公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

河野太郎が総裁選出馬表明:収支報告書に不記載があった議員には、不記載額と同額を返還するよう求め、返還に応じた議員は、次の選挙で党の公認候補にすると説明

2024-08-27 04:28:16 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
河野デジタル相 総裁選 立候補表明「この国を前に進めていく」 NHK 2024年8月26日 16時57分

河野デジタル大臣は26日午後に記者会見し、「これまでの経験を生かして日本のリーダーとしてこの国をさらに前に進めたい」と述べ、岸田総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙に立候補することを表明しました。総裁選挙には3回目の挑戦となります。

この中で河野氏は「自民党の総裁選挙に出馬する。さまざまなところで直面している有事を乗り越えるため、これまでの経験を生かして、日本のリーダーとしてこの国をさらに前に進めたい」と述べました。

その上で「日本の果たすべき責任や役割は何なのか、明確に主張すると同時に行動に移さなければならない。次の総理大臣たる自民党の総裁を選ぶ選挙で、世界の形をしっかりと議論しなければならない」と述べました。

また、政治とカネの問題をめぐっては「捜査当局的には終わったのかもしれないが、国民から見てけじめがついたと言えるのか」と指摘し、さらに政治改革を進めていく考えを示しました。その上で、収支報告書に不記載があった議員には、不記載額と同額を返還するよう求め、返還に応じた議員は、次の選挙で党の公認候補にすると説明しました。

経済政策については「民間主導で経済を発展させるための妨げになっているような規制は、大胆に改革をしていかなければならない」と述べ、デジタルの活用や規制改革を推進して経済発展につなげていく考えを強調しました。

エネルギー政策については「当初の予想では人口減少と省エネの進展で電力需要は縮んでいき、再生可能エネルギーを今の2倍のペースで導入できれば需要と供給が合うと思っていた。しかし、最近の電力需要の急速な伸びで原発を再稼働しても足りなくなる。日本としてできることは、何でもやっていく必要が当面はある」と指摘しました。

「選択的夫婦別姓」の考え方を質問されたのに対しては、「認めた方がいいと思う」と述べました。

党の派閥のあり方をめぐっては「自民党に300人を超える議員がいて日々さまざまな議論をしており、いろいろな集まりができるのは当たり前のことだ。派閥からカネと人事の弊害がなくなれば、そういう集まりの一つになっていくと思う」と述べました。

一方、衆議院の解散については「総理大臣の専権事項であり、解散する場合に申し上げたい。今の時点で将来の自分の手を縛ることは避けたい」と述べました。

総裁選挙はこれまでに、石破茂元幹事長と小林鷹之氏が立候補を表明しています。

また、複数の議員が今週以降、表明することを決めていて、来月12日の告示を見据え、立候補に向けた動きが本格化する見通しです。

会見には麻生派5人が同席
立候補を表明した記者会見には河野氏が所属する麻生派の井上信治氏、武藤容治氏、牧島かれん氏、土田慎氏、英利アルフィヤ氏の5人が同席しました。

河野氏のこれまで
河野太郎氏は衆議院神奈川15区選出の当選9回で61歳。麻生派に所属し、現在はデジタル大臣を務めています。

総裁選挙は3回目の挑戦です。

アメリカの大学を卒業後、会社勤務を経て1996年の衆議院選挙で初当選しました。

若い頃から総理大臣を目指すと公言し、自民党が野党だった2009年の総裁選挙に46歳で挑みました。

党が政権に復帰したあとの2015年には、安倍内閣で行政改革担当大臣などとして初入閣し、外務大臣や防衛大臣も歴任。

外務大臣として、2年あまりで訪問した国と地域はのべ123に上りました。

菅内閣では規制改革担当大臣を務めたほか、新型コロナのワクチン接種の担当として、供給促進に尽力しました。

2回目の挑戦となった前回・3年前の総裁選挙では、党員票の支持を集め、1回目の投票で岸田総理大臣と1票差の2位につけましたが、決選投票で水をあけられ、敗れました。

岸田内閣ではデジタル大臣に起用され、マイナンバーカードと健康保険証の一体化を推進し、トラブルへの対応にもあたったほか、いわゆる「日本版ライドシェア」の導入など、規制改革に取り組みました。

河野氏はかねて、将来的な「脱原発」などを主張し、歯にきぬ着せぬ言動から「自民党の異端児」とも呼ばれてきました。

一方、先月には、将来の電力需要を踏まえれば、再生可能エネルギーだけでは不十分だとして原発の再稼働も必要だという認識を示し、党内情勢への配慮ではないかとの指摘も出ていました。

今回の総裁選挙に向けては、今月に入り、派閥会長を務める麻生副総裁と会談し、立候補の意欲を重ねて伝えるとともに、記者会見では「閣僚としての経験をいつか生かせる日が来ればと思っている」と述べていました。

父親は元総裁 「X」は250万超のフォロワー
父親は、自民党の総裁も務めた元衆議院議長の洋平氏。

祖父は建設大臣などを歴任した、かつての党重鎮の一郎氏と、政治家一家に育ちました。

学生時代、アメリカ・ジョージタウン大学に留学し、のちに国務長官を務めたオルブライト氏のゼミで外交政策の立案過程を学んだ経験などから、英語が堪能です。

発信力に定評があり、旧ツイッターの「X」には250万を超えるフォロワーがいます。

2002年には、洋平氏の肝臓病の治療で移植に必要な肝臓の一部をみずから提供し、話題になりました。

白地に紫のデザインが印象的な愛用のバッグはイギリス製で、肌身離さず携えています。

「くせの強い果物」ドリアンが好物で、外務大臣時代には、その匂いで省内がちょっとした騒ぎになったこともありました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 栃木県塩谷町では、2024年8/2... | トップ | ヒズボラ最高指導者・ナスラ... »
最新の画像もっと見る

自民党パーティ券裏金不記載疑獄」カテゴリの最新記事