公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

NHKの競馬中継放送機会拡大にも尽力

2014-11-05 22:14:43 | その他
元NHK会長で紅白「育ての親」 川口幹夫氏が死去

産経新聞 11月5日(水)19時59分配信

NHKで多くの芸能番組を手掛け、紅白歌合戦の「育ての親」と呼ばれた元会長の川口幹夫(かわぐち・みきお)氏が5日、胃がんのため、死去した。88歳。通夜は10日午後6時、葬儀・告別式は11日午前11時、東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。喪主は長女、京子(きょうこ)さん。

 昭和25年、NHK入局。主に芸能番組の制作を手掛け、紅白歌合戦や「夢であいましょう」などを担当。チーフプロデューサーだった38年の第14回紅白が歴代最高視聴率81・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど紅白を国民的番組に育て上げた。ドラマ部長として大河ドラマの定着にも尽力した。

 専務理事やNHK交響楽団理事長を経て、平成3年、当時の島桂次会長が国会で虚偽答弁した責任を取って辞任した後、会長に就任。在任中は「NHKスペシャル」のやらせ問題の対応などに追われた。9年の会長退任後は、放送業界の有志で結成した「放送人の会」の初代会長も務めた。



前任者が「島ゲジ」、後任者が「エビジョンイル」という、評判の良くなかった歴代会長の合間に会長を歴任したお方だった。

したがって、ともすれば影の薄い印象もあった。

在任期間中は、BS放送のソフト拡充に注力を注いでいた。そこで、川口元会長は競馬ファンだったこともあり、当時はNHKは、総合波における7レースしか競馬中継を放送していなかったが、BS波を使ってさらにGIレースを放送できないかものかと、JRAに打診し続けたところ、会長任期終了後(つまりは、海老沢会長時代)にそれが実現し、BSを含めると、NHKでも、大半のGI競走を中継できるようになった。

また、BSで今でもオンエア中の、「世界の競馬」という番組もこの人の在任期間中に始まった。これがきっかけとなり、NHKはBS波で、1999年の凱旋門賞中継を実現させた。

ご冥福をお祈りいたします。




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 共和党が主導権握ると一層「... | トップ | 11/5の競艇 »
最新の画像もっと見る

その他」カテゴリの最新記事