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パリパラ:車いすテニス 上地結衣が金メダル ダブルスと2冠

2024-09-07 03:21:58 | オリンピック問題と話題
パリパラ 車いすテニス 上地結衣が金メダル ダブルスと2冠 NHK 2024年9月6日 23時52分

パリパラリンピックの車いすテニス、女子シングルスの決勝で上地結衣選手がオランダの選手にセットカウント2対1で勝って金メダルを獲得しました。上地選手はシングルスでは初の金メダルで、今大会、ダブルスとの2冠を達成です。

世界ランキング2位の上地選手の決勝の相手は世界1位のオランダのディーデ・デ フロート選手。これまで何度も大舞台で競ってきたライバルです。

第1セット、上地選手は最初のゲームでブレークに成功するなど、4‐1とリードしましたが、その後、デ フロート選手に5ゲームを連続してとられ、4‐6でこのセットを失いました。

第2セットは互いにブレークをとりあい、一進一退の攻防が続きましたが、上地選手は4-3とリードして臨んだ第8ゲームで、鋭く外に切れていくサーブやドロップショットなど、多彩な技を駆使してサービスゲームをキープするとそのまま勢いにのって6-3でセットを奪い返しました。

第3セットも途中まで3‐3ときっ抗しましたが、上地選手は粘り強いラリーや下がらず前に出て行く強気のプレーでポイントを重ね、6‐4で取ってセットカウント2対1の逆転勝ちで金メダルを獲得しました。

上地選手は自身4回目のパラリンピックで初めてシングルスでの金メダル獲得、そして今大会、ダブルスに続く2冠を達成しました。

上地結衣「最高の結果を届けられてうれしい」
試合後のインタビューでは「第1セットを取られて厳しい時間も長かったが、コートサイドで見守ってくれたチームの人たちや、会場の人たちの声援のおかげで、諦めずに最後まで戦うことができた」と涙を流しながら支えてくれた人たちへ感謝の思いを述べました。
そして「自分1人ではなく、たくさんの人と一緒に戦っている気持ちで毎日を過ごしてきたが、最高の結果を届けられてうれしい」と喜びを語りました。
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