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神宮外苑再開発:樹木の伐採を124本減らす案公表

2024-09-10 04:37:47 | 政治経済問題
神宮外苑再開発 樹木の伐採を124本減らす見直し案 公表 NHK 2024年9月9日 11時40分

東京の明治神宮外苑の再開発について、樹木の保全方法を見直すよう都から求められていた事業者が、伐採本数を124本減らすなどの見直し案を公表しました。今後、都の審議会を経て、樹木の伐採が始まる見通しです。

東京 新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発では、名所のイチョウ並木は保全される一方、高さ3メートル以上の樹木743本が伐採される計画となっていました。

これについて事業者は、去年9月、事業を認可した都から樹木の保全方法を見直すよう求められていて、9日、計画の見直し案を公表するとともにメディアを対象にした現地説明会を開きました。

見直し案によりますと、樹木の伐採本数は
▽新しいラグビー場の北側部分を一部ずらしたり
▽伐採を保存や移植へと見直したりして当初の計画の743本から124本減らし、619本とします。

また、イチョウ並木と、新しい野球場との間隔について、当初の計画では8メートルとなっていましたが、根の調査結果を踏まえ、生育環境の充実を図るために18.3メートルに広げるなどとしています。

現地では、事業者の担当者が見直しによって、どの樹木が保存されることになったかや、移植に向けた作業内容などを説明していました。

事業者は住民説明会を開くことを検討していて、今後、都の審議会を経て樹木の伐採が始まる見通しです。

事業者「できるだけ多くの人たちに説明を重ねていきたい」
事業者を代表して三井不動産ビルディング事業二部の対中雅人部長は「イチョウ並木の保全や樹木の保存に向けた調査や結果の分析、さらに建設計画の変更のため、見直し案の公表まで時間がかかった。これまで説明不足という課題もあったと思うので、今後は、できるだけ広く多くの人たちに対して説明を重ねていきたい」と話していました。

日本イコモス国内委員会「樹木の移植可能かや生育の検証必要」
日本イコモス国内委員会の委員長を務める国士舘大学の岡田保良名誉教授は、今回の見直し案について「樹木の保全に向けた姿勢はあると感じたが、樹木の移植が可能かどうかや、イチョウ並木と野球場の距離を離すことによる生育への効果については検証が必要だ。また、なぜ当初、見直しが必要なずさんな計画をとりまとめたのかや、プロジェクト全体の計画の責任のあり方について反省が必要だ」としています。
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