しい芸名を付けてあげるよ』と笑って仰って下さった事を懐かしく、思い出しました。ご冥福をお祈りします」とする追悼のコメントを投稿しました。