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埼玉県教委:県立高校の共学化推進も具体的時期は示さず

2024-08-23 03:35:38 | 大学受験
埼玉県教委 “県立高校の共学化推進”も具体的時期は示さず NHK 2024年8月22日 18時50分

埼玉県内で議論されている県立高校の男子校、女子校の共学化について、県教育委員会が「主体的に共学化を推進していく」とする方向性をまとめ、公表しました。ただ、具体的な時期は示さず、共学化にあたっては県民の意見を丁寧に把握するとしています。

この問題は、埼玉県の男女共同参画の問題に対応する苦情処理委員に対して県民から申し出があり、去年8月、男子校、女子校の県立高校合わせて12校について、早期に共学化を求める勧告が出されていました。

これを受けて、県教育委員会はおよそ1年にわたって議論を続け、その結果を報告書にまとめ、22日公表しました。

それによりますと、男女共同参画社会の中で、高校の3年間を男女が互いに協力して学校生活を送ることには意義があるとして、県教育委員会が「主体的に共学化を推進していく」という考え方が示されました。

また、共学校や男女別学校には多様なニーズがあることから、共学化にあたっては県民の意見を丁寧に把握する必要があるとして、アンケートや地域別での意見交換などを実施する方針も示されています。

一方で、共学化する場合には一定の周知期間が必要だとして、現時点では別学校が直ちに共学化するわけではなく、時期を示さずに議論をしていくということです。

県教育委員会の日吉亨教育長は会見で「男女共同参画の推進やグローバル化の進展など社会が大きく変化しており、学校教育も社会の変化に応じた一層の変革が求められる。意見の聞き取りは丁寧に行いたい」と述べました。

埼玉県民は
県教育委員会が「主体的に共学化を推進していく」とする報告書をまとめたことについて、さいたま市のJR浦和駅前で聞きました。

さいたま市に住む18歳の男子大学生は「時代の流れで男子校、女子校はなくなっていくものだとは思いますが、すぐに廃止するのは難しいし、伝統が消えるのはどうなのかなとも思います。県がどっちつかずの判断になるのはしかたのないことだと思います」と話していました。

男子校に通っていた40代の男性は「男子校のよさはありましたが、社会に出れば一緒に仕事をすると思うので、共学化でよいと思います。ただ、賛否両論あり、簡単に結論を出せる問題ではないと思います」と話していました。

一方、女子校に通っていた40代の女性は「異性がいると勉強に打ち込みづらい部分もあり、女子校があってもよいと思います。自分の子どもには将来、男子校、女子校、共学と選べる環境があってほしいです」と話していました。

また、50代の女性は「男子校、女子校のよさもあると思うが、異性との交流がなく、苦手になる子も少なくないので、共学にしたほうがよいとも思います。共学化するといっても県は、具体的な時期を示していないので、議論を進めていってほしい」と話していました。
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