公営競技はどこへ行く

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田中幸雄は「ヒットマン」として数々の事件を実行してきたとされ、口が堅いことで有名

2022-11-05 11:12:53 | その他


中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東(おおひがし)隆行さん=当時(72)=が平成25年、京都市山科区の本社前で射殺され、殺人容疑などで特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部の田中幸雄容疑者(56)が逮捕された事件を受け、工藤会の捜査に長年従事した福岡県警元幹部の藪正孝さん(66)が産経新聞のオンライン取材に応じた。「直接的な証拠がない中、粘り強い捜査で逮捕にこぎつけた」と評価した上で、「組織的犯行を視野に、動機の解明や共犯者の洗い出しをどれだけ進められるかが、今後の捜査の大きなポイントになる」と指摘した。

藪さんによると、事件当時、田中容疑者は工藤会傘下組織の一つ「石田組」のナンバー3で、「何らかの指示を上から受けない限り、単独で事件を起こすことは考えにくい」と推測する。ただ、田中容疑者は黙秘を続けており、取り調べを通じ「供述は期待できない」と述べる。

工藤会系による一連の犯罪では、上層部の指示を受けた実行犯が逮捕後に自ら口を割ることはほとんどないという。「命令に従った実行犯の家族や親族の生活を組が保障している。逆に言えば、警察に話してしまうと家族らに危害が及ぶ恐れがある」と明かす。

特に田中容疑者は「ヒットマン」として数々の事件を実行してきたとされ、口が堅いことで有名という。平成20年1月に大手ゼネコン「大林組」の従業員らが乗った乗用車を銃撃したとして逮捕された際にも、取り調べや公判で事件の動機や背景などについて一切、口にしなかった。

このため、藪さんは「犯行前後の行動や共犯者の洗い出しを徹底することが事件解明のカギとなる。本人の供述を得られなくても、(洗い出しを進めれば)殺人を立証することはできるはずだ」と強調する。


犯行に使用された盗難バイク、拳銃の調達や福岡から京都までの移動、見張り役など、あらゆる面で協力者がいると考えられるとし、「京都府警は福岡県警と密に連携を図り、地道に証拠を積み上げていくことが、今後の捜査や公判で重要になってくる」と述べた。
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