阿寒湖 プレジャーボート沈没死亡事故で報告書 運輸安全委 NHK 2025年6月26日 10時24分
去年、北海道の阿寒湖でプレジャーボートが沈没して2人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は2人がボートに設置された高さのあるいすなどに座ったため、船体が不安定な状態になり、強風で傾いて大量の水が入った可能性があるとする報告書をまとめました。
2024年5月、北海道釧路市の阿寒湖でプレジャーボートが沈没し、釣りをするために乗っていた2人が死亡した事故で、運輸安全委員会が調査報告書を公表しました。
それによりますと、2人がボートに設置された高さのあるいすや座席に座ったことで、船体の重心が高く不安定な状態になった可能性があるということです。
そして、強風で傾いたボートに大量の水が入って沈没した可能性があるとしています。
2人は水温が低い湖に転落して、着ていた胴長やカッパに水が入って動きづらくなり、体温が低下して溺れた可能性が高いとしています。
そのうえで、小型船に乗っていて強い風が吹いているときは、島影に避難することや、姿勢を低くして船体の重心を低く保つことなどが、再発防止や被害軽減につながるとしています。
去年、北海道の阿寒湖でプレジャーボートが沈没して2人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は2人がボートに設置された高さのあるいすなどに座ったため、船体が不安定な状態になり、強風で傾いて大量の水が入った可能性があるとする報告書をまとめました。
2024年5月、北海道釧路市の阿寒湖でプレジャーボートが沈没し、釣りをするために乗っていた2人が死亡した事故で、運輸安全委員会が調査報告書を公表しました。
それによりますと、2人がボートに設置された高さのあるいすや座席に座ったことで、船体の重心が高く不安定な状態になった可能性があるということです。
そして、強風で傾いたボートに大量の水が入って沈没した可能性があるとしています。
2人は水温が低い湖に転落して、着ていた胴長やカッパに水が入って動きづらくなり、体温が低下して溺れた可能性が高いとしています。
そのうえで、小型船に乗っていて強い風が吹いているときは、島影に避難することや、姿勢を低くして船体の重心を低く保つことなどが、再発防止や被害軽減につながるとしています。