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パリパラ:ゴールボール男子 日本が金

2024-09-06 07:36:59 | オリンピック問題と話題
パリパラ ゴールボール男子 日本が金 この種目で初のメダル NHK 2024年9月6日 7時14分

パリパラリンピックのゴールボール男子決勝で、日本は延長のすえ4対3でウクライナに競り勝ち、この種目で初めてのメダルとなる金メダルを獲得しました。

日本 ウクライナとの延長戦制し 初の金メダル
ゴールボールは視覚障害のある選手が音のなるボールを投げて得点を競います。

この種目で初めてとなるメダル獲得を決めている世界ランキング6位の日本は、決勝で世界8位のウクライナと対戦しました。

日本は、前半2分すぎに先制すると立て続けにさらに1点を加えてリードを広げましたが、その後、ウクライナの反撃にあって2点を奪われ2対2の同点で前半を終えました。

後半3分すぎに佐野優人選手がスピードのあるボールでゴールを決めて1点を勝ち越しますが、粘りを見せるウクライナに試合終了までおよそ2分の土壇場で同点とされ延長戦に入りました。

佐野優人選手が決勝点
先に1点を取ったチームが勝利する延長では互いに緊張感のある攻防を繰り広げ、日本は延長前半1分半過ぎ、ふたたび佐野選手が力強いスローでゴールを決め、4対3でウクライナに競り勝って金メダルを獲得しました。

ゴールボールでは、日本の女子は2012年のロンドン大会で金メダル、前回の東京大会で銅メダルを獲得していますが、男子は初めてのメダルが金メダルとなりました。

《日本代表 選手談話》
金子和也 主将「『人生最高の日』 きょう更新」
キャプテンの金子選手は「きのう、準決勝で勝って『人生最高の日』と言ったが、きょう更新することができた。チームメートに感謝したい」と涙を流しながら話しました。
そして、決勝の試合展開について「ウクライナはディフェンスが強く、自分たちの攻撃が全部ふさがれている感覚があった。それでも自分たちを信じて攻撃し続けた結果、最後に最高の相棒の佐野選手が決めてくれた。ずっと一緒にプレーしてきてよかったと思った」と振り返りました。
そのうえで「引き続きキャプテンとしてチームを引っ張っていって、金メダルを取り続けることを約束するので活躍を見ていて欲しい」と前を向いていました。

佐野優人「『俺が決めてやる』それだけ考えていた」
延長戦で決勝点を決めた佐野優人選手は「『俺が決めてやる』とそれだけを考えていた。得点が決まって、これほどないうれしさがあった」と笑顔で話しました。
そして「自分たちは世界選手権、東京パラリンピックと勝ちよりも負けのほうが多くて、会場でメダルマッチを見ているばかりだったので、絶対に決勝に立ってやるという思いだけでやってきた。勝てて本当にうれしかった」と話していました。

宮食行次「金メダルを首にかけて初めて実感」
今大会チーム最多の21得点を決めた宮食選手は「最後、得点が決まった瞬間は本当に実感がわかなくて『本当に終わったのかこれ』と思っていた。でも、金メダルを首にかけてくれて、この重みを感じて初めて実感を持てた」と笑顔で話しました。
また、2019年からナショナルトレーニングセンターでの練習が始まり、練習環境の改善がチーム力の向上にもつながってメダル獲得に結びついたとして「練習量が増えるとやっぱり強くなるというのはあるが、それを支えてくれる人がたくさんいて、そういう人たちのために恩返しがしたいという気持ちがあったので、感謝を伝えたい」と話していました。
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