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姿勢の周知不十分:爆破予告を受けたジェットスター・ジャパンの旅客機から乗客が脱出用スライドで機体の外に出た際に腰の骨を折った事故

2025-04-24 15:39:57 | 交通系問題
旅客機脱出用スライドで骨折 “姿勢の周知不十分”運輸安全委 NHK 2025年4月24日 10時21分

おととし、爆破予告を受けたジェットスター・ジャパンの旅客機から乗客が脱出用スライドで機体の外に出た際に腰の骨を折った事故について、国の運輸安全委員会は、あおむけで滑ったことが原因で、会社から乗客への正しい姿勢の周知が不十分だったとする報告書をまとめました。

おととし1月、成田発福岡行きのジェットスター・ジャパンの旅客機が、爆破予告を受けて急きょ中部空港に着陸した際、脱出用スライドで機体の外に出た乗客乗員142人のうち乗客5人が重軽傷を負いました。

このうち1人が腰の骨を折る大けがをした事故について、運輸安全委員会が24日、調査報告書を公表しました。

それによりますと、この乗客はあおむけの姿勢で脱出用スライドを滑り、着地の際に腰から地面に落ちたということです。

あおむけの姿勢で滑った理由として、会社が、上体を起こした着地しやすい姿勢で滑ることを客席のしおりや離陸前の説明で周知していなかったことを挙げています。

また、乗客に対し、あとに続く乗客の着地を補助するよう客室乗務員が十分に依頼しておらず、ほとんどの乗客は補助がない状態で着地したとしています。

今回は火災や衝突の際の「緊急脱出」に比べて緊急度の低い「警戒降機」という対応で、会社は「警戒降機」の際の補助を求める手順を定めていなかったということです。
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