公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

「当時、アフガニスタンは実質的に国家としての実体を失っていた」:アフガニスタン難民の子どもに日本国籍取得認める・・・名古屋高裁

2024-09-12 23:44:04 | 安倍、菅、岸田、石破の関連記事
アフガニスタン難民の子どもに日本国籍取得認める 名古屋高裁 NHK 2024年9月12日 17時55分

おととし愛知県内で、アフガニスタン出身の両親のもとに生まれた子どもについて、日本国籍の取得を求めた申し立てで、名古屋高等裁判所は「当時、アフガニスタンは実質的に国家としての実体を失っていた」と判断して国籍の取得を認めました。

代理人の弁護士によりますと、こうした申し立てが認められるのは初めてとみられるということです。

日本の国籍法では、「日本で生まれた子の父と母が国籍をもたない場合、子どもを日本国民とする」と規定しています。

アフガニスタン出身で、日本で難民と認定された両親は、おととし11月に愛知県内で生まれた1歳の子どもについて、「当時、アフガニスタンはイスラム主義勢力タリバンによって制圧され、両親は無国籍の状態だった」として、日本国籍の取得を求める申し立てを行いましたが、家庭裁判所が認めず、抗告していました。

11日の決定で名古屋高等裁判所の長谷川恭弘裁判長は「タリバンは2021年9月に建国を宣言したが、日本を含めた世界のいずれの国からも正式な国家として承認されていない。子どもが生まれた当時、アフガニスタンは実質的に国家としての実体を失っていたというべきだ」として、国籍法の規定にあたると判断し、日本国籍の取得を認めました。

代理人の永井康之弁護士は「アフガニスタン出身の両親の子どもが、日本で生まれたことを理由に国籍の取得が認められるのは初めてとみられる。無国籍になり得る同じ境遇の子どもたちにとって重要で画期的な判断だ」と話しています。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自民党は、知事が辞職要求に... | トップ | 福島復興事業の基金「21億円... »
最新の画像もっと見る

安倍、菅、岸田、石破の関連記事」カテゴリの最新記事